虚しくて憂鬱で苦しいです。
毎日虚無感を感じながら過ごしていて、どうしたら明るく楽しく生きられるか考えています。お坊さんのお知恵を貸していただけないでしょうか。
まず、私は仕事もあり、生活は不自由なく、大病も患っておらず(うつ病という診断や持病はあるが)、趣味に打ち込むこともできています。とても恵まれた環境にいると思います。
平日に主にデスクワークの頭脳労働をしていて、休日は土日祝日有休をフルに使って、激しく体を動かす遊びをしています。毎週末に好きな運動をするのが楽しみで、平日は週末のことばかり考えています。週末に身体を酷使するため、平日は毎日身体が重く(特に週の前半)、頭も回っていません。それでも週末に遊ぶお金を稼ぐために、頑張って働いてい(るふりをしてい)ます。
周りから見たら悩むことなんてないように思えるかもしれませんが、毎日憂鬱です。仕事ではプレッシャーがあり、常に周りと比較し(比較しないように心がけていますが難しい)、自分の情けなさに辟易しています。成果を出さなければ、任期が切れた時に次の職もありません。そうでなくても、昔思い描いていた理想像からは程遠く、自分の能力の低さに自分が一番がっかりしています。
週末の遊びがいくら楽しくても、人と比べてしまい、自分のやっていることの小ささを考えてしまいます。もっと難しく、周りの人があった驚くような成果を出したいという気持ちもあります。そんなことをしても意味はないのに。自分が楽しければそれでいいのにと思う一方で、そう思い切れない自分もいます。
週末に遊んでいて疲れているから平日に身が入らないというわけでもない気がします。でも少し遊ぶのをセーブすればもっと仕事を頑張れるかもしれません。でもこれ以上遊ぶ時間を削るのはしんどいてす。そのために生きているのですから。でもその遊びでさえも人と比べて落ち込むことがある。八方塞がりです。誰もいない世界で自分1人だけになりたい。それが無理なら、明るく生きる方法が知りたい。年齢を重ねるにつれ、生きているのが辛くなる。これからもっと辛くなるのかと想像すると、もうここで終わりにした方がマシにも思えてきます。助けてください。
お坊さんからの回答 3件
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
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自分の中でのステップアップ。自己評価を高めていきませんか。
年齢を重ねるごとに、仕事でも求められていきますよね。体力があっても、無理をしては次の日に響いてくる。将来を考えると、やり甲斐や貯蓄も求めていきたい。そんなことを考えていきますと、遊びだけでなく、仕事でも充実や達成感がほしいですよね。
遊ぶために、仕事だって頑張れる。そんな生き方から、仕事での信頼や評価を高められたらね。
人と比べる評価ではなく、自分の中でのステップアップ。以前よりスムーズ、理解が速くなった、コミュニケーションが円滑、達成感も高い… そんな自己評価を高めていきませんか。それがまた、遊びのリフレッシュにもなるんじゃないかな。
遊び、仕事、生活のバランスって、自分の置かれている状況より変化していくものかなと思います。その変化も自分が決めていけばいいのですよ。
仕事も遊びも、比べられて誰にとやかく言われる必要はないのです。あなたのバランスを大切にするのが一番ですよ。私の楽しみ方だから、別に誰かにわかってもらわなくてもいい、私が好きなように〜と、私自身もそう思っているのですよ。焦らずに生きましょうね。
なまけものさん
拝読させていただきました。
毎日を一生懸命生きておられるのだなあと、強く伝わってきました。
でも、お名前から察するに本当はもっとゆっくりしたいのでしょうか。
成果を出すためにものすごいプレッシャーの中で働かれているのですね。成果を出さなければ任期が切れた時に、次の職が無くなるというのは怖いですね。
そんなある意味冷酷な仕事環境で本当に愛社精神が育まれるのかなあとも疑問に思います。もっと、会社も社員のことを大事にするし、社員も会社のために貢献しようと思えるような労働環境だったらもっと余計な不安はなくてお仕事に集中できるだろうなとも感じました。
仏教で大事にしている考えが2つあります。それは智慧と慈悲です。智慧はもっと成長したいという願いです。慈悲はもっと人の役に立ちたいという願いです。人の魂はこの2つの願いを根本的に持っています。
なまけものさんの場合でしたら、もっと人の役に立っているという実感があったら虚しい気持ちも無くなってくるのではないかと思いました。お仕事をされるにしても、ただ単に成果を出せるかどうかに関心を持たれるのではなくて、もっとご自分のお仕事を愛して、この仕事を通してお客さんの人生が変るくらいに幸せにするぞとか、どうしたらお客さんがもっと喜んでくれるようなサービスができるかなあと考えてみられたらいかがでしょうか。自分が周りにしたことは回り回って必ず自分に返ってきます。
それと、競争相手になるかもしれませんが、職場の仲間にも何か手伝えることがあったらサポートしてあげるなどということをされるのも良いかと思います。職場の人間関係が良くなったら、職場も居心地が良くなってきます。仕事のストレスも減ってきます。
自分が幸せになりたいと思ったら、まずは周りの人と幸せにしてあげると必ず自分も幸せになります。自分が人の役に立てる人間だと自信が持てると虚しさも無くなってきます。
ぜひお幸せになっていただきたいです。
合掌
出家のススメ
仏教がピッタリな方のように思いました。
お釈迦さまは2500年前のインド、王子さまでした。とても優秀で仕事もプライベートも充実しておられたことでしょう。そんなお釈迦様が29歳の時、仕事も家族も捨てて出家し、修行の生活にお入りになりました。
そこで向き合うのが、生老病死の苦しみ、人間の苦悩や憂鬱は仕事があるから、お金があるから解決できるものではない。周りから見たら充実しているようでも、人間の根本の苦悩は変わらずそこにある。楽しいことで一瞬は目を背けても、また現れる。
ここから離れるためにいったん出家されたようです。
仕事や趣味を完全にやめましょうとまでは言いませんが、少しお休みしてみるのはいかがでしょうか。ちなう流れを体験されればきっと新たな気づきがあるでしょう。
よければお寺にいってみたり、仏教の本を読んでみるのもいいかもしれません。
ここへコメントいただいたのも何かの縁かもしれませんね(^^)
質問者からのお礼
自分のステップアップに着目...なかなかそれだけに考えを巡らせるのは難しいですが、これまで以上に周りからの評価を気にせずに生きたいです。サポートは性格上向いていると思います。そういったところで自分の価値を見出していきたいです。