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母が恋しい

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3年前に亡くなった母に会いたくて仕方がないです。

当時の私は高校3年生の受験真っ只中で、母の死にうまく向き合えず、心の整理がつかないまま大学で3年を過ごしてきました。

就職活動にあたり、自分の将来を思い描くとき、無意識に母がいる姿を想像してしまい、それが叶わないことに気付くと辛いです。

また、最近は毎日夢で母の姿をみます。夢から覚めてすぐは、やっぱり実家はいいな、久しぶりに帰ろうか、母に会いに行こうか、と考えるのですが、しばらくしてもう母はこの世にいないことに気づいて毎日泣いたり吐いたりしています。

この3年間、実家に帰る機会は何回もあったものの、仏壇の前に座って母の遺影と位牌をみて拝むことがほとんどできません。なぜできないのか自分でもわかりません。怖いのかもしれないし、認めたくないのかもしれません。自分でもよくわからず、苦しいです。線香もあげてやらない娘で本当に申し訳ないです。

夢で全く会わなかった時期はあんなに夢に出て欲しいと思っていたのに、実際に夢に見るようになってからは辛いだの苦しいだの言って酷い娘です。でも母に会いたくて仕方ないです。もう意味がわかりません。苦しいです。

2024年3月8日 5:54

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お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

自分の中に。

はじめまして。浩文(こうぶん)と申します。

すずめさんは、お母さんとの思い出はありますか?

何気ない仕草やことばや考え方から、
影響を受けてこられたと思います。

それがすずめさんにとってたいせつなものであるならば、今なおお母さんの魂がすずめさんの中に宿っている感じがしませんか?

おふたりの間柄には楽しいこともあれば嫌なこともあったと思います。

でもそのあいだでお互いに影響を与えあいながら、
母親として、あるいは娘として
母娘の間柄が育まれたことでしょう。

その間柄は
今もなお残っていると思いませんか。
すずめさんの中に。

もし間柄がまだ残っているならば
すずめさんが生きていらっしゃる限り
お母さんも生き続けていると思います。

すずめさんがすずめさん自身の人生を生きるなら
きっとお母さんもそれを望んでいらっしゃることでしょう。

肉体は無くなっても
母娘関係は新たに育むことができるんですよ。

線香は無理にあげなくても構いません。
お母さんの位牌と遺影を拝まなくても構いません。

自分を拝んであげてください。

今生きている自分自身を拝むことができれば
お母さんが今まさにあなたを拝んでくれているように感じることができると思います。
まるで自分自身がお母さんであるかのように。

線香をあげるのが
どんなに遅くなってもいいですから。

生きているご自身をお大事にしてください。
お母さんがきっと望んでいたことですよ。

南無摩耶観世音菩薩 合掌

2024年3月8日 19:23
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吉井浩文
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