身近な人の死が怖い回答受付中
私は20代前半です。
先日同級生のお父様が亡くなられたと聞きました。前触れもなく突然の事だったといいます。
私の両親は私を40代で産んだためほかのご両親よりも年齢が上で今は60代です。
私は小さい頃から不安を抱えやすく、最近とくに家族がなくなったらどうしようなど悩んでいます。突然死となったらほんとうに怖いです。
そのために恩返しを少しでもしようと感謝の気持ちやものを買ったりはしていますが、やはり怖く悲しいです。
来る運命なのとわかっていますが本当に苦しいです。
この不安をどうすれば少しでも和らげますか?
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
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安心なさって下さいね
拝読させて頂きました。
あなたは身近な方々の死がとても怖いと思ってしまうのですね。詳細なあなたのことはわからないですけれども、あなたのそのお気持ち心よりお察しします。
身近な方々の死が怖いのは誰しもがそうなのです、決してあなたに限ったことではありません。少なからず大切な方々の死や別れは誰にとってもとても辛く悲しいものですし、お亡くなりになられた後でもなかなかその死を受け止めることは難しいのです。
ですからあなたがその様に不安になり恐れるのは自然なことであることを知って下さい。
私達は誰しもが必ずその命終わる時が来ます。それは私達全てのものに与えられたことなのです。それは真理ですからね。誰もそこから外れることはありません。
しかしその様に悩み悲しみ苦しみ恐れる私達を仏様や神様は全てお救いなさって下さいます。お亡くなりになられた方々を仏様や神様は速やかにお導きなさって下さいます、先に逝かれた方々やご先祖様が優しくお迎えなさって下さいます。そして仏様や神様のもと一切の迷いや悩みや苦しみからお救いなさって下さり、ご先祖様と一緒に安らかに清らかに何の憂いもなくなりご成仏なさっていくことできるのです。つまり親しい方々やご縁あった方々と再び仏様や神様のお導きにより再会することができるのです。そして生きている方々を穏やかにお見守りなさることができるのです。どうか安心なさって下さい、仏様や神様を信じて下さいね。
いつかあなたの身近な方々がお亡くなりになる時が来ます、そしてあなたも必ずお亡くなりになられる時が来ます。そのあたりにも必ず仏様や神様がお導き下さり、先に逝かれた方々が優しくお迎えなさって下さり再会し喜び分かち合うことができるのです。
あなたがこれからの未来を身近な方々と一緒に仲良く幸せに生きることできます様に、そして身近な方々やあなたが与えられた天寿を全うなさる時に仏様や神様がお導きなさって下さいます様に、そして親しい方々と再会なさり心から喜び合います様にと、心から仏様や神様やご先祖様にお祈りさせて頂きます。至心合掌 南無阿弥陀仏なむあみだぶつ
そしてあなたを心より応援させて頂きます。
安心安全を感じること
むむ子 様
愛する家族のこれから起こるかもしれない死への恐怖から
不安が増大して、それに苛まれている状態かもしれませんね。
とりあえず今は、現実にその恐怖は起こっていないので、
一旦、別の場所(あるいは心や思考の片隅)に置いといて、
あなたが、安心安全を感じるとしたら
どんな状況でしょうか?
その場所、その雰囲気、そして誰といる時、
とてもよく安心安全を感じるでしょうか?
深呼吸を繰り返し、体をリラックスさせて、
充分に安心安全を感じるシーンをイメージして
それに浸りましょう。
一人で難しい時は、セラピストを頼るといいですよ。
そして安心安全を感じるイメージに入っているとき
その時に、あなたの傍に最も優しく思いやり深い人がやってきます。
誰か想像してみてください。
その人が、あなたの傍に座り、あなたの肩を抱き、
とても穏やかにゆっくりと、思いやりと優しさを向けて
あなたに語り掛けます。
「大丈夫だよ」「心配しなくていいよ」
「感謝の気持ち素晴らしいね」
「優しいね、ありがとう」
など、あなたが心地よくなるように伝えてくれます。
やがて、あなたはその優しく思いやり深い人の姿勢や表情や言葉を受け取り、
その優しさや思いやり深さが、あなたの心の中に流れ込んでいきます。
心の中に優しさや思いやり深さが流れ込んだあなたは、段々とそれに満たされていきます。
この流れで、優しさや思いやり深さに満たされ溢れるようなイメージをしてみてください。ゆっくりゆったり心地よくリラックスしてイメージを膨らませていきましょう。
そして、あなたの心と思考の片隅にある「不安さん」に語り掛けてみましょう。
「何を教えてくれているのかな?」
「不安さんに支配されないように私はどんな行動をとればいいのかな?」
「まず何からできるかな」と。
最初は上手くイメージできなくても構いません。
徐々に安心安全を感じるようしていけばいいのですから、取り組んでみてください。
一礼