ペットの遺骨アクセサリー
こんにちは。
質問、よろしくお願い致します。
先日、長く暮らした愛犬を亡くしました。
現在は手元供養で、骨壺に入れて自宅に安置していますが、遺骨アクセサリーにも少し遺骨を保管してあります。
私事の素朴な疑問ですが、遺骨アクセサリーを持ち歩くことにより、神社やお寺などで授与していただくお守りのような効果はありますか?
教えていただければ幸いです。
よろしくお願い致します。
お坊さんからの回答 2件
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
神仏の護符ではなく、愛犬への愛情・愛犬からの力ですよね。
神仏の力を宿した護符が、お守りです。
ですから、遺骨アクセサリーはまた意味合いが違ってきますよね。
あなたがどんな想いで、肌身離さず身につけたいのか。
そばに感じたい、守っていてねという、いつでも一緒という気持ちが大きいのではないでしょうか。
それこそが、私にとっての「お守り」と思えるのなら、遺骨アクセサリーも「あなたのお守り」になるでしょう。
神仏の護符ではなく、愛犬への愛情・愛犬からの力ですよね。そんな形のお守りがあっても良いのではないかしら。
効果は、きっと あなたの「安心」でしょうね。
お大切に。
個人的にお守りと思えれば
あなた自身がお守りと思えばお守りと言えるでしょう。
寺社で公式に提供されているお守りとペットの遺骨は別物ですが、そもそも寺社のお守りだって骨だって、仏教的には地水火風という四種類の物質的エネルギーがからみあっている物体にすぎないのです。
つまり、物質はあくまで物質にすぎないのです。人の遺骨もサンマの骨も物体にすぎない。
しかし、その物体に私達がどのような意味づけを意識するかで、私達の心(思考や感情、ひいては行動)にもたらす影響が変わるでしょう。
数珠だって、唱えた念仏の数を数えるための紐状そろばんにすぎないと思うのか、仏様の救いを意識し続けるための象徴的な腕輪だと思うかで違ってきますからね。
気の持ちようとだと言ってしまえば身も蓋もない話ですが、あなたが遺骨アクセサリーを見て優しい気持ちや幸せな気持ちになったり元気や勇気をもらえるなら、お守りと言えるでしょうね。
お釈迦様が亡くなったとき、お釈迦様の遺骨(仏舎利)を複数の国の人々がありがたがって持ち帰りました。火葬した灰まで持ち帰った人もいました。
それら遺骨をストゥーパと呼ばれる塔に納め、ストゥーパが日本の卒塔婆のルーツとなりました。
ストゥーパを拝むことで偉大なお釈迦様の人徳を思い出し見習う気持ちになれるなら、私達の心は清らかになれます。
それも心の持ちようですね。
質問者からのお礼
回答してくれたお坊様方、本当にありがとうございました。
確かに皆様、おっしゃる通り、気の持ちようと言ってしまえばそれまで。
でも、前向きな気持ちを持てるエネルギーになり得るなら、それは立派なお守りですよね。神社のお守りも、愛犬の遺骨も、心して、大切に扱いたいと思います。
ありがとうございました。



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