先祖代々からの宗派と個人の信仰
ミヤビ男性/30代
回答 1
有り難し 6
以前に質問させて頂いた者ですが、仏教を学ぶ中、従来の信仰宗派とは別宗派の教えに魅力を感じるようになりました。改宗ということも可能な世の中ではありますが、大事になることは重々承知であり、現段階では実行せずにと思うのです。そんな中、自分自身その別宗派が重んじている教えに心を打たれた訳なのですが、現在の宗派に属しながらも個人として別宗派の教えにあやかると言うのは善として捉えても良いのでしょうか?勿論ご先祖様の供養について無礼なく従来通りで供養に努めて参りますが。また改宗についてもし何かアドバイスが頂けるとしたならば有難いです。よろしくお願いします。
2023年12月9日 12:20
この問答を娑婆にも伝える
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
家の宗旨と個人の宗旨が異なることはあり得ます
お家の先祖代々の宗旨が決まったことには、お家の歴史による事情があります。これを軽々に改めるというのは実際になかなか難しいかもしれません。
一方で、現代は個人が納得する宗旨を信仰することも自由に認められています。
お家の宗旨は宗旨として先祖祭祀やお家の行事に支障をきたさないような配慮の下で、個人として別の宗旨を信仰するのは問題ないと思います。
すこし事情は違いますが、私の母方の実家では、個々のお家の宗旨と集落全体の宗旨が異なっていて、祖母が亡くなった時には、日中に家の宗旨の葬儀、夕方から集落の宗旨の葬儀を行いました。歴史的民俗学的にも個人がそれぞれの事情で複数の宗旨との付き合いをもつ例はたくさんあるようです。
各々しっかりとおつとめできるのであれば、宗旨の区別は柔軟に考えて良いのではないでしょうか。
2023年12月9日 15:37
{{count}}
有り難し
質問者からのお礼
コメントが大変遅れまして申し訳ございません。数々のご助言ありがとうございました。