大勢に流されるだけの無力な塵
「何をしたところで、自分の命など他人次第でしかない」「結局は圧倒的な力で簡単に殺される」という事実に無力感を抱いています。
官僚もメディアも利益重視なので日本はもう沈むだけですし、今は救命ボートに誰を乗せるか、誰を蹴落とすかの時代です。だから、生き物が元々持っている「価値の無いものへの差別的感情」が抑えきれません。労働が「ただの苦役」でしかないから誰もが最低限の仕事しかできず、終わりゆくこの国を救う革新的な方法を誰も編み出せません。私を含め、誰もが、「自分が被害者だから救って欲しい」としか言えないからです。
現実を見れば見るほど「ものすごいスピードで進む、いつ先がなくなるかわからない、けれど先がなくなることだけは確定しているトロッコに乗せられているだけ」という感覚が強くなるため、自分の生活に集中したくなります。しかし、それでは逃げるタイミングが見極められずに沈んでしまいそうで恐ろしくもあります。
私よりもずっと賢くて優秀なはずのたくさんの人が「もう日本は終わりだ」「戦争は避けられない」と言っていて、誰も解決策を見出せていないのだからきっとそうなのでしょう。私は、他者を害しなければ生存を保つことができない「生き物」そのものに強い不信感を抱いているため、どれほど恵まれようと、一生働かなくてもいい程の富を持っていようと、漠然とした絶望感を抱き続けるのだと思います。そして、現代はその絶望感を煽る事実ばかりが蔓延する時代です。
頑張らなければ生きられないのに、頑張ったところで生きられるとも限らない。結局、他人に対して「自分を生かす価値」を証明できるかどうか。そして、それさえ押し流す国家間戦争や自然の強大な力だってある。「殺される」という気持ちばかりが強くなっています。
「生きない」ことが最善で、全生命が同時に安楽に死滅するのが最も賢く幸せだという思いは10年近く変わってはいませんし、きっと一生変わりはしません。私自身がまともに働いて生きるという当然のことができない人間なので、子供を持つつもりは一切ありません。自分に安楽な老後があるとは一切思っていません。ただ、希望のないこの世界が続いていくのがどうしても腹立たしくて許せなくて仕方ありません。死んでもどうせまた生存競争の中に放り込まれる。やがては太陽と共に死滅する。そこらの塵でしかない自分を惜しんでしまうのが嫌なのかも。
苦しみが避けられない「生命」というシステムを心の底から憎悪し、「存在していたくない」としか思えない。 否定されるのが当たり前すぎて何もする気が起きず破滅思考気味。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
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脚下照顧
拝読させて頂きました。
あなたがその様にお考えなさってしまうお気持ちもわかる様には思います。あなたのそのお気持ち心よりお察しします。
ひとまずゆっくり一息ついて大勢に流されているとい考えから離れてみてはいかがでしょうか?
わたし達はこの世界やこの世の中で生きているわけですから少なからず大勢の影響を受けて生きてはおります。ですが必ず全てその大勢に合わせなければならないわけではありません。
そこから少しでも離れてみてもいいのではないかと思います。
「もう終わりだ、戦争しなければならない、殺される、生きない」という絶望感に自らとらわれているのではないでしょうか?
あなたの未来もあなたの人生ももう既に決められているわけではありません。あなたも私も全ての人は様々な状況の中でも自ら考えて検討なさり選択なさっていくことは少なからずあると思います。
あなたの足元をゆっくりと見つめてみて下さいね。あなたは今も自らしっかりと立っておられて自らの意志で人生を生きておられるのですし、あまたのものに恵まれながら生きているのです。
あなたがこれからの未来を沢山の素晴らしいご縁に恵まれながらあなた自身で豊かに生きていかれます様に心よりお祈りさせて頂きます。
質問者からのお礼
ありがとうございます。
考えれば考えるほどこの世界がクソだということしかわかりませんので何も考えたくなくなります。