彼女を幸せにしたいです
先日、彼女の過去のトラウマを思い出させてしまう事をしてしまいました。
彼女は幼い時から虐待を受け、大きな声など苦手でした。
そんなある日、彼女と少し喧嘩になり、もういいと言われ私自身も感情的になってしまい、大きな声を出し、車を出ようとしたので腕を掴んでしまいました。
彼女はパニックになってしまいました。
私自身、どうしても話を聞いて欲しく、大きな声を出しただけ、腕を掴んだだけと彼女の苦しみも知らずに軽率な言葉を発してしまいました。
「今まで信じてたのに」「今までの人とは違うと思ってた」と言われ彼女からの信頼をなくしてしまいました。
なんでこんな事をしてしまったのだろうと後悔と自分が情けなくて自分の事が嫌いになっています。
その日の夜、電話で誠心誠意謝りました。
私自身も絶対にこんな事はもうしない。
もう後悔させないと決めました。
このまま一緒にいようと決めたのですが、彼女の優しさに甘えてこのままいていいのでしょうか?
彼女の苦しみ、私自身への恐怖心が残っているまま一緒に居て良いのでしょうか?
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
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レールの上を歩いているのではない
こんばんは。彼女の過去を知らず、自分本位の行動が結果として彼女を傷つけてしまったということですね。
意図的にやったのでなければ、第三者から見れば「きちんと謝りましょうよ」ということですが、「このまま一緒に」という選択肢には危うさを感じます。
よく人生をレールに例えて、ポイント(岐路)がたまに現れるという説明を見ますが、そんな「たまにしか現れない」ものではないと思いますよ。言ってみれば一言一行動が常に人生のいく先を変えていきます。「あれが岐路だった」と思い当たることはあるかもしれないけれど、その一ターンの行動だけではなく必ず積み重なりがあって行動は行われます。あなたが大声を出したのだって、それに至る経緯があったわけですから。その中には彼女の側の「もういい」と話を投げ出そうとした態度も含まれます。
なので、今回のことから学べるのは、あなたが一方的に気を付けるというのではなく、同じパターンにはまってきたと感じたら、「ちょっと一息つこうよ」という場の切り替えができる知恵です。昔の「ちょっとお茶でも淹れましょうか」というやつ。落とし穴につながりそうな気配を感じたら、それを避ける知恵を持ちましょう。