頑張りたいのに体がついて来ずもどかしい
初めまして。以前からこちらのサイトを閲覧し元気を貰っておりました。
私は現在就活中で20歳になったばかりです。学業も、趣味も自分なりに一生懸命に頑張っています。
ですが、4月頃から絵描きの友人の発言などに劣等感を覚えることが増え、距離を置いていました。それでもいつも通り接していたのですが、忙しく余裕も消え、心のモヤモヤは晴れませんでした。変わったのは友人ではなく私の方というのもわかっていました。
この辺りから、違和感があったのを覚えています。
私は専門学生でイラストを描いたりデザインをするのですが、どうも他人と比較する癖が抜けずにいます。その癖はわたしを今までかなり成長させてくれたものですし、実際に他の人に成長したねと褒めてもらえることも増えました。嫉妬が原動力になっていて、その自覚もあります。
もうひとつ私の原動力であるものは尊敬できる人物(講師)の存在でした。昨年、ある1人の女性に出会い、その方が仕事に打ち込む姿に心打たれました。どうにか目をかけて欲しくていつも以上に張り切って作品を作ったり、指摘されたらそれよりももっといいものを作って見せに行くというのを繰り返していて、褒めてもらえることも増えて認められたと嬉しくなったのを覚えています。
前置きが長くなってしまいましたが、問題はここからで、今となっては認められることに必死な自分が苦しいです。
必死に目標としてきた人物がいて、周りの人に刺激されて切磋琢磨できていたものがプツンと切れてしまいました。
今ここにいるのはただ疲れきっていて、必死に課題をこなしたり、尊敬する人に食らいつきながらも、もうそんなのは全部投げ捨てたいと裏腹の気持ちを持った自分だけでした。
今までバーンアウト(燃え尽き症候群)になっても休む時間はありましたが、今は課題、就活、個人依頼などで休みがありません。
やらなきゃいけないことが沢山あるのに、成長せずにとどまっている自分にもすごく腹が立つし、何よりそういう前向きな気持ちや向上心に全く体がついてこないのがしんどいです。今にでも次のことをしたいのにどうして体は上手くついてこないんでしょうか。
休んだ方がいいことはわかっています。ですが、自分を納得させる言い訳が上手く思いつきません。
お力添えをお願い致します。
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何でそのことをしているのか?
花屋さんはじめまして。
お寺の住職をやっております田中と申します。
専門学校と就活に加えて個人依頼のお仕事と非常に多忙なことと察します。
認められたい、褒めてほしい、ともに欲です。
全ての人が持っていることです。
全てのことを完璧にこなすことは非常に難しいことです。というか無理です。私たちはわからないとこと、見えないところですでに多くの人、出会い、ご縁に支えられて生きています。
自分が完璧にこなせたと言ってもそれはすでに何かのお世話になっています。
そして最後に
何でそれをやっているのかに立ち返ってみてはどうですか?
イラストや絵を描かれているとのことですが、何で絵を描いているのか、始まりは絵を描く事が好きだったからではないですか?
迷ったときにはそれに立ち返ってはいかがでしょう?
劣等感に向き合う
花屋 様 相談ありがとうございます。
就活お疲れ様です。学業も、趣味も頑張っていらっしゃること素晴らしいと思います。
で、劣等感を覚える出来事がありちょっと苦しい。他人に褒めてもらえて成長していることも自覚するけれども劣等感が原動力。そして、尊敬できる人に認めて欲しくて、一層頑張ってきた。・・・おっしゃるように、バーンアウト的で、休憩が必要に思います。
休憩も成長するうちの一つと思い、さらに完璧でなくていいと思い、上手に心身を癒し休めれば、前を向く気持ちに戻れると思いますが、今は、それも難しい状況でしょうか?
もし、他人と比較する癖、劣等感(その逆で褒めてもらえることで優越感、あるいは褒めてもらえなければいけない!義務感)が、幼い頃から植え付けられた心の癖であれば、それに向き合うことが、解決となるでしょう。
向き合うとは、劣等感に代表されるようなネガティブ感情を吐き出し、自分をフラット(客観的)に見つめ、褒めてもらえなくてもポジティブ感情(前向きな思い)を自ら出していけるようになることと言えると思います。
イラストを描いたりデザインを専門にされているようなので、少し自己満足感をプラスして、例えば「私は、唯一無二であり、美しくかつ不完全だ。私は私のあらゆる面を愛している」と自覚してみる。そして自分で心身と相談しながら、就活に、学業に、趣味に取り組んでみてはいかがでしょうか?
あなたが納得できる言い訳になったかどうかわかりませんが、
私の気持ちは、褒められることを意識せず、自分で自分を生きるということを自覚してほしいと思っています。参考にしてください。一礼
質問者からのお礼
時間差になってしまい申し訳ありません。
私が私であることを肯定して頂けるようなアドバイスをありがとうございます。
質問を書いた時期より少し大人になっていますが、今でも課題に感じる面をご指摘いただきました。
大切に読み返させて頂き、今後の人生に役立てたいと思います。