母が衰えていき、ひとりになるのが怖い。
今年の春頃から更年期のためか体調があまり良くなく、また異動により仕事もつらくなりました。
長い間飼っていたペットも死に、それで張り合いがなくなったこともあってか、年齢のわりに元気だった母の認知症が進んで、さらに持病も悪くなり入院しています。
私は未婚で子どももおらず、そう遠くなくこの先ひとり取り残されてしまうことがまざまざと目の前に突きつけられて、息苦しく恐ろしくてひとりの家でただただつらく、眠るのも怖く食欲もありません。
衰えていく母の介護も死も、いずれ来る自分自身の死も何もかもが重くて恐ろしくて背負える気も耐えられる気も全くせず、仕事中でも涙ぐんでしまう始末です。
未来がなく思えてつらいです。いずれくる家族の死と自分の死をどうしたら飲み込むことができるのでしょうか。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
ご相談なさってみましょう
拝読させて頂きました。
お母様がご高齢になられてあなたが体調も思わしくなく病も抱えておられこれからのことを思うととても不安な毎日をお過ごしなさっておられることを読ませて頂きました。詳細な経緯はわからないですけれどもあなたのその不安やさみしさを心よりお察しします。
年を重ねていきますと確かに孤独や不安にさいなまれてしまうことがよくありますよね。自分はこれからどうなってしまうのか、どんな風に死んでいくのかつい考えてしまうものです。私達は必ず病にもなり老いていき死んでいくものです。それは避けることのできない苦し沁みですからね。仏教的には四苦八苦と教えています。
お母様のことも我が身のこともどうするべきか、どう向き合っていけばいいのかと思うのも自然なことです。ですから宜しければ仏教について学んでみても善いのではないかと思います。その様な不安や心配や孤独感を仏教の教えをきっかけとして見方や考え方が少しでも変わっていく可能性があると思います。そしてあなたやお母様の不安が少しでも解消されていくことができるかもしれませんからね。
ここでも様々な不安なお気持ちをお話なさって頂く中で私達とも会話を通していろんな見方や考え方が見つかると思います。
あなたは決して独りではありませんからあなたのその思いをゆっくりとお話なさってみて下さいね。或いは様々なお寺では法話の後に僧侶がお悩みの相談を受けることもあります。宜しければお寺にお参りなさってみて実際に僧侶へご相談なさってみても宜しいかもしてません。
あなたがこれからの未来様々なご縁に恵まれながら生きることを見つめていかれ、心から豊かに充実なさって生き抜いていかれます様に切に神仏やあなたのご先祖様に祈っております。至心合掌
質問者からのお礼
ありがとうございました。今はまだ後悔ばかり、不安に押しつぶされそうな毎日ですが、お寺へのご相談も考えております。ほんとうにありがとうございました。