カルトに入った元親友についての相談
いつもお世話になってます。
お陰様でお勤めも毎日するごとに気づきが増えました。
今回の相談は、大学時代の親友がカルトに入信して10年弱経つことです。
5年前までは県外でしたがよく連絡取っていて、入るときもその時はカルトがよくわからなくて止めもしなかったんですが、最初はよくある手口の勧誘にさそわれて…とのことです。
5年前に久々に親友とあったらミニマリストより物がさっぱりしていて、人を殺めてもいい、私はもっと教団の上に登らなければならない、みたいな焦りがありました(後で調べたら仏教やヒンドゥー教など様々取り入れた公安も見張ってる某カルトでした)。最初は優しくしてたんですが帰りに怖くなって喧嘩別れしてしまいました。
当時悩んで私も縁切り寺にも行きましたが「そんなことで縁を切るのかね。別れなくても良かっただろうに。」と言われ、縁切りじゃなく仲直りの祈祷をされました。
それから時間が経ち、確かにそうかもしれないな。と思いました。でも当時の自分の限界だったから仕方ありません。
何となく感じるのは、自分がまず日々丁寧に生きてどっしりすること、長い目で遠くから見守ることを目標にすることしか思い付きません。
親友だった人のために、直接でなくても今できることはもうないのでしょうか?
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
❝愛の反対は憎しみではない。無関心である❞—マザーテレサ—
『脱カルト問題』に取り組んでおられる方が「三月一年」とおっしゃっておられました。カルトに勧誘されている期間が3ヶ月以内の人は「注意やアドバイス」を受けいれるようですが、1年以上勧誘された(or入信した)人は全く聞く耳を持たず、「脱会」させることは困難という事でした。
あなたの親友の場合10年弱という事ですので、無理でしょう。下手に「救ってあげよう」などとすると❝ミイラ取りがミイラになる❞可能性すらあります。冷たいようですが、親友ご本人が「自覚する=気付く」のを見守るしかありません。
「脱会」したいという相談を受けた場合、相談に乗ってあげて下さい。但し、あなた一人で対応するのではなく、『脱カルト問題』に取り組んでおられる方々のアドバイスを受けて下さい(ネットで調べれば、色々出てきます)。
〈自分がまず日々丁寧に生きてどっしりすること、長い目で遠くから見守ることを目標にすること〉・・・これで充分です。要するに「関心を持ち続ける事」が一番大切でしょう。
マザーテレサさんのお言葉に❝愛の反対は憎しみではない。無関心である❞とあります。関心を持ち続けること・・・それが、今のあなたが親友にできる、唯一&ベストなことだと思います。合掌
質問者からのお礼
素早い対応ありがとうございます。
どこか心の中でずっと刺さって苦しんでいたことだったので、今頃涙が出てきました。そういうやりきれない方は多かれ少なかれ多いと思います。
親友の問題があったからこそ、どっしり生きられるよう自分を整え、もし何か連絡があったら暖かく迎えられるよう、何か脱会で困ったときがあったらサポートや支援をしてもらえるところに連絡できるぐらいの余裕と知識が持てる大人になるよう、少しずつ自分も成長します。
昔は私が助けてもらってばかりだった親友だったので、本当に今更やりきれないです。でも、理不尽だからこそ今を大切にして生きようと。無関心にならないようどこかで心に留めておきたいと思います。