相反する気持ちへの対処法
本年もよろしくお願いいたします。
過去の質問の通り、私は6、7年ほど前からうつ病を患い、寝たきりに近い状態になりつつも何とか社会復帰を願っています。
今自分にできることをやって、今の自分を良くすることを考えるようにしたい。それは間違いなく本心のはずです。
でもどこかで、自分の心はそれを必ずしも良しとしていないように思うのです。
例えば、夜寝ようとしても全然眠れないとき。これでは次の日に用事があれば間違いなく影響してしまうのですが、何かイライラしている。そして、最近あったこととか、うつ病であることすら隠れ蓑にしてイライラに身を任せたり、怠惰をむさぼったりしてしまう。ドカ食い、ゲームやスマホの長時間使用などが止まりません。それでよくなるはずがない。
心のどこかで、変わることを恐れている自分がいるようなのです。
「社会復帰したくない、ずっとこのまま自由に穏やかでいたい、人生の波風を立たせたくない」・・・。
それこそ社会復帰じゃなくても、痩せなきゃいけないのにドカ食いしていたり、お金を節約しなければいけないのに豪遊しようとしたり、正しい道が分かっているのにいろんな理由を付けてそこから外れる行動をとってしまうことが多いです。
あるいは忘れようとした悪い記憶を思い出して、怒りが止まらなかったり、復讐まで行かずとも一泡吹かせることはできなかったのかなどと思ったりもします。
そういう部分も人間にはあるとは思います。うつ病の人が、心のどこかで「治してよくなろう」と思っていないから治療が進まず、後戻りすることすらある。そんな話も聞きます。
でも、「人間大なり小なりそういうものだから」「こういうことはよくある」でもう片づけたくはないのです。
自分としては、相反する気持ちも受け入れて、何とか悪い行動はとらないようにしたい。「正しい」「悪い」の判断が良いかわからないけど、「正しい」道から外れて「悪い」行動をすれば絶対後悔するのはわかっているのです。
相反する想いに折り合いをつけて、自分を壊してしまいかねない思考・言動を避ける。難しいのかもしれないですが、そういう事が少しでも出来るよう、アドバイス等あればご教授いただけますとありがたいです。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
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いっときも留まることはありません
拝読させて頂きました。
あなたがその様に思ってしまうのもわかる様に感じます。あなたのそのお気持ち心よりお察しします。
人間ですからその様に相反する気持ちや考えはあると思いますし、変わりたいと思っている気持ちがあれば、変わりたくないと思ってしまう気持ちもありますからね。それも含めてあなた自身であり人間だと思います。それは決してあなただけではないのです。
ただやはりそのままでいることはないでしょう。私達は日々変わり続けていくのです、一瞬一瞬変わり続けているのです。いっときとして留まることはありません。あなたも私も全てのものが移り変わり続けていくのです。
ですからあなた自身これからどう移り変わっていきたいのか、どうなさっていきたいのかをゆっくりとお考えなさってあなた自身で少しずつ前向きに進んでいきましょう。
決してあせることではありませんからね。急いては事を仕損ずる、です。
あなたがこれからの未来をあなたが望む様に変わっていかれ、素敵なご縁に恵まれながら心から豊かに毎日を充実なさって生きていかれます様に切に祈っております。そしてあなたを心より応援させて頂きます。
質問者からのお礼
ご回答ありがとうございます。
気持ちはどうあれ、何事も移り変わるものなのですね。そうならば、まず「変わりたい」と思ったことにも意味がありそうです。
少しずつどうありたいかを考え、丁寧に行動にしていきたいと思います。時間をかけて、じっくりと。
相談に乗っていただき、心より感謝します。