どうして辛いことが続いてしまうのか?
大学生女です。
私は小さい頃から超強運と超悪運に悩まされており、いわば天国と地獄みたいな状況が、1年前まではゆるやかなスパンで来ていましたが急に激しくなってきてしまっています。
最近ここ1年で
・父が治療の難しい重度の心臓病になり、一時的に危篤になるが奇跡的な回復を見せる。
・彼氏からいきなり距離を置きたいと言われ、5か月距離を置かれ続けている(元からあまり連絡が好きでは無い人だったが最長記録)が、連絡先も思い出の写真も向こうが消さないでそのままの状態である。
・母が頭に動脈瘤が出来た疑いがあったが、すぐに検査の予約ができ、無事が分かる。
・バイト先ですごい事件が起こるが、自分は被害者ではなかったし、対処してくれる弁護士や関係機関がすぐ見つかる。それ以外でも嫌な人が消える。
・友達がヤバい人だったが、接点がなくなったためすぐ離れられた。
という出来事が同時に起こっており、心身が消耗しきってしまっています。そのため、様々な寺社めぐりや祖父母への供養など真剣に運を高める行動をしています。
しかし、最近は激しいと書きましたが、輪をかけてここ1ヶ月はは特に1日の中で急にうちのめされるようなトラブル(辞めたいバイトの出勤がなんの前触れもなく増える、SNSで彼氏が女の子をフォローするなど)が起こるけど、他のすごくレアで素晴らしく良い出来事(人からたまたまスタバを連続で奢ってもらうことやライブの当選など)も起こり、気分が上下しすぎて苦しくて仕方ないです。1週間前に安井金比羅宮に行って有名な碑を潜らずお参りだけして、彼氏とまた仲良くなれるように、また家族が健康であるように、代償は望んでないと祈ったあとに、上記の出来事のうちの下3つが起こったのですがこれが良くなかったのでしょうか?それとも単なる試練の時なのでしょうか?
辛すぎて毎日生きづらいです。何かが改善してもまたトラブルが起こってしまうと思い、怖いです。どうしたらこの状況が少しでも良くなりますか?
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
起きる状況を良いものにしていくのは、あなたの捉え方一つです。
なるほどね、自分にはどうしようも出来ないことが起きて、それをあなたは運だと思っているのよね。
聞いていると、なかなか心乱される大変な心配事ばかりで、不安にもなりますよね。
実はそれらは、誰もが経験していることだったりします。「因果」と言って、起きた出来事は「運」ではなく、必ず原因があるのです。何事も突然起きているものではありません。
ご両親の病も、生きてきた生活習慣や遺伝性の可能性から引き起こされていることもあるでしょう。ですから神仏頼みより、検査や治療を丁寧に重ねていくのが一番です。また、確率やタイミングで、そこに居合わせたという偶然が重なることを、仏教では「縁」と言います。
良縁や悪縁と表現する人もいますが、「縁」を良い悪いと理解するのは人間側の勝手な解釈です。嫌な経験があれば、何かそれを引き起こす原因があったのではないかと考えましょう。またそのことをきっかけに、我が身を振り返る、行動を改めてみる、注意しながらが関わっていく。そうして、様々なことに気づき学ぶきっかけとなっていくのです。
困った時だけ神仏頼みをせず、日々にどんな時も、目の前の事柄の縁に感謝していけるように。病も、人間は罹っていきます。老病死は、誰もが避けては通れないのです。日頃から不可解なことばかりが起きると思うと怖いですが、病にかかれば、生活を改めようと考えます、その人に優しく丁寧に向き合っていこうと思えます。私たちが生きている時間も、永遠ではありません。限りある命をどのようにして生きるのか。すべて目の前の縁が教えてくれるのですよ。
起きる状況を、良いものにしていくのは、あなたの捉え方一つなのです。