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夫が大好きで生きるのがしんどいです。

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夫のことが大好きでつらいです。

こんなことを言うと、惚気かと呆れられるかもしれませんが、生きるのが苦しくなるほど思い詰めてしまっています。

以前夫は出張ばかりで、1年の8割を一緒に過ごせない生活でした。
私の精神に限界がきてしまい、夫が辞める覚悟で職場にかけあってくれ、今は出張のないポジションに置いてもらって毎日帰宅出来る環境となりました。

私のせいで大好きな夫に負担をかけてしまったと泣いても、夫は「1番大切なのはあなただから」と優しく笑って抱きしめてくれます。

こんなに素敵な人と巡り会えた私はとても幸せだと思います。
しかし、ネガティブな性格が災いして「こんな幸せ続くわけがない」と思うようになってしまいました。

そんなとき夫が数日高熱を出してしまい、このまま死んでしまうのではないかという恐怖に襲われました。

大好きな夫を失うことがとても怖いです。
他に何もいらないから、生きてそばにいてほしいと願っています。
普通のことなのかもしれませんが、この考えのせいで普段の幸せを素直に受け入れられなくなりました。
常に夫を失うことへの恐怖に支配されている状況です。
急に涙が止まらなくなったりします。

不妊治療をしていることもあって、情緒が不安定になっている部分もあるかと思います。

しかし、この先に受け止められないくらいの不幸がくるのなら、幸せな今死んでしまいたいと思うようになりました。

夫と離れたくないがゆえ、夫に先立たれる前に死にたいのです。

どのようにすればこの考えから抜け出せるのでしょうか。
しんどくてつらくて気が狂いそうになります。

夫には全てさらけ出して、相談もしています。
それでも優しくされればされるほど好きになってしまい、つらいのです。

助けてください。

2022年10月13日 7:31

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お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

自未得度先度他の心を

こんにちは。
タイトルを見て、正直「お悩みが素敵だな」と感じました。
私も妻にそれほど愛されてみたいと感じたほどです。

いわゆる赤い糸のパートナーと巡り会えたのでしょうね。

しかし実際の感情を想像するに、全く楽しい悩みでも無いようですので、私なりの見解をお伝えさせていただきます。

『他に何も要らないから側にいて欲しいと願うご主人と離れたくないがゆえ、先立たれる前に死にたい』

これは申し訳ないですけど、自分勝手ですよ。

そんなにも大好きなご主人が、最愛の人りんさんが亡くなった場合、どう思うか?というご主人が受けるダメージのことを考えた部分が見当たりません。

自分の要望を受け入れ出張の無いポジションに配属を希望し「1番大切なのはあなただから」と言ってくれるご主人が悲しむに決まっていることを、ご主人のことが大好きでたまらないりんさんに出来るはずがありません。

自未得度先度他(じみとくどせんどた)という言葉があります。
曹洞宗・道元禅師が正法眼蔵の中で述べていらっしゃる言葉です。
「自らは未だ得ていなくても、まず先に他に得させてあげる」という言葉で、噛み砕くと「自分の幸せよりも相手の幸せを考える」というふうに私は捉えています。自未得度先度他、この言葉をネット検索するといろいろな話が出てきますのでぜひ読んでいただきたいと思います。

この幸せが続くはずがない、と書かれていますが、続けるために努力するから幸せなんだと思います。

いま頑張っている不妊治療の末にご主人との間に新しい命を授かることを楽しみに生きていくのも良いと思いますし、ずっと二人きりだったとしたら新婚生活がずっと続くというふうに考えるのも良いと思います。(私たち夫婦は、授かりませんでしたが、気持ちを切り替え新婚生活が20年目に入ったというふうに思っています)

自分が死んでしまっても構わないぐらいに愛しているご主人に対して、できることはたくさんあると思います。まだそれに気づいていないだけではありませんか?夫婦は支え合うことで成立する関係だと思います。ご主人を支えられる部分が何なのか?見つけてみようとするのはいかがでしょうか?

大好きなご主人のことを、純粋に惚気話で話してくれる日を楽しみにしています。

2022年10月13日 12:14
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有り難し
おきもち

鈴木貴雅(すずききが)
名古屋にあります曹洞宗千光寺にて、寺院内にリラクゼーション空間を作ってお客...
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質問者からのお礼

優しいお言葉、ありがとうございます。

「自分勝手」とご指摘いただき、ハッといたしました。

自分のことばかりでとても視野が狭くなっていたように思います。

日によって気分の浮き沈みがあり、毎日安定して穏やかに過ごすことは難しいかもしれませんが、「夫の悲しむことはしない、夫の幸せを考える」を思い出せるように頑張ります。

夫には支えてもらってばかりなので、私も夫を支えられるように何ができるのか、考えてみたいと思います。

ありがとうございました。

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