生きるメリットを見出せません。
生きる希望を見出せません。
なぜ、希望のない日々を苦しく生き続けなければならないのですか?
なぜ、自死という救済行為を許してくれないのですか?
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現在、うつ病の治療中です。
食事は味がしなく、趣味を楽しめず、睡眠もまともにとれません。
前職もうつ病が原因で退職し、1年近く無職です。
身体は思うように動かず、引きこもりの日々。
目に見えて身体機能は低下し、ほんの少し歩いただけで身体が悲鳴をあげる始末です。
受給している雇用保険も間もなく給付期間が終わり、収入の当てがなくなります。
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離れて暮らしている親に金銭援助のお願いもしてみました。
なんとか援助をしてもらうことはできたけれど、明らかに渋られました。
そして、
「この状態が続くようなら実家に帰ってこい」
「お前も辛いのかもわからないが、世の中にはもっと辛く苦しい状況に耐えて頑張ってる人がたくさんいる」
「辛くても一歩踏み出せ」
という、おありがたい正論もおまけについてきました。
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実家に帰ろうものなら、3日と立たず実家のマンションの屋上から身投げしてしまいそうです。
それほどに実家は地獄です。
身体的な暴力を振るわれたわけではありません。
家から追い出されたり、食事を抜かれたりということもありません。
幼少期から厳格に育てられ、いい大学に入り、いい企業で働くことを期待していた、世間一般健常者様から見れば極めて「普通」の家庭でしょう。
けれど私にとっては地獄でしかありません。
実家は、恐怖・罪悪感の象徴です。
兄弟はこの国を支える立派な職に就き、結婚をし、子宝に恵まれ、立派な家を建て、幸せそうに暮らしています。
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自分だけがこの家族の不良債権なのだと、どうしても考えてしまいます。
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強い人はこんな私を見て
「悩んで苦しんでいるふりをして構って欲しいだけの甘ちゃんだ」
と断じます。
きっとその通りだと思います。
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そんな甘ちゃんがこの世にいることで誰も得などしません。
逆に言えば、そんな私がさっさと退場することで誰が損をするのでしょう。
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行動に移せないながらも、日々自死について考えてしまいます。
場所はどこにしようか、方法はどうしようか。
今いるアパートを事故物件にしないようにどうするべきか、等々・・・
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それでもまだ生きなければなりませんか。
生きるという刑罰がずっと続くなんて耐えられません。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
まず自分を癒やすこと
はぱんご 様 相談ありがとうございます。
鬱の治療中ということなので、お医者さんの方を優先していただくことを前提として、お話ししますが、あなたは、脅威感情の中にどっぷりつかっていますね。おそらく地獄だという家庭環境から身につけたのでしょう。
「こうあるべきだ」「こうでなければ落ちこぼれだ」というような心の規制をつくられて、出来ないものは罪人のように言われて脅威を感じたのでしょう。恐怖や孤独感も味わったかもしれません。
このような脅威感情は、あなたのせいではありません。
鬱になったり、仕事に行けなくなったのは、あなたが悪いのでもあなたに責任があるのでもないのです。
脅威を感じた脳が心身を守るために、もう動いちゃだめだよって信号を出しているのです。これは本来具わった人の機能で、あなたのせいではないのです。
そして、ご両親の言う「辛くても一歩踏み出せ」などという正論や、「構って欲しいだけの甘ちゃんだ」という自己批判は、脅威感情に逆効果です。
脅威感情に浸かっているその状態に対処するには、癒しや優しさや思いやりや安心感や愛情です。もし家庭が安心できて、心のエネルギーを蓄えるところだったら、あなたは大きく変わっていたはずです。兄弟に比べられず、それぞれに尊重されて、個人の価値観を充分に理解してもらっていたらあなたは全く違っていたでしょう。
今からでも遅くありません。あなたはあなた自身で、まず自分を癒やすことです。
鬱である自分を癒し、自分に思いやりを向けて、まずそこに居ることに安心安全を感じるようにしてみてください。
癒やす何かをしてください。お風呂にゆっくり浸かる、好きな音楽を聴く、絵を描く、草花を育てる、何でも構いません、癒す何かをして、自分を優しく丁寧にあつかってください。思いやりを向けて自分をなだめてください。とても優しい人が傍にいていつもなだめてくれるとイメージして、ゆったりとした呼吸と共に安心安全を感じてください。そうすればまた心にエネルギーが蓄えられて少しずつ前を向いて動けるようになるのだと、私は思います。参考にしてください。一礼
追伸:苦しい中、お礼メッセージありがとうございました。甘えても言い訳してもいいじゃないですか!。あなたが命ある素晴らしい存在に変わりはありません。またどうぞご相談ください。ご縁に感謝申し上げます。再礼
質問者からのお礼
この度は、お礼のコメントが遅くなり本当にごめんなさい。
文章を入力する、という行動さえできませんでした。
頂いたご回答は何度も読み返しています。
とてもお優しい言葉をくださったにも関わらず、いまだに自分は甘えているだけの無能なのだと考えてしまいます。
もし自分の友人が自分と同じような状態だとしたら、自分にできる最大限の傾聴と共感とをしたいところですが、やはり自分に対してはそのようにではなく、甘えているだけ、構って欲しいだけ、行動が伴わず言い訳をしているだけだとしか考えられません。
癒す何か、も癒せているだけなのか、ただ時間を浪費しているだけなのか、わかりません。
ですが、今回のようなお言葉を頂けたこと、深く感謝申し上げます。
本当にありがとうございます。