愛犬を殺してしまいました
愛していた愛犬を殺してしまいました。
10年以上我が子のように可愛がっていた愛犬が、少し前から病気になり苦しんでいました。もう老犬で、毎日どんどん弱り、何も食べられないまま数週間が経ちました。ヨタヨタと歩き、転び、水だけを飲み、それすら吐く。苦しそうで苦しそうで見ていられませんでした。もういつ亡くなってもおかしくないと動物病院で言われてました。私もこの子を愛して大切にしてきたからこそ、早くこの子の苦しみが終わることを願って撫でてました。
また、このタイミングで仕事がリモートワークではなくなり、お留守番の時間が増えることでひとりきりで亡くなることが心配でした。
それもあり、もうこんなに苦しむくらいなら私の目の前で腕の中で逝かせてあげたい、と思い、悩んで悩んで実行しました。腕の中で私の手の力で殺しました。
もう今は後悔しかないです。愛犬の最期は、本当に苦しいものになってしまいました。弱っているとは思えないほどの力でジタバタと暴れ、目は充血、口から泡を吹いていました。私がやったことなのに、なぜか私はもうこんなに弱っているから眠るようにそのまま受け入れると思い込んでいて、こんなに苦しませることになってしまうとは思っていなかったんです。途中でどうしようどうしようと思いながらも、ここで手を離したら余計苦しむだけだと思い直し、最後の力を込めました。
今はもう、なぜあんなことをしたのか。
苦しいだけの人生を終わらせてあげたかった。私の目の前で看取りたかった。結果的にそうなったけど、壮絶な苦しい最期を味合わせてしまった。安楽死などではなく、窒息です。
もしこの行動をしなかったらあと何日生きていたんだろう、もし私が殺さなかったら穏やかに死ねたのだろうか。
毎日毎日考えてしまいます。
あの子は私を恨んでいるのでしょうか。
あんなに私を愛してくれていたあの子は、最後に見たのは力を込めてくる私で、裏切られたと思っていないでしょうか。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
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心を込めてお祈りさせて頂きます
拝読させて頂きました。
あなたのその子を思うお気持ち、苦しみや悲しみや辛い思いを読ませて頂きました。筆舌に尽くしがたいその子への想いがあったことでしょう。あなたのその思い全てはわからないですけれども、あなたのその子への想いを心よりお察しします。
その子が一切の苦しみから救われて心から安らかになります様にと心を込めて仏様や神様にお祈りさせて頂きます。至心合掌 南無阿弥陀仏なむあみだぶつ
あなたもどうかその子が安らかになります様にと心を込めてお祈りなさって下さいね。そしてあなたのその子への様々な思いをありのまま心からお伝えなさって下さいね。
その子は必ず仏様や神様に導かれ、あなたのご先祖様がその子を優しいお迎えなさって下さいます。その子は仏様のもとにてご先祖様と一緒に一切の迷いや苦しみや痛みからも救われて心から安心なさるでしょう。その子はもう何の憂いもなくなり清らかに円満にご先祖様と一緒にご成仏なさっていかれます。
そしてあなたのことをこれからも優しくいつもお見守りなさって下さいます。あなたのその子への思いも全てその子に届いていくのです。その子はあなたの思いを優しく受け止めて下さりあなたに寄り添っていて下さいます。
その子は不思議なご縁に恵まれてあなたに出会いあなたと一緒に心から幸せに生きたことでしょう、きっとあなたをいつも慕いながらあなたを愛し感謝なさっていたでしょうし、あなたへのその気持ちは今もこれからも変わることはないでしょう。そしてその子は与えられた命を全うなさって往かれたのです。その子は幸せに生き抜いていかれたのです。
あなたにとってもとても辛かったでしょうけれども、その子はあなたのもとで与えられた命を全うなさり旅立たれたのです。そして今は安らかにご成仏なさってあなたを優しく見守り続けていて下さいます。
いつの日かあなたがその天寿を全うなさる時には必ず仏様や神様があなたをお導きなさって下さいます、そしてその子がご先祖様を連れてあなたをあたたかくお迎えなさって下さいます。そしてその子とあなたは共に喜び合い分かち合い、共に安らかにご成仏なさっていくことができるのです。
あなたがこれからもずっとその子とのご縁を大切になさりながら与えられ人生を心から豊かに幸せに生き抜いていかれます様に切に仏様や神様やご先祖様やその子に祈ってます。至心合掌
その手は、、
ハスノハに相談いただいたということは、このような道を辿るまでにいろいろな葛藤や悩みがあったこと察します。
よかれと思って頭の中で描いた行動が、必ずしもハッピーエンドにならず、後悔の種となる。
特別な話ではないです。
ねがわくは、頭でどうこう考えるより、その手で愛犬を撫でてください。
その手で焼香をして
その手で合掌して
その手で骨を拾ってください。
そしてまた、その手で願ってください。
けいさんの手は、扱い方によっていろいろな面をみせますが、これからは後悔のない人生を歩む方向に使ってくださいね。
愛犬の本当の死因は、生まれたからです。
窒息であろうか、病気であろうが、老衰であろうが、生あるものには必ず死が訪れます。
その手を責めないでください。
その手は誰かを苦しめるためでなく、誰かを勇気づけるために使ってください。
なまんだぶつ。