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戒名について回答受付中

回答数回答 1
有り難し有り難し 3

初めて質問させていただきます。
どうぞよろしくお願い申し上げます。

私は、自分の死後の手続きや処理を頼める親族がいない為、民間サービスに依頼する予定です。
その民間サービスの担当者によると、直葬で、戒名もない(つけていただかない)方が多いそうです。

私の場合、喪主がいないので直葬で仕方ないとは思うのですが、お経もあげていただかず、戒名もいただかないのは仏教としてはどういう解釈になるのでしょうか。
仏様のお弟子にしていただかなくても、成仏出来るのでしょうか。

いろいろな宗派の僧侶の方からいろいろなご意見を賜りたく質問させていただきました。

どうぞよろしくお願い申し上げます。

2024年10月3日 13:35

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お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

仏教の導きがない状態では、成仏への道筋が不明確

戒名についてのご質問、ありがとうございます。

戒名とは、仏教に入門した証として授かる名前です。曹洞宗の考えでは、「戒」は仏になるための心得を意味し、その教えを心に留めた人に与えられるものです。

仏教のお葬式は、故人が仏様との縁を結び、最終的に仏になるための儀式です。そのため、戒名を授けることは重要な部分となります。ただし、戒名を授かっても、今までの名前(俗名)がなくなるわけではありません。

戒名もお経もない場合、仏教的には「どうなるかわからない」というのが正直な答えです。仏教の導きがない状態では、成仏への道筋が不明確になります。ただし、いつかは成仏できると願っておりますが、時間がかかる可能性もあります。

このような不安を感じる方には、生前戒名という方法があります。生きているうちに戒名を授かることで、亡くなった後の不安を軽減できるかもしれません。

あなた様の状況を考えると、ハスノハのようなウェブサービスを通じて、「このような事情で戒名を授けてくれる方を探しています」と相談してみるのも良いかもしれません。何らかのヒントが見つかる可能性があります。

最後に、この縁を大切にしていただき、少しでも不安を取り除いて、穏やかな時間を過ごせることを願っています。戒名や仏教についてさらに詳しく知りたい方は、お近くのお寺の和尚さんに相談するのもよいでしょう。

あなた様の人生が穏やかで充実したものになりますように。

合掌

2024年10月4日 2:03
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有り難し
おきもち

蓮城院というお寺の副住職。 主に坐禅をしたり、庭掃除をしたり。 ハスや...
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質問者からのお礼

早速ご回答いただき、ありがとうございます。
実は生前戒名も考えているのですが、御位牌の問題もでてくるのて悩んでいました。
でも、自分としては、葬儀は出来なくても、お経と戒名は必要と考えておりましたので、お寺様や民間サービスの担当者の方ともご相談させていただきたいと思います。
やはり、お坊様からいただく御言葉はありがたく、自分の中で安心と自信になります。
これからもよろしくお願い申し上げます。
ありがとうございました。

「戒名」問答一覧

戒名料と魂入れのお布施について

お世話になります。 お布施の相場感について教えて頂きたいです。 この度母が亡くなり、葬儀屋さんの紹介頂いたお寺さんに四十九日法要と新しい仏壇への魂入れをお願いすることになりました。葬儀屋さんから四十九日だけであれば、3万円と案内がありましたが、今回仏壇への魂入れもあるので、お布施の相場を葬儀屋さん経由で聞いたところ、5~10万円とのことでした。 そして、後日、お寺さんとのやり取りの中で、古いお仏壇の供養と、子供の頃に亡くなった父の位牌の件でどうするか?というご提案を頂きました。 古いお仏壇は仏具店にて魂抜きお焚き上げをお願いできますが、父は宗教上の理由から、亡くなった当時戒名をいただかず、位牌もない状態です。 お寺さんと相談し、古い仏壇は仏具店にお任せすることになりましたが、父の件は、夫婦位牌にして、父にも戒名を授けていただけるという流れになりました。 お寺さんには無知な私に色々と教えていただき、大変有難く、お布施でも礼を尽くしたいのですが、今回母の葬儀でまとまったお金が出ていき、経済的に厳しい状況です。 今回父の分の戒名と夫婦位牌へ母と合わせて魂入れとなると、もともとの5〜10万円に加えて、いくらほどお布施を追加したらよろしいでしょうか。 お寺さんに聞きましたが、冗談ぽく「たくさん笑」と言われました。気持ちの問題なのでそうとしかお答えできないかと思いますし、ご配慮をして頂いた上で、ユーモアあるご回答だったと思います。 ただやはり、失礼のない相場感を教えていただきたいです。よろしくお願いいたします。

有り難し有り難し 6
回答数回答 1

戒を授かることについて

お世話になります。 私の実家(祖父母)は、父方・母方ともに西本願寺派の檀家ですが、父母の代から別に家を構え、私自身も結婚して独立し、父母の家・私の家ともに仏壇はなく、檀那寺との付き合いもありません。 今後、父母逝去の際にどうするかという問題もあるのですが、今回ご相談したいのは、私自身の授戒についてです。 生前に戒を授かることはとても尊いことと聞き、死後授かるよりも素晴らしく、破戒があっても、輪廻の果てに必ずや解脱に導くと聞いたことがあります。 仏弟子となりたいという思いのほか、子どもをもうけるつもりがないため、死後の葬送が不明瞭ということもあり、生きているうちに戒を授かりたいと考えているのですが、どのように手続きしてよいか分かりません。 高野山、善光寺では授戒会をしているときがあるとか、本願寺ではお剃刀があるという断片的な情報しか知り得ないのですが、 1 授戒とお剃刀は仏弟子になるという意味で同様のものですか?(浄土真宗には戒がないのでお剃刀とは聞いています。) 2 授戒と戒名の授与は別なのでしょうか? 3 どのように授戒やお剃刀にアクセスすればよいでしょうか?(いきなり近隣の お寺に行って、「授戒してください。」でOKなのか?) 4 複数のお寺で、何回も授戒を受けてもよいのでしょうか?その場合戒名は複数持てることになるのでしょうか? 5 生前戒名を授かっていた場合、授戒したお寺さん以外で死後、葬儀や法要をしてくれない場合もあると聞いたのですが、肌感覚としていかがでしょうか? 6 また、祖父母の檀那寺を含め、もし授戒をしてくれるお寺様と巡り合えた場合、その授戒・戒名(又は法名)を持ちながら、他宗派の信仰や勤行をしても差し支えないものなのでしょうか?(例えば、檀那寺又は檀那寺経由で浄土真宗の法名をもらいながら、一方で、他宗派の信仰や勤行をする等) 以上、とりとめのない質問で恐縮ですが、よろしくお願いいたします。

有り難し有り難し 8
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