ペットロスから抜け出せません
こんばんは。
以前こちらで相談させていただきましたが、5ヶ月前に愛兎が亡くなりました。
埋葬してから毎日お墓に挨拶をして1日を迎えています。
毎日泣き暮らしているわけではありませんが、ふとした時に思いがけず涙が溢れて眠れなくなります。
一度だけ夢に出てきてくれましたが、その時の姿は元気だった頃と変わらず、好きにご飯を食べてゴロゴロして愛おしい限りでした。
思い出す姿も夢の中と同様に元気に駆け回る様子ばかりなのに、思い浮かぶ言葉は看取れなかった懺悔や後悔ばかりです。
こんな風な言葉を向けられ続けるのは本人も望んではいないだろうと分かっているのですが、会いたい気持ちが積もり続けて後を追ってしまいたい気持ちも途絶えてくれません。
私の中であの子以上に他の誰かを愛せる自信も無いので、次の子のことは考えられません。
ただこうも後悔を引きずって泣いてばかりいるのも、心配させてしまう気がします。
あの子と過した時間を忘れないまま、ペットロスを乗り越えるにはどうしたらいいのでしょうか。
お坊さんからの回答 2件
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
手を合わせる生き方は、亡き命と繋がる道。あなたの声を届けよう
それも、今のあなたの大切な気持ちよ。想うからこそ。今まで一緒に生きてきたからこそ。いつまでも、いつまでも、大切な子だよね。
悲しみが続くことは、いけないことではありません。ふとした時、寂しさや悲しみが込み上げてくることは、自然です。だって、あの子がいてくれた場所で、今もあなたは生きていて、あの子はいないのだから。あの子の面影を追ってしまうのは、当然だわ。
仏様の世界でも、駆けまわり ちゃんと食べて過ごしてくれているわ。仏様は、安心の場所を用意くださっていますよ。
ただ、泣くだけじゃなく、あの子を頼みますと仏様に手を合わせましょう。必ずまた会わせくださいますから。「大丈夫、心配いらないよ」と呼んでくださいますよ。
手を合わせる生き方は、亡き命と繋がる道。あの子にあなたの声を届けましょうね。会える日まで、ずっと一緒ですよ。
たくさんの贈り物に「恩返し」をする
お悩み拝読いたしました。
5ヶ月前に大切な愛兎さんを亡くされ、今も深い悲しみの中にいらっしゃるのですね 。お気持ち、お察しいたします。
私も以前、散歩を共にした愛犬を亡くした経験があり、その悲しみは痛いほどよく分かります 。
毎日お墓に挨拶をされているとのこと、素晴らしいですね 。ですが、思い出すのは後悔の念ばかりで、ご自身を責めていらっしゃるのではないでしょうか 。
ここで少し、考え方を変えてみませんか。
あなたは愛兎さんと過ごした時間の中で、たくさんの愛情や温もり、楽しい思い出を受け取ってこられたはずです 。落ち込んだ時に寄り添ってくれたぬくもりもあったことでしょう 。
今度は、あなたがそのたくさんの贈り物に「恩返し」をする番だと考えてみてはいかがでしょうか 。
亡き愛兎さんが、あなたの今の姿を見てどう思うでしょう。きっと、あなたが泣いてばかりいる姿は望んでいないはずです 。あなたが元気で、笑顔で、毎日を楽しく過ごしている姿を見ることこそが、愛兎さんにとって一番の喜びであり、供養になるのではないでしょうか 。
毎日のお墓参りでは、後悔の言葉ではなく、「今日はこんな楽しいことがあったよ」というような、喜んでもらえる報告をしてあげてください 。そのような「良い報告」ができる毎日を少しずつ取り戻していくことが、悲しみを乗り越える大きな力となります 。
愛兎さんとの思い出を忘れる必要はありません。その大切な存在が、これからのあなたの人生を導き、支えてくれる指針となるはずです。愛兎さんが喜んでくれるような生き方をすることが、あなた自身の幸せにも繋がっていくと信じております。
合掌
質問者からのお礼
温かいお言葉、本当にありがとうございます。
お盆が終わった頃に夢で会いに来てくれた気まぐれなあの子が、今何不自由なく好きなように駆け回っている姿が、なんとなく思い浮かびました。
毎日手を合わせてお話していますが、きっと耳だけこちらに向けて聞いてくれてるんじゃないかと思います。
あの子の死を偲び泣いているのはもう私だけですが、それは決して悪いことじゃないと思えただけで救われました。
本当にありがとうございます。
続けてのご回答、ありがとうございます。
私が楽しく過ごしている姿があの子にとっての喜びに繋がると聞いて、いつも私の感情に寄り添うように一緒に過ごしてくれた時間を鮮明に思い出しました。
私と遊ぶ時はすごく嬉しそうに走り回ってくれて、私が泣いて帰って来た時は静かに話を聞いてくれていました。
私もあの子のことを思い出すなら、元気に駆ける姿の方がずっといいです。
明日から少しずつでも良いことを共有して、自分なりに前を向ける時間を作っていけたらと思います。
親身に寄り添っていただき、ありがとうございます。



午後から夜の時間帯は都合がつきやすいです。
◆こちらから、無理に聞き出すことは致しません。
言いにくいこと、言えない気持ちも大切にします。あなたのお気持ちのままに、ゆっくり待ちながら、その気持ちを大切に受け止めたいと思っています。
◆自死で大切な人を亡くされたり、死別により 死が受け入れられなかったり、心の整理がつかない方へ。30分ずつでも、オンラインで定期的に気持ちに向き合っていきませんか。吐露したり泣ける時間も、大事なグリーフケア 。
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