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夫より離婚したいと言われました。

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現在私は生後7か月の子育て中です。結婚して1年とちょっとです。出産前は夫婦仲良く新婚生活を楽しんでいました。しかし、産後喧嘩が多くなり、先日離婚したいと言われました。原因は生活に関するお金のことや、家事育児のことを話し合いのなかで価値観の違いがあること、私が育児でイライラしてしまったこと、私への不満がたまりそれが限界だと言われました。
夫は育児に積極的ではないにしてもしてくれています。私にも悪いところはあり、育児に疲れた時や、飲み会、夫が趣味のライブに行っている時など実家に帰って泊まってしまい、夫に寂しい思いをさせてしまっていました。
まだ結婚生活も子育ても始まったばかり、価値観の違いがあるのはしょうがないと思っていました。ただ、夫はまだ独身時代のままなような気がします。夫は出産後2回、子供と私をおいて趣味のライブに行っていました。貴重な平日休みは自分の予定に使っています。好きな服も欲しいと買っています。夫婦2人とも同じくらいの収入があるため、趣味に使うお金に関しては好きにさせています。先日これからもライブに行きたいと言われました。息抜きは確かに大切ですが、子供と私をおいてライブに行きたいと言う夫にがっかりしました。また、まだ生活の基盤もできていない中、マイホームも購入したいと言われ住宅会社と打ち合わせもしていましたが、何も準備していない中家を買うのは早いと思います。子供が産まれれば子供にお金を残してあげたい、子供が不自由なく生活してほしいと思い、子供の貯金もしてあげたいです。そう言った価値観でお金のことも話し合ってきましたが、なかなか分かり合えません。住宅購入云々よりも今は子供過ごす時間を大切にして欲しいと思ってしまいます。
ただ、急に価値観を変えるのは無理なことだと思っています。夫婦の価値観を擦り合わせていく時間がまだまだ必要だとわたしは思っています。そのためには大事な話の場合衝突しても仕方がないと思っていました。ですがそれが夫にとってはそれが限界だと言われました。
最近私も体調を崩すことが増えおり、夜眠れなくなり、今は体調を崩してしまいました。もうどうしたらいいのかわかりません。

2023年2月23日 11:20

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お坊さんからの回答 2件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

すぐ結論出さないで下さいね。

拝読させて頂きました。
旦那さんとケンカになってしまったり、価値観や生活スタイルや結婚生活について意見が合わずに離婚したいと言われたのですね。あなたは大変ビックリなさっておられることでしょう。あなたのそのお気持ちとてもわかる様に感じます。
まだ結婚なさって日も浅いですし、ましてお子さんも生まれて間もない時期ですよね。
先ずはひとまずあなたも旦那さんも早まることはやめましょう、ひとまず一息ついてみて気持ちを少しずつでも落ち着いてみましょう。今すぐに答えや結論を出すことはありません。ゆっくりと落ち着いてから冷静になって自分のことを見つめてみましょう、また相手のことそして何よりお子さんのことを見つめて下さいね。
感情に任せて切れないことですし、少し心にゆとりを持って下さいね。
あなたにとっても旦那さんにとっても本当に大切なことがあるはずです。
目先の感情や趣味や欲望に流されずにもう一度ゆっくりと自分が生きることや相手が生きることやお子さんが生きることを見つめ直してみて下さいね。
ですから離婚はとりあえず保留なさって下さい。
どこの夫婦間も生まれも育ちも違うのですから価値観や考え方や生活感も違っているのです。その上で一緒に生きる約束をなさっていらしたのです。それぞれに違うことがあって当たり前なのです。それをお互いに話し合っていくことがとても大事なことですし、ある程度合意しながら歩んでいく中で人として成長なさっていくのです。
嫌なこともやりたくないこともあるでしょうけれども、話し合いながら一緒に分担なさり分かち合っていくのです。
どうか安易に結論を出さないで下さいね。
あなたや旦那さんがお互いに話し合いながら尊重し合い思いやり、これからの未来を助け合いながら仲良くお子さんを育てていきます様に、皆様が心から幸せに生き抜いていかれます様にと切に祈っております。そして皆様を心より応援させて頂きます。

2023年2月23日 17:14
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有り難し
おきもち

個別相談可能
脱サラして10年が経ちました。栃木県佐野市の一向寺に勤めています。(佐野ラーメンが有名な処です。)これからも皆様のご質問に対して誠心誠意回答させて頂きたいと存じます。まだまだ修行中の身ですので至らぬ点あろうかとは存じますが共に精進して参りましょうね。お寺にもお気軽に遊びに来てください。
ご相談は朝から午後5時まで受け付けております。 人間関係や恋愛のお悩み、自殺願望、大切な方の死に直面した苦しみなど、どんな内容でも構いません。一人で抱え込まずに、ぜひお辛いお気持ちを吐き出してください。 仏様や神様、ご先祖様は、いつもあなたを見守り、聞いてくださっています。あなたが少しでも穏やかな気持ちになれるお手伝いをさせていただきます。

親権、養育費の話し合いを

離婚する場合、親権はどちらにするのかわかりませんが、親権を手放しても父母ですから、養育費はきっちり払うべきです。
日本ではひとり親世帯の貧困率が高いのですが、その最大の要因は、離婚した相手が養育費を払わない(もらわない)ことです。
まさか夫は、離婚すれば独身生活に戻ってお金も使い放題とか考えていないですよね?
普通に考えたら、同居している方が住宅コストなど生活費が節約できます。
離婚したら別々に住宅や電化製品を用意するのだから、今より貧しくなるはず。
それを、夫だけが今以上に贅沢して養育費を払わないなら、そのツケはお子さんの将来に回ってきます。
価値観が合わないなら離婚すれば良いですが、子供第一で、養育費や面会交流の約束をしましょう。
家族仲良く色んなものをシェアできる方が、リッチ(余裕がある)生活になりやすい気がします。

2023年2月23日 16:57
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おきもち

がんよじょうし。浄土宗教師。「○誉」は浄土宗の戒名に特有の「誉号」です。四十代男。 仏教は、悩み苦しみを制御したり消したりするための教えです。まだまだ未熟者の凡夫ですがよろしくお願いします。

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