ペット供養について聞きたいです
亡くなったペット(猫)を火葬する予定です。火葬したあと、遺骨はとりあえず自宅に持ち帰り、また遺骨の一部は自分がペンダントに入れて持っておけるようにしようと思っていました。
ですが、知り合いの視える方が「骨を自宅に置いたり持っておくと、動物が彷徨って成仏できないからだめだ」といわれました。
自分的には、人間中心に考え方になってしまいますが、一切遺骨とさえ居られないのはどうしても寂しいです。
もし構わなければ、アドバイスや考え方の変え方など教えていただけると嬉しいです。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
遺骨は遺品の一つにすぎない
遺骨は、毛や爪みたいなもので、特別なものではありません。
遺品の一つにすぎないのです。
仏教的には輪廻転生を考えますから、亡くなった猫ちゃんは、すでに新しい生き物に転生していると考えられます。
ペット供養とは、転生先の世界で新生活を始めている元猫ちゃんの幸せを願うこと。
たとえば、数ヶ月後に街ですれ違ったベビーカーの赤ちゃんが、実はその猫の生まれ変わりかもしれない。
あなたは、その赤ちゃんの幸せを願うのです。
また、極楽浄土で阿弥陀様の弟子として修行を開始している新米の菩薩様(仏の見習い)が、その猫ちゃんの生まれ変わりかもしれない。
あなたは、その菩薩様の修行が順調に行って早く仏様に成れる(成仏できる)ように願うのです。
仏様に成った元猫ちゃんは、人々を救うスーパー指導者となって大活躍することになります。
浄土宗では、亡くなった人や動物が極楽浄土の菩薩様に転生できるように願って、
南無阿弥陀仏(なむあみだぶつ)と念仏を唱えます。
なむあみだぶなむあみだぶ
なむあみだぶなむあみだぶ
なむあみだぶなむあみだぶ
と念仏を口ずさみ、猫ちゃんの来世以降の未来永劫の幸せや、あなた自身の来世の幸せ(つまりは人生のハッピーエンド)を願いましょう。
遺骨は有っても無くても害はないです。
ただ、猫ちゃんが立派な仏様や菩薩様になっていると想像して、尊敬すべき(智慧と慈悲を備えている)立派な仏・菩薩の生き方を見習う気持ちで遺骨やお墓を拝むなら、その気持ちによって、あなた自身の心が清らかになる(成仏しやすい悟りやすい性格になる)と考えられます。
安心なさって下さいね
拝読させて頂きました。大切な猫ちゃんがお亡くなりになられてあなたはとても悲しんでおられることでしょう。そしてその様なことを知り合いの方から言われてあなたはとても不安なお気持ちになっておられることでしょう。詳細なあなたのお気持ちはわからないですが、あなたのそのお気持ちを心よりお察しします。
その子が必ず仏様に導かれ心から安らかになります様にと心を込めてお祈りさせて頂きます。至心合掌 南無阿弥陀仏
あなたもその子が心から安らかになります様に心を込めてお祈りなさって下さいね。至心合掌
その子は必ず仏様や神様に導かれ、あなたのご先祖様がその子を温かくお迎えなさって下さいます。その子は仏様や神様やご先祖様のもとで心から安心して一切の迷いや苦しみからも救われて円満にご成仏なさいます。
その子はこれからもずっとあなたやご家族の皆様をいつでもどこでもどんな状況でも優しくお見守りなさっていて下さいます。その子とあなたや皆様とのご縁は永遠に続くのですからね。
ですからその子が迷い苦しむこともさまようこともありません、どうか安心なさって下さいね。ご遺骨は手元に置いても大丈夫ですからね。
いつの日かあなたや皆様が与えられた命を全うなさる時には必ず仏様や神様がお導き下さり、その子がご先祖様を連れてあたたかくお迎えなさって下さいます。そして再会を喜び合うでしょう。そして一切の迷いや苦しみから救われて何の憂いもなく円満にご成仏なさります。それまでどうかいつも優しく見守っていて下さいね、とその子にお祈りなさって下さい。
あなたがこれからもずっとその子とのご縁を大切になさり、皆様と一緒に心から豊かに幸せに人生を生きていかれます様に、与えられた天寿全うなさる時には必ず仏様や神様がお導き下さり、その子がご先祖様と優しくお迎えなさって下さいます様に、その子と再会なさり一切の苦しみや迷いから救われます様に心から仏様や神様やご先祖様そしてその子に祈っております。至心合掌
質問者からのお礼
詳しいご説明ありがとうございます。
参考にさせていただきます🙇♂