自分の両親の重病や葬儀に一切無関心の人
霊魂 あの世 輪廻転生などについてこれまで何度か質問させていただいた者です。
いろいろ読ませていただいているのですが
お釈迦様は基本は「無記」。それよりも 今現在から先の生き方の方が大事という教えであることはなんとなくわかりました
ただ 釈然としないところもあります。
私がhasunohaで最初に質問したのは以下(昨年12月下旬)になります。
https://hasunoha.jp/questions/63751
ここのお礼でも親族の入院について触れたのですが
今年に入って 義理の伯母が亡くなりました。
叔母の縁者は夫(私の伯父で喪主)と娘(既婚)が一人
私の自宅から遠く3時間かけて 葬儀に行ったのですが
葬儀には娘(私にとって従姉、おそらく戸籍上は除籍されています)が来ておらず 花も何も出しておらず葬儀代も1円も出さなかったそうです。
葬儀に欠席したのは病気が理由だそうですが、葬儀が終わった数日後にやってきて、アクセサリーなど金目の物だけを持ち出して30分ほどして帰ったそうです。
そして今度は伯父が入院しました。現在も病状が思わしくありません。
親戚が「今度はあなたのお父さんが入院した」と従姉にメールや電話をしても応答なしで無視状態で、他の親戚が電車やバスを乗り継ぎ病院の入院手続きをしたり、着替えなどを持っていく状態のようです。
従姉からみれば 母が亡くなり、父が重病なのに 他人のような無関心さ
葬儀に出なかったのも仮病じゃないかと噂されています。
従姉は両親をよく思っていなかったのか、亡くなれば無になるから亡き人を想っても無駄と思っているのかはわかりません。
(ブログ、動画、twitterなどでは どういう理由かスピリチュアリズムに対して異常なまでの憎悪を抱いて 霊など存在しないと言い張り、霊能者や占い師を名指しで罵倒している人を見かけますが、従姉はもしかしたらそのようなタイプかもしれません。その場合亡くなった人をセミの抜け殻程度にしか思っていないのでしょうか?)
いずれにせよ、もし霊やあの世があった場合、
義理の伯母があの世から見ていたら 両親を見捨てる娘に対して本当に悲しい思いをしていると思います。
私が霊やあの世について真相を知りたいと思うのも
このようなところに原因があるのかもしれません。
本当にこれでいいのでしょうか?
やりきれないです
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
動物と同じ
身内の病気や死や法事等に無関心なのは、人間だけの基準で考えたら「冷たい」とか思ってしまいますが、動物だったら普通のこと。
そして、人間と動物との線引きは実は曖昧なのかもしれません。
姿形が人間でも、動物のように「冷たい」ヒト、動物のように自分の欲望最優先のヒトもいます。
それは、能力の個人差なので仕方ありません。
もちろん、能力には先天的な差と後天的な差があり、従姉さんがなぜそうなったのかはわかりませんが。
少なくとも現時点で、従姉さんには、平均的な日本人が持ち合わせている常識がなく、それは能力の問題かもしれない。
能力が足りない(動物並み)だったら、彼女を憎むよりもむしろ「可哀想」なのかもしれません。
見つめていくことでしょうか
拝読させて頂きました。
あなたがその人の行動を疑問に思うのも無理からぬことかと思います。詳細なことはわかりませんけれども、私もそう思ってしまうでしょうからね、あなたのお気持ちわかる様に感じます。
その人がどうご両親様のことをどう思っておられるのか全くわかりませんが、その人が生まれてきて育ってきたことと少なからず関係はあるとは思います。その人とご両親がどの様な関係の中で成長なさっていらしたのかわかりませんけれども、少なくとも多少なりともご両親に影響は受けていらしたとは思います。
成長なさる中からご両親とのコミュニケーションや関係性は必要最低限で病いをわずらっても意に介さず、お亡くなりになられても最低限で相続できるものは相続しようと思ったのでしょうからね。
それは選択の自由があるでしょうからぬか。
ただその人の意識や行動がずっとそうかといえば決してそのままではなく変わっていく様に思います。
いつかは身が老いて病にもなっていき自分のこれからを見つめなければならない時がくるでしょう。そうした時に自分と親やご先祖との関係性も見つめる時期が来るのではないでしょうか。その時にその人がどう思われるのかはわからないですが、様々な迷いや不安や恐れや悲しみや愛着も沸き起こってくるかもしれません。ひとそれぞれに思い向き合う時は違うでしょうからゆっくりと見守ってみることでもあると私は思います。
私達は様々な巡り合わせやご縁のつながりの中で生きています、どんな状況にあったとしてもそのご縁が切れることはありませんからね。
その人が心穏やかに毎日を生き抜いていつの日かご両親やご縁ある方とのつながりの大切さに気付かれて心から安心なさって皆さんと一緒に今生を生き抜かれ、仏様や神様やご先祖様に導かれていかれますように心より祈っています。
そしてあなたもこれからの未来を健やかに大切な方々と一緒に心から穏やかに幸せに生き抜いていかれます様に切に祈っています。
至心合掌 南無阿弥陀仏なむあみだぶつ
質問者からのお礼
誠意ある回答 ありがとうございました。