回答 1
有り難し 11現在うつ病治療中です。
原因は家族、特に父親との確執です。
父は、アルコール依存症でゴルフクラブを日常的に振り回し、長年の不倫の末に隠し子までいました。
4年前、本籍を取り寄せたときに隠し子が判明し、誰にも相談できなかったことから適応障害になり、今ではうつ病と診断名が変わりました。
母はというと、末の弟ばかり可愛がり、私のことは冷遇してきました。
また、気に入らないことがあると両親から数日間無視される、という罰を与えられました。
私は自立するとすぐに家を出て、連絡も取らないようになりました。うつ病の治療も行ったことで、ずいぶん生きやすくなりました。
ですが、最近また昔の記憶がフラッシュバックして落ち込むことが増えてきました。時折このような状態に苦しめられます。
うつ病の再発とも考えられますが、やはり親からの呪縛からまだ自由になれていないからなのだと思っています。
どうしたらこの苦しみから逃れられますか。何をやっても楽しくないし、生きていることに喜びを感じる瞬間がありません。機会があれば死んで消えてしまいたいと思うことすらあります。
生きる喜びを教えてください、お願いいたします。
お坊さんからの回答 1件
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
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tsuki 様 相談ありがとうございます。
現在うつ病の治療中ということなので、お医者さんの方を優先していただくことをお願いします。
そのうえで、まず自分を癒やすこと、どんなことでもいいので、癒されることが必要です。そして、自分に優しさや思いやりを向けて、安心安全感を感じてください。
さらに、アルコール依存症でゴルフクラブを日常的に振り回された時に感じた感情を恐怖とか、怒り、あるいは抵抗できない自分の悲しさや悔しなど、
感じるままに、息を吐くときに体の外へその嫌な感情を何度も吐き出していきましょう。繰り返し何度もです。
また、母から冷遇された時の、怒りの感情や孤独感も吐き出しましょう。
そして、こう思ってください。「すべてのネガティブ感情は、私のせいではないし私の責任ではない。私が悪いのではない」と何度も思ってください。
本当に、あなたは悪くないのですから、堂々と思ってください。
そしてさらに、今、うつ病的で苦しんでいるあなたに、最も信頼できる人（親友や恩師など）があなたの辛さをわかり、あなたを支えようとして、あなたの傍で温かく抱きしめるようにしています。そして「大丈夫だよ」「安心していいよ」と語り掛けてくれることをイメージしてみましょう。さらにフラッシュバックで嫌な体験が蘇るとしても、その信頼できる人はあなたを支えて、あなたに勇気づけの言葉をかけてくれるでしょう。「その体験はもうあなたに関係ないから前に向いていいよ」って。何度もイメージして心の優しさと強さと温かさを受け取ってください。
独りで難しい時は信頼できる人を頼ってください。遠慮はいりません。一人で抗う必要はありませんので。
辛い体験・悲しい体験をサバイブしてきているあなたは、もっと自分に自信をもっていいし、きっとポジティブになれる人だと私は思います。
お礼メッセージありがとうございました。
どうぞ辛い時は、周りの信頼できる人もそうですが、こちらも遠慮せず頼ってください。自分に優しくしていいんですから。
ご縁に感謝申し上げます。再礼
追伸：「おきもち」をいただきありがとうございました。重ねて御礼申し上げます。遠慮なくメールででもご相談ください。字数制限でこの欄はここまでです。合掌礼。
ご回答いただきありがとうございます。お優しい言葉に元気づけられました。一人で考え込んでしまうと、どうしても自分を責めてしまうのですが、温かい言葉をいただき嬉しくて涙が出てきました。
過去ばかり振り返らず、いま私の周りにいる人達に頼りながら、前に進んでいきたいです。ありがとうございました。
