宗教の違いで彼氏のご両親に結婚を反対されています。
(規約により一部内容を修正しています/編集部より)
結婚相談所で知り合った方と半年お付き合いをし、先月プロポーズをしていただき相談所も退会手続きを行いました。
あとはお互いの両親に挨拶をする日取りを決めるところでしたが、お相手のご両親が、私の家が日蓮宗と知り猛反対しているようです。(お相手の宗教は浄土真宗です)
お話を聞いた限り、他宗教と関連があるとか、金銭面で問題があるとか色々言っているみたいです。
結婚するなら私の親や親戚とは縁を切らないとダメとまでいわれています。
実際は私の家は他宗教とは全く関係ないのですが…。
彼氏はもう一度説得してもダメだったら、自分の両親と縁を切ってでも結婚すると言ってくれていますが、私は自分の家族がとても大好きなので、彼にもそんな風にはなって欲しくないです。
これまで実際に会ってはいませんが、写真を見て明るそうな子と好印象らしかったのに、突然なぜという気持ちでいっぱいです。
私は今後どうしたらいいのでしょうか?
また許してもらえたとしても、そのようなことを言われた事実は残るわけで、心にモヤモヤとしたものが残ってしまう気がします。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
お相手の両親に強い思込みがあるのかも
お相手の両親の発言は誤解曲解があり、何らかの強い思い込みからの発言だったのではないでしょうか?
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お話を聞いた限り、他の宗教と関連があるとか、金銭面で問題があるとか色々言っているみたいです。
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この発言の内容は質問文だけでは曖昧です。言っている意味がよくわかりません。こういう発言の背景となる何らかの出来事があったのだと思います。ます事実関係を丁寧に確認してみましょう。その中に、誤解や思い込みの原因があると思います。
身近なところにお寺があって頻繁にお寺に行き来している人でも、案外とその寺の名前や宗派名を知らないこともあります。何故かと言いますと、農村部などでは一つの集落に一つの寺があり、その集落の住民の全部が檀家(もしくは門徒)であるという場合も多いです。集落の方々は寺院名では呼ばず「お寺」と呼んでおり、その寺の住職も電話を取る時には「はい、〇〇寺です」とは言わず、「はい、お寺です」と言ってる場合も多いんです。だから、自分の菩提寺の名称や宗派名をきちんと覚えていない場合も多いんです。ましてや、宗派もいろいろと別れており、全部の宗派の名称をすべて正しく覚えている人なんてめったにいません。ましてやそれぞれの宗派がどんな宗派かわかっている人もそうたくさんは居りません。
どの宗派にもいろんな僧侶が居り、いろんな檀信徒が居ります。布教に積極的で行動的な方(見方によっては、攻撃的)も居るでしょうし、穏やかで物腰の柔らかい方も居りでしょう。檀信徒の方もいろいろです。お相手の御両親は過去に何か宗教にかかわることでトラブルに巻き込まれたのかもしれませんが、そのことに関連して特定の宗派や宗教団体に嫌悪感や不信感を抱いているのかも知れません。不信感や嫌悪感を抱くのも止むを得ないという場合もあるかもしれませんが、先にも申し上げましたように誤解や勘違いで有る場合もあります。また、一つの事実を持ってすべてに当てはめようとした可能性も考えられます。
何故そういう発言になったか、という背景を解きほぐしていけば、宗教を理由に結婚を反対することは無いと思います。お幸せをお祈り申し上げます。