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自分のせいで失った愛鳥

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可愛がっていた愛鳥のオカメインコを自分の不注意で外に逃してしまいました。
本当にかわいくて甘えん坊で一緒にいると沢山幸せをくれました。

当日は自宅周辺を1日中捜しました。
声を頼りに探して、3回見つけることが出来ましたが、呼びもどすことは出来ませんでした。
最後に見たのは、カラスに追われて必死に逃げている光景でした。
その後どうなったのかは分かりません。
絶望的な気持ちですが、諦めたくなく、チラシを作って配りました。その後も探しましたが見つかっていません。

周りの人、家族は自分を責めません。
わたしはひたすら、愛鳥に申し訳なく、泣きながら謝ることしかできません。
喪失感と罪悪感で、頭がおかしくなりそうですが、全て自分のせいです。
ただひたすら、愛鳥が恋しいですが、それを自分に想う資格があるのかも分かりません。この出来事をどのように受け止めたらいいのか、自分に他に出来ることが何なのか、これからどう向き合っていけばいいのか、まだまだわからず苦しいです。

話を聞いていただきありがとうございました。

2023年8月15日 9:43

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お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

諸行無常

あなたの辛いお気持ち、読ませていただきました。実は30年以上前ですが家族で飼っていたウサギを庭に放した時に何処からか猫が入って来てウサギを追い回してウサギは必死に逃げて庭の垣根から出て行方不明になりました。あなたと同じように娘と私は必死に探しましたが見つかりませんでした。もう10歳になる高齢のウサギでしたからそんなに早く走れないしきっと猫の餌食になってしまったのかも知れません。いつもは庭に放しても私か娘が見張っているからそんな事は起こらないのですがその日はたまたま来客があってほんの少し目を離した時でした。10年飼っていれば情も移りますしペットは家族ですよね。あなたのお気持ちは良くわかります。
しかし、すべてのものごとは一日たりとも同じ状態ではなく日々変化し続けます。これを仏教では諸行無常と言います。私たちは諸行無常のこの世を生きています。
あなたのインコは誰かに拾われたかも知れないし、もしくはカラスにやられたかも知れません。でもそれは仕方ない事なのです。私は30年以上経ってもそのウサギの事を忘れません。いまでもちゃんと手を合わせています。あなたもその子のことを思い手を合わせてあげて下さい。何年経っても手を合わせましょう。あなたのインコは喜びますよ。合掌

2023年8月16日 10:07
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