後悔ばかりしてしまいます
私はとても優柔不断な性格で、AとBの事柄があり例えばAを選んだら、やっぱりBしけばよかった。と後悔します。反対も然りです。
今まで40数年生きてきて、何度も自分の性格を考えて選択してきましたがやっぱり後悔ばかりしてしまいます。
後悔のない人生なんてないと思いますが、少しでも考え方を変えて後悔しないようにしたいです。
どうしたら後悔しない生き方、考え方が出来るでしょうか?
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
参考しましょう
拝読させて頂きました。
あなたのそのお気持ちとてもよくわかります。後悔先に立たずですけど、あれこれ考えて選択してもやはり後悔しますからね。あなたのお気持ち心よりお察しします。
つまりは私達の人生は後悔の連続なのです。様々な選択肢があります、それを自分で選択してもしなくてもやはり後悔はあるのです。
であるならばいかにその後悔を少なくしていくことができるのかじっくりとお考えなさってみましょう。
それには自分がやってみたことをしっかりと振り返ってみることや冷静になって反省していくことが大切でしょう。或いは他者がやったことをしっかりと参考にしていくことです。何が善いことか何が悪いことかを分析して充分見習っていくことです。
そうすれば少なくとも後悔は減っていくでしょうからね。
当たり前なのですが、して善いことや、してはいけないことがあります。少なくともしてはいけないことをすればほぼ確実に後悔します。
あなたが自らや他者のことを充分見習ってできる限り後悔のない豊かな人生を皆さんと歩んでいかれます様に切に祈っております。
苦しみは無くならないと悟る
一切の現象の本質は苦しみです。
それが仏様の発見した真理の一側面です。
座っている人には座っている苦しみがあり、立っている人には立っている苦しみがあります。
家にいる人は旅に出たがり、旅人は家を懐かしみます。
生き物から苦しみは無くならない。
ただ、瞬間瞬間に苦しみの形が変化するだけ。
こっちの苦しみからあっちの苦しみに、花から花へ飛び回る虫のようです。
1輪の花で満足すれば飛び回る必要はないですが、実際には、1輪の花で完全食にはならないのです。
だから、ゴールに着いた瞬間に次の課題が出てくる。
やらなきゃならい毎日の宿題は無くならないのです。
「こんなに宿題があるなら別の学校に行けば良かった」と後悔しても、実は、他の学校にも違う宿題がある。
後悔は、愚痴(一切皆苦を悟っていないおろかさ)に起因する怒り(不平不満)の煩悩なのです。
質問者からのお礼
Kousyo Kuuyo Azuma様
ありがとうございます。本当にその通りで、何を選択しても自分でしても後悔がついてまわって、、、今はまだ冷静になれないのですが時間が経ち落ち着いたら、ゆっくり反省も含めて考えてみます。
これからの人生で少しでも後悔しないように気をつけたいです。
願誉浄史様
ありがとうございます。
そうなのですね。なくなる事はない物なのですね。
苦しみから苦しみへ飛び回る虫という部分が、まさに私です。
これも煩悩なのですね。ささる言葉がいっぱいありました。
ゆっくり受け止めたいと思います。