人と比べて過去の後悔にとらわれてしまう
周りが幸せに生きてうまくいってることばかり目についてしまい、過去ああすればよかったばかり考えてしまいます。
ぐるぐる同じ思考になってしまい、バカにされたことを反芻して苦しくなる毎日です。
今仕事をしてない状態なのですが、就職したくて焦る気持ちがあるのに、実際転職活動するとやっぱ辞めたい、働けるか不安となってしまいます。
上手くいっていないことが知り合いにばれて、また落ち込む出来事が起こるのではと不安な毎日です。
周りと比べると自分はこんなんじゃだめだと思い、子供の頃に戻りたい気持ちでいっぱいです。
特に話せる友人もおりません。
どうやって気持ちを整理して、前向きに行動できるように、自分を変えることができますか。
今までのお話を読んで受けた感想や改善点などありましたら、ご助言いただけますと嬉しいです。
よろしくお願いします。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
あなたのせいではない。
まなか 様 相談ありがとうございます。
まずは深呼吸して心を落ち着けましょう。
さて、人の脳には進化する前から具わっている古い脳と、進化して具わった新しい脳があります。古い脳は、生きていくために本能的に自己防衛するために働きます。新しい脳はよりよく生きることを主に思考します。
パワハラや虐めや仕事のストレスなど悩みを抱えると古いのが発動し、自己防衛をはじめます。逃走や凍り付く(動けなくなる)などの反応を引き起こします。そして、新しい脳が遅れて発動します。「よりよく生きるためになんとかしたい」って。
そして、古い脳と新しい脳とが葛藤を起こします。「(古い脳)今動いたら危ない(新し脳)明日は動きたい。(古い脳)こんなんじゃだめだ。(新しい脳)またでもパワハラにあったらどうしよう。」こんな具合です。
さて、ここで考えて欲しいのです。まなかさんは、人としての脳を人として生まれてきたので、必然的に持っているのです。何が言いたいのかというと、葛藤を繰り返す苦しみのループは、人として本来具わった脳のせいで、あなたのせいではないということです。あなたの悩みはあなたに責任はないのです。あなたが悪いのではなないのです。悩むように脳が自動で動いているのです。少し気が楽になりましたか?
では、この古い脳と新しい脳の葛藤、苦しみのループから脱するにはどうしたらよいかというと、まずは自分自身をしっかりと癒やすことです。自分に優しさや思いやりを向けて癒やし、脳の葛藤のせいで私のせいではないと繰り返し思うことです。それには、マインドフルネスの瞑想や、心をなだめる呼吸法が効果的です。だんだんとパワハラを受けた傷が癒えていきます。
さらに、自分に向ける「慈悲の瞑想」がよいと思います。
「私が幸せになりますように。私が苦しみから解放されますように。私が喜びにあるれますように。私が平穏でいられますように」と祈るような穏やかな瞑想です。
きっと改善されていくと思います。参考にしてください。一礼
追伸:お礼メッセージありがとうございました。自分を癒すということをヒントに、自分の為に行動してください。ご縁に感謝申し上げます。合掌礼
質問者からのお礼
お忙しい中、アドバイスいただきありがとうございます。
参考にさせていただきます。