母親の後悔との向き合い方
ご無沙汰しております。前回は優しいご回答をありがとうございました。
今回は過去の選択による母親の後悔との向き合い方についてご相談にのっていただけないかと思い、質問をさせていただきます。
私はもう10年以上自律神経・メンタル系の持病を抱えています。きっかけは高校時代に理系の特進クラスに在籍し、朝5時代出発・夜9時頃帰宅、それから大量の課題をこなすことによる慢性的な睡眠不足と、朝から晩まで授業と補習、毎日のテスト(場合により追試)というストレスによるうつ病の発症で、卒業後も完治はせず良くなったり悪くなったりを繰り返しています。
病気になったことで悩むことも多くあり、高校も違う場所を選んでいればと思うことも正直あります。ですが、私は自分自身でその道を選んだ以上その結果を受け入れているつもりです。しかし先日母と少し話をした際、母がその高校を私に勧めたことを非常に後悔していることを知りました。
確かに私は中学生の頃高校についてはあまり深く考えておらず、母に教えられてその学校の存在を知り進学を決めました。ですが友人たちに他の学校に行こうと誘われたり、同じ高校に行くにももう少し楽な選択(文系の特進クラス)をすることも出来ましたが、自分で自分の道を選んだつもりです。
ですが母は自分のせいだ、その高校を勧めたことを一生後悔するだろうと言っていました。(本当は本人はそれを口にするつもりは無かったようです。)
私は母が大切です。母がいてくれたおかげで今まで何度挫けても生きて来られたと本当に感謝しています。
今の私が母の迷惑になるのであれば死んでも、消えても良いと思っています。でも今私が居なくなったところで、母の後悔は無くなりません。無くすとしたら私の存在自体なかったことにしなければならないのに、そんな方法が見つかりません。
人の気持ちのコントローは出来ないことは理解しています。でもどうしても母に責任を感じて欲しくありません。私はどうすればいいでしょうか?
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
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お互い大切な人ですから
拝読させて頂きました。
親とて子のことを思うと様々な後悔の念はなかなか消えないと思います。
もしもああしていれば、あの様に言っていれば、ああしなければ、あそこに行きさえしなければ等々様々思いは尽きないものです。
とはいえ過ぎてしまったことは取り返しはきかないですし、やり直しできないものです。
ただやはり親子のご縁やつながりは尊くかけがえのないものには変わりません、あなたがいてくれることだけでもお母様にとっては本当に有り難く唯一無二のものですからね。
どうか決して自分を責めず自分の存在を否定なさらないで下さい。お母様や周りの人達とあなたのご縁はこれからもずっと永遠に続くのですからね。
あなたがこれからもお母様や皆さんとのご縁を大切になさり、お互いを思いやり仲良く生き抜いていくことできます様に、心から安らかに幸せに生き抜いていくことできます様に切にお祈りさせて頂きます。
そしてあなたを心より応援させて頂きます。至心合掌
質問者からのお礼
先程カテゴリの間違いに気付きました
申し訳ございません。ご回答いただき、本当にありがとうございます。
この世界で私だけが母に後悔をさせているような気持ちでここ数日過ごしていたため、様々な後悔があるという一言に救われました。仰っていただいたように周りにあるご縁を大切にし、感謝の気持ちを忘れず生きていきたいと思います。
こちらで相談して本当に良かったです。ありがとうございました。