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整理解雇された会社へのモヤモヤ

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有り難し有り難し 10

お坊様方、お忙しい中ありがとうございます。

小規模な会社の事務をしておりましたが、
職場の業績不振により先月解雇予告をされ、本日会社都合で退職をしました。私が選ばれたのは恐らく年齢的に再就職がしやすそうだったのと、会社の事務職全体から見た給与額の高さだと思います。

代表は私も含め中堅社員を数人解雇にしたのですが、十分に対策を取らなかったため我々の仕事を押し付けられることに憤った若手の同職の方が次々に辞表を出し、年明けからかなりの人手不足となります。

それに焦ったのか、本日退職挨拶の折に代表に呼び出され「分からないことがあったら御礼は差し上げるので相談していいですか」と弱々しく頭を下げられました。

私が就職に困っている時に働かせていただいたりと、代表には色々とご恩もあるのですが、
それ以上に経営が苦しいからと事前に協議もせず経営が回復するまでと勝手にお給料を下げられたり、それに抗議すると「でもお給料貰えなくなっちゃったらもっと困るでしょ?」と言われたり、その度に書面で通知がほしいと言ったのに頂けなかったりとかなり問題のある方でした。

他にも言動に問題のある社員が多く、代表も含め今後この会社に協力してあげたくないと感じ、「これまで賃金が不安定でどれだけ不安な気持ちにさせられたか」「事務は立場が低いから無茶を言われっぱなしで精神的に消耗した」「給与を減らされ生活を苦しくされてどんなに困ったか」「解雇されて会社が正式に保証してくれないのに貢献できない」「そういった相談事もできるだけ乗りたくない」と伝えました。

代表が高齢なこともあって、弱々しく頭を下げる姿を見ながら言うのがとても辛く、帰宅して落ち着いた今も罪悪感を感じています。

次の就職先はほぼ決まりそうなのですが、モヤモヤが晴れません。
どうしたら気持ちが晴れるでしょうか。
師走のお忙しいところ申し訳ありませんが、可能でしたらお言葉を頂戴したく存じます。(もっと困った方がいらっしゃったら私は後回しにしてください)

2023年12月20日 21:57

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お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
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会社自体に問題があるように感じます


事前に協議もせず経営が回復するまでと勝手にお給料を下げられたり

労働法務にあまり詳しくはないけど、かなり問題のある処遇ですよね。経営者からそう言われれば、個々の従業員の立場は弱いから、正面切って拒否するのも厳しかったとは思います。辛かったですよね。労働基準監督署等行政の窓口で相談できなかったのでしょうか?まあ、役所の窓口なんて平日の勤務時間とかぶるから、仕事を抜け出すのは難しいでしょうけど。
 今の時代なら、スマホで「労働条件の変更 賃金の減額」で検索すれば、会社側がやったことの問題点が明確になり松本さんの取るべき対応策もわかると思います。会社側のやったことは、労働基準法に抵触する行為だと思われます。
 
 とは言え、退職した今、そういう会社と交渉には時間も労力も要します。金額によっては弁護士に頼む方法もあるでしょうが、私には判断がつきません。松本さんがご判断するしかないと思います。

 経営状況が苦しかったとはいえ、労働条件の切り下げを不当に行った会社に寄り添う必要は無いと思います。「今後この会社に協力してあげたくない」と思うのは至極当然のことだと思いますし、経営者の身勝手な頼みは無視して構わないと思います。
 葬儀の際、檀家さんの経歴を伺うと、かつての勤務先が廃業・倒産で今は存在しないと言われることも多いのです。我々人間には寿命があります。お店や会社にも寿命のようなものがあるように感じます。松本さんとしては、長年働いてきた職場に思いも有り、愛着も有るでしょう。でも、社会や経済や顧客変化によって、また経営者の力量によって、寿命が尽きる時もあると思います。

 会社にお世話になった部分があったことも事実でしょうが、不当に労働条件を切り下げられたことも厳然たる事実です。今までの職場で培ったスキルは松本さん御自身の財産です。嫌な思い出は前の職場のものです。松本さんが抱え込むのは止めましょう。今は新たな職場でいい仕事をすることに心を傾けましょう。どうぞ、頑張ってください。

2023年12月21日 11:13
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質問者からのお礼

お忙しいなか心に寄り添っていただき、本当にありがとうございます。
会社の寿命というのも目から鱗というか、檀家さんとのお付き合いをされてご経験を積まれたお坊様の言葉は腑に落ちるように感じました。
また励ましのお言葉も頂けて大変恐縮です。これからまた頑張りたいです。

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