生きづらさを感じて毎日消えたいです。
私は、すぐに人を疑うし妬むし楽する事ばかり考えるしなんの能力もないだらしなく良い所がない人間です。
ですが、人に嫌われるのが怖く優しくて親切な人間であるように毎日気持ちを張っています。
その結果、結婚後にできた友人達には、あなたは本当に心があってあなたのように他人のために自分を削っている人に出会った事がないと言われます。
確かに自分よりも誰かのためにと思う気持ちは強いですが、それは思いやりなのか、ただ自分を良く見せたいだけなのか自分にもわからないです。
人に感謝されても素直に受け取れず誰にも心を開けないです。
本当なら今の私は人から見たら恵まれて幸せなのだとわかっていても、自分自身では私は不幸で消えてしまいたいと毎日考えてしまいます。いつも些細なことで人を疑う気持ちや怒りがあり、安らげないです。
どうしたら憎んだり疑ったりせず人や自分を許せるのでしょうか?
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
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そんな自分が居ていいと思う。
すみれ 様 相談ありがとうございます。
まず、人を疑ったり、怒りがあったり、安らげない、そんな自分が居ていいと思うことです。人の感情は、小学生の子供達のようで、いろんな感情が湧いてくるものだと思います。ネガティブな感情を否定せずに、それが出てきたら少しそこから離れるような、自分を客観的に観るような練習をすれば問題ないかと思います。
もし、今、「私は不幸で消えてしまいたい」と思っていたとし、傍に親友や恩師や大切な人がいるとしたら、あなたにどんな優し言葉をかけてくれるでしょうか?どんな穏やかな雰囲気であなたをハグしてくれるでしょうか?そしてどんな励ましの言葉をかけてくれるでしょうか?
イメージしてみて、出てきたイメージをメモしてください。
そのメモを見る癖をつけて、ネガティブな感情が出てくるたびに役に立ててみましょう。
あなたが「優しくて親切な人間であるよう・・・」振舞っているとき、優しさを活性化している脳の部位があります。その部位は、自分に優しさを向けるときにも活性化します。ですので、優しく親切な人間であるように、気持ちを張らなくていいので、リラックスして自分に向けてみましょう。
自己批判は役に立たないことは、何となくわかっていらっしゃるようなので、ネガティブ感情を持っている自分がいていいと思い、親友や大切な人もイメージを借りて優しさや思いやりを自分に向けてみましょう。
仏様の心は誰にでもあります。もちろんあなたにもあります。良いところがない人間ではなく、良いところを持ちながら気づかないだけだと思いますので、気づけるし自分に優しさが向けられると思って、振舞ってみてください。
きっと大丈夫だと思います。参考にしてください。一礼