触れなくても良いことに触れてしまいました
今日、クラスメイト二人と外の渡り廊下を歩いていたら、その内の一人(Aさん 仮称)のスカートがフワッとなっていました。
触れない方が良いかと思いましたが、「最近よく風が吹くね」という風に少し遠回しに触れてしまいました。
もう一人のクラスメイト(Bさん 仮称)が「さっきスカートがフワッとなってたね」と言ったのを聞いて私は「マリリン・モンローみたいになってた」と独り言のように言ってしまいました。
渡り廊下での出来事を掘り返してしまい、自分勝手ながら申し訳なくなりました。
その後Aさんとは普通に会話はしましたが、嫌な思いをさせてしまったと思います。
上記の出来事はセクハラになってしまうのでしょうか?
どうか皆様のお知恵を御貸しください。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
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人生は日々学び、日々成長
あなたが今回の出来事について反省し、申し訳なく思っている気持ちはとても大切です。そのことからも、相手に対して配慮しようとしている姿勢が感じられます。
まず、今回の状況がセクハラに該当するかどうかですが、セクハラというのは、相手が不快に感じる言動や行為によって成り立つものです。あなたがAさんのスカートが風でめくれたことに触れたことや、「マリリン・モンローみたい」と言ったことが、Aさんに不快な思いをさせてしまった可能性はあります。ただし、セクハラかどうかは、相手がどう感じたかが重要です。
Aさんがその言葉をどう受け取ったかは、実際に聞いてみないと分かりませんが、もしあなたが「申し訳ない」と思っているのであれば、直接Aさんにその気持ちを伝えることが大切です。「あの時の発言で気まずくさせてしまっていたら、ごめんなさい」と素直に謝ることで、相手にあなたの誠実さが伝わるはずです。相手が嫌な思いをしていたなら、それを正直に謝ることが大切ですし、もし気にしていなかったなら、そのことを確認できて安心できるでしょう。
大切なのは、相手を尊重し、自分の言動が相手にどう影響を与えるかを考えることです。今回の出来事を通じて、さらに相手を思いやる力を育てていけると思います。気持ちを大切にし、これからも周りの人と良い関係を築いていってください。合掌
失敗を恐れずにコミュニケーションを取る
拝読させていただきました。若者の繊細な感情と人間関係の難しさがよく伝わってきます。
まず、不安に思うことは自然なことです。仏教では「三毒」という考え方があり、その一つである「無知」が不安の原因となります。つまり、知らないことが不安を生むのです。ですので、学ぶことで不安を軽減できるのです。
セクハラについて少し説明させていただきますと、相手の意に反する性的な言動で、その人の環境に不利益をもたらすものを指します。あなたの行動がAさんの学校生活に大きな支障をきたしていなければ、厳密な意味でのセクハラには当たらないでしょう。
しかし、相手の気分を害した可能性はあります。ただ、それを極端に恐れる必要はありません。人間関係では、時に言葉が相手に思わぬ影響を与えることがあります。大切なのは、言い過ぎたと感じたら素直に謝罪することです。
青春時代の友人関係では、完全に無難な発言だけでなく、ある程度感情を揺さぶるようなやりとりも大切です。それが友情を深める一因にもなります。ただし、相手の気持ちを考えながら、適度な距離感を保つことも忘れずにいてください。
最後に、失敗を恐れずにコミュニケーションを取り、もし間違いを犯したと感じたら素直に謝罪する。この姿勢を持ち続けることで、きっと楽しい学校生活と青春を送れることでしょう。
合掌