兄と弟について
はじめまして。
ご相談よろしくお願いします。
①兄は見た目や体型、服装に気を使わず清潔感がありません。
だから人に見られた時どう思われるか怖いです。自分の評価が下がるというのも多少はありますが、大切な兄を低く評価されることで私が傷つくからです。
容姿を良くしようと努力や意識できない兄に対して、疑問に思うこともあります。しかし、本人や父母にこの思いを伝えたことはありません。
このような思いをもつことじたいおろかでしょうか?どのような考え方で入ればいいかアドバイスいただけませんでしょうか?
②兄の見た目を改善したいと思い、有名な美容室を予約しました。
そしたら兄は美容室はいらないと言うのです。仕事やプライベートにかかわるので勝手に予約されても困ると。
もっと自分で努力してくれれば私もこんなに考えなくていいのに、なんでだろう、と苦しくなりました。
美意識なさすぎる兄に対して、どうしたらもう少し改善してもらえますか?
もうすぐ親族皆で会う機会あり、どうすればいいのか悩んでいます。
芸能人のようになってほしいのではなく、
一般的な清潔感や意識をもってほしいのです。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
命は個性であり全て尊いもの
お兄さまについてのご相談読ませていただきました。あなたは身なりに気を使うきちんとしたご性格のように思えます。私にも兄弟がいますが性格は全く違います。でも性格が違うということは個性とも言えます。結論から言えばあなたのお兄さまはお兄さまなりに生きている訳で、また、人間は見た目ではなく中身が大切なのではないでしょうか。
もちろん、あなたはそんなお兄さまが許せないともお感じになっていますから、一度きちんと向き合ってお兄さまに身なりにをきちんとして欲しいと申し上げるのも一案に思います。兄弟だから言える事でしょう。
しかし、基本的にはそれぞれの個性で私たちは生きています。話し合ってもお兄さまが改善してくれないこともあるでしょう。
阿弥陀経の中に青色青光、黄色黄光、赤色赤光、白色白光という一説があります。これはお浄土の池に咲いているはすの花の色の情景を述べています。お釈迦はこの情景を例えて全ての命には個性があり、その個性ある命は全て尊いとお説きになりました。あなたの命もお兄さまの命も同様に尊いのです。そのような観点から考えたら腹もたたなくなりませんか。
お釈迦さまの教えをどうぞ参加にしていただきたいと存じます。合掌
質問者からのお礼
ありがとうございます。
基本的にはそれぞれの個性で私たちは生きているとのお言葉にそうだなと思いました。
アドバイスくださり、ありがとうございました。
感謝いたします。