回答 1
有り難し 3地域で嫌われ者です。
以前の職場のトラブルで悪評を広められています。初対面なのに嫌な態度を取られたり
、仲良くなった人に突然態度を変えられたりします。
そのことが原因で親戚からも嫌われ、親戚と親しくしている人達からも嫌われるようになりました。
また子供の同級生の母親の1人から嘘の噂を流され、また偶然の誤解や間の悪さが重なってやはり皆から嫌われ連絡を絶たれるようになりました。
この母親は、私とトラブルになる前に別の親子を異常者に仕立て上げて転校させてしまったことのある人なので、気を付けていたつもりでしたが、子供同士のトラブルをきっかけにターゲットになってしまいました。正直今でも悔しいです。
自分にも悪いところがあったのだと思い、ここ数年、自分のこれまでを色々反省し、できる限り変えるように努めてきました。
そう心がけるようになってからは、毎日接する職場の人達との関係は以前より改善し、仲良く働くことができています。
それでも、新しく出会った人に、過去の噂で急に拒否されてしまうと落ち込みます。
自分が少し変わったくらいで、人から見方を変えてもらうことを期待するのは虫のいい話なのかもしれません。
一度地域で悪いイメージが付いてしまうと、もう普通に暮らすことはできないのでしょうか。
知り合いが誰もいない所へ行って一人で暮らしたいと思いますが、子供や仕事のこと、経済的なこともありそうもいきません。
死にたい気持ちと戦いながら日々をやり過ごしています。
これからどのような気持ちで生きて行ったらよいのでしょうか。希望が見えません。
お坊さんからの回答 1件
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
拝読させていただきました。
人は誰しも罪を犯しています。
「叩けば埃が必ずでる」のが人間です。どんなに正しく生きていそうな人にも世間に知られていないだけで、実際は罪を犯している人びとは全員といってよいでしょう。
これはあくまでも法律での罪ではありません。
仏教では「三業」という
1、身業（身体での行い）
2、口業（言葉での行い）
3、意業（心での行い）
この三つの行いでの罪が誰しもあります。その三業の行いを正しくすることが、本来の人間の正しい生き方となります。
ここまでは余談として捉えてください。
▪️釈迦はこのように説きます。
多く語る者は非難され
少し語る者も非難され
沈黙する者も非難される。
ようは、どの時代においても非難されない人はいないことを明らかにしています。
人の噂も75日という＂ことわざ＂がありますように、噂を立てられていたとしても、噂を立てられているかも知れないと思っていたとしても、噂が広がっているかもと思っていたとしても「放置」してください。
「自己の行いにより、悪い評判」という羞恥心が反応しているだけであり、他人や世間の実際は、９割９分は「どうでもいい」と思っています。
また、花の香りが逆らって吹いていかないように、良きことを自然に行なっていくことで、周囲の誰かしらが正義の心で、「◯◯さんの噂を聞いていたけど、実際はそんなことはない。」と良い風が吹いていくことです。
今、心情を察しますと自身の行ったことへの懺悔と予想外の噂などが苦悩へと導いていますが、そんな真実でもないことを信じる人たちに本質を理解してもらう必要もありません。
お子様や家族への迷惑をかけてしまっていることはあるかも知れませんが、他人からの評価や指摘されても「反応しないこと」に今は徹してください。反応することで、三業（身体・言葉・心）は悪へも善へのどちらにも動いていきます。
▪️釈迦はこのように説きます。
大きな岩が風に揺るがないように、非難と賞賛には動じてはならない。
人は良いことには喜びますが、仏教では褒められても、非難されようとも「心を動じさせません。」
嵐の渦中にいるときは、嵐が止むのをジッと待つのみとなります。
寒い冬もやがては春が訪れるように、今は長い冬に入っているかも知れませんが、必ず春が到来します。
合掌
