自己紹介
新潟県上越市、龍興山宗恩寺住職。
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回答した質問

宗侶であれば、自分は自分で助けなければなりません。
大雑把に「観音様や阿弥陀如来様や大黒天様など」と書かれていますが、それぞれの仏菩薩がなぜ信仰されているかということは、それぞれの尊格、それぞれの宗旨によって文脈が異なります。
たとえば、曹洞宗...

お話しの面白い方だと思いました。
全く知らない方でしたので、YouTubeの動画を何本か拝見しました。
お話しの仕方が上手で、お話しの面白い方だと思いました。
(1)既成宗教への批判については「既成宗教」と呼ばれるモノへの思...

確実になれる方法はわかりません
地獄の獄卒も因果によって化生する存在とされていますので、人間が後世で獄卒に転生する可能性はあります。
しかし、因果律によれば今生の因が必ず次の後生の果になるとは限りません。後生かもしれませんし...

韓国の禅宗は華厳経を基礎としているようです
韓国のお寺にいかれるとのことで、うらやましいです。
韓国仏教は戦前、戦中に多くの日本仏教の寺院が進出したりして、つながりは深いのですが、戦後の交流は比較的活発とはいえないようです。
禅宗でい...

戒は訓練のガイドライン
他人を殺す人はめったにいませんが、周りを飛んでいる蚊や蠅を殺す人は珍しくないでしょう。
数百万円も横領して「盗っていない」という人はめったにいませんが、兄弟のおやつを食べてしまって「食べていな...

子供はいちばん身近でいちばん大切な他人
おそらく、子育ては人の人生の中でいちばん思い通りにいかず、ストレスの多いものだと思います。
私も子供がいますので実感していますが、親はついつい子供を自分の一部、分身のように考えてしまいます。そ...

自分自身を点検して信頼する
作家の遠藤周作さんは「眠っていると、昔しでかした恥ずかしい間違いがふとよみがえって、あーっと声を上げて飛び上がりたくなることがある。そういう人こそ、私の友だ。そういう覚えのない人とは付き合うに足...

他人を変えることはできないが、自分にはできる
「世の中の多くの人は、正しいことよりも自分の得を優先する」ということは、おっしゃる通りです。社会や集団にルールがあるのは、放っておけば皆が私利私欲で右往左往してとても集団を維持できないからです。...

~までは死ねない、と考える
死ぬことは、仏教でも最も大きな問題です。
ふだん諸行無常、寂滅以楽などともっともらしいことを言っているお坊さんも、いざ自分が死ぬ段になったら、怖くて怖くてたまらないという人がほとんどでしょう。...

慈悲の心かと思います
人が心に感じる痛み苦しみは、求めても得られない、叶えられないということから生じます。
人から誉められたい、◯◯が欲しい、いつまでも若くいたい、死にたくない、‥‥これらの欲求が満たされないために...

各宗派の受付窓口に相談されては
曹洞宗では以下のような取り組みをしています。
他の宗派でも同様の取り組みをされているところがあると思います。
各宗派の受付窓口を調べて問い合わせされてはいかがでしょうか。
僧侶と縁を結...

永遠に苦しむということはありません
お子さんを亡くされたお悲しみは、他人には判らないほど深いものと思います。それだけに、なぜそうなったのか、今どうなっているのか知りたいお気持ちも一層強いことと思います。
自死は仏教では一般的に不...

大枠の理屈の上ではそうなるかもしれません
確かに大枠の理屈の上ではそうなるかもしれません。
しかし、そうであるならこの世のすべての人間が仏陀の示された寂静の世界に住むことができるようになり、生きる苦しさからも死の恐れからも解放されたわ...

「畢竟如何」(で、それが何なの?)と自問してみて下さい
禅宗ではしばしば「畢竟如何」(で、それが何なの?)と尋ねられます。
具体的に悟りとかこの世の真理とはどのようなものとイメージしているのか、今一度自問されることをおすすめします。そこを突き詰めた...

優しい人は無限に甘えさせてくれる人では無い
お子さんは誰でも、まだ心身も幼く経験も少ないので、優しくしてくれる人についつい過剰に甘えがちになります。これはやむを得ないことです。
ですが、無限に甘えさせてくれるような人がもし存在するとした...

心を強くしてくれないのなら、方法を変えても良いと思います。
断ち物をする時、大きく二つの考え方があると思います。
(1)好きなものを絶ち自分に厳しく当たることで、神仏に覚悟を示して加護をお願いする。
(2)好きなものを絶つことによって、自分自身に対し...

仏教にちなむお名前はいろいろあります
私が実際に聞いたことのある例をおしらせします。
「大慈(だいじ)」 : 観音菩薩の性格をあらわす「大慈大悲(だいじだいひ。大きな慈悲)」という言葉からとったお名前。
「慶喜(よしのぶ)」...

特に必要はないと思われます。
魂入れや点眼と呼ばれる作法は、本来、仏や仏の家でない物を仏、仏の家とするものです。仏像や仏壇は魂入れをしなければ、ただの木のかたまりや箱ですが、魂入れの作法を経ることで、仏や仏の家となるものです...

コンパクトに読める2冊をおすすめします。
コンパクトに読める2冊をおすすめします。
なぜ、「今の自分を受け入れ、ありのままに生きる」ことが大切かという点については、
(1) アルボムッレ・スマナサーラ『「日々是好日」経―[新版]...

特に失礼ということはないと思います。
お寺にはそれぞれ固有の決め事があり、塔婆供養にどれくらいのお布施を頂くかは、それぞれのお寺でまちまちです。おおよその平均値が3000円と言われているだけで、それ以上でなければならないということで...