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殺された方の魂の行方

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有り難し有り難し 1

以前、知人を傷つけてしまったとして相談させていただいた者です。

後悔の念を自分の中で消化して少しずつ前を向いて生活できていましたが、その一方で自分が幸せになることを許せないという思いが膨らんできました。

僕は昔から他人の悲しみや怒り、苦しみといった負の感情が苦手でそれらを回避することに全力を注いできました。

かといって、優しさや思いやりを分け与える勇気もなく、ただただ余計な自我を出さないように生きてきました。

僕にとっての幸せは「誰かを傷つけないこと」で、大きなトラブルを起こさない人生に誇りを持っていました(自分の努力というより、周りの方が許してくださったおかげだと思います)。

しかし、今回の一件で全て崩してしまいました。

ここまでの強烈な体験は二度と忘れられない人生の汚点です。

もう僕は幸せになることはできません。
なってはいけません。

やりたいこと、食べたいもの、欲しいもの、行きたい場所、何も思いつきません。

強いて言えば、ただただ横になりたい。

もっと欲張るとそのまま二度と目を覚ましたくないのです。

しかし、安易に自殺をしてしまうと迷惑がかかります。
それは望みません。

世の中には人の命を奪いたくて仕方のない方がいらっしゃいます。

「誰でも良い」とおっしゃるのであれば僕は自分の命を差し上げたいです。

ここから本題に入ります。

誰かに殺められた人間の魂は死後どちらへ向かうのでしょうか。

あまり考えたことがなかったため、よろしければ皆様の知見をご教示いただけないでしょうか。

よろしくお願いいたします。

2023年7月6日 13:08

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お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

あなたが救われますように切に祈っています

拝読させて頂きました。
あなたがご質問なさって下さったことを心より御礼申し上げます。
お亡くなりになられた方々は必ず仏様や神様がお導きなさって下さいます。先に逝かれた親しい方々やご先祖様がその方々をお迎えになって下さいます。
どの様な亡くなられた方でも仏様や神様は優しく受け止めて導いて下さいます。その方々のことを全て受け入れて下さいますからね。
それは殺められてしまった方々も自然死でお亡くなりになられた方々も何ら変わりはしません。
誰もが悩みや苦しみを離れて救われていくのですからね。、どうか安心なさって下さいね。
お亡くなりになられた方々が必ず仏様や神様に救われていきます様に、あなたがこれからもずっと皆様とのご縁に恵まれて健やかに毎日を生き抜いていかれます様に切に仏様や神様やあなたのご先祖様にお祈りさせて頂きます。至心合掌 南無阿弥陀仏

お返事ありがとうございます。安心なさって下さい。あなたが生きていつの日かその与えられた天寿を全うする時には必ず仏様や神様があなたをお導きなさって下さいます、親しい方々やご先祖様があなたをあたたかくお迎えなさって下さいます。そして一切の迷いや苦しみからも救われて何の憂いもなくなり、清らかにご先祖様と一緒に円満な心となるでしょう。
あなたが与えられた命を全うして必ず仏様や神様に救われていく様に、ご先祖様に優しく迎えて頂けるように心から祈っています。至心合掌 南無阿弥陀仏なむあみだぶつ

宜しければあなたもこの縁のもとに仏教を学んでみて下さいね、あなたは必ず救いとなる教えに巡り合うことができるでしょう、あなたが清らかに生き抜いてこの世を離れていくことができるでしょう。

2023年7月6日 20:26
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有り難し
おきもち

Kousyo Kuuyo Azuma
脱サラして10年が経ちました。栃木県佐野市の一向寺に勤めています。(佐野ラ...
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質問者からのお礼

お答えいただきありがとうございます。

僕のような人間でも皆様と平等に扱ってくださるのでしょうか。

良いご縁に恵まれることをお祈りいただいたのに裏切ってしまうようで大変申し訳ないのですが、僕は一刻も早くそのような世界に行きたいです。

「死後の世界・死んだらどうなる」問答一覧

虫の知らせ

こんにちは、お世話になっております。 今回は私が過去に経験した不思議な体験について、お坊様方から見るとどのように感じるのか知りたく、投稿させていただきます。 1年ほど前の話となります。 私の家には父方の祖父母が買ってくれた、鮮やかな森の中を夫婦が寄り添って歩いている素敵な絵が飾ってあります。 ある日の夜、その絵が気になってみたところ、何となく男性が薄く見えました。 元よりほんの少し霊感のようなものがある私は、そのことを母に伝えようか迷ったのですが、気のせい。 気にし過ぎだと思ってその日は寝てしまいました。 ところが次の日、父に大事な話があると言われ聞いてみると、昨日の夜祖父が家で倒れ救急車で運ばれたとの事でした。 病院での検査の結果、祖父はガンにかかっていました。 前日の夜、夫婦の絵に違和感を感じたのは虫の知らせのようなものだったのでしょうか。 ちなみにその後祖父は約1年の闘病の末亡くなりました。 その間に一緒に散歩したり、旅行したりと沢山思い出を作ることが出来ました。 偶然と言われてしまえば、それまでではありますがこのような虫の知らせというものは、本当にあるのでしょうか。 よろしくお願いいたします。

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死について考えすぎる

昔から死や、明確でない死後の世界に対する恐怖心、不安感に襲われ日常生活でも情緒不安定な生活を度々してきました。 最近昔よりも少し大人になったためもっと複雑に考えてしまい苦しくなっています。 また私は小さな命を3度産む選択が出来なかった時があり 自分自身軽率な行動を取ってしまったために命を産むことが出来なかった。 その命は幸せに過ごして欲しい。 今一緒にいる3人の子ども達も幸せに過ごして欲しい。 死についての恐怖を抱いたまま大人になってほしくない。 でも私は死んだ後も地獄にいって苦しむかもしれない。 でも苦しいのや痛いのは嫌だ。と考えてしまいます。 今とても幸せなんだと感じながら生活しながらそれよりも死に対する恐怖心、不安感の方が強く楽しく日常生活を送ることが難しいです。 来世も人間になりたいと欲がありながら そんなことじゃ生まれ変われないかもしれないと思ってしまったりして 心が苦しいです。 この先死について考えることは無くならないと思いますが 今生きているこの瞬間をどうやったら恐怖心よりも楽しく幸せに過ごせるか、前向きに生きていくためにどうしたらいいか教えていただきたいです。

有り難し有り難し 2
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温かい気持ちになるお坊さん説法まとめ