夫に登山を控えてもらいたい。
夫が数年前から登山にはまり、月に何度も登りに行きます。ストレス解消ならと黙認していましたが、中学生の息子を誘って行くようになり、遭難が心配です。教育費で貯金が思うようにできないこともあり、経済面でも控えてもらいたい。けれどそれを話すと「決まった金額は家に入れているのだから良いじゃないか」と怒り出し、機嫌が悪くなります。思春期の息子が着いてきてくれるものだから嬉しくて仕方ない気持ちは理解できます。私は持病があり登山ができないので、私だけのけ者のような気持ちにもなります。趣味に夢中な夫にどうすれば伝わるのでしょうか?
自分に自信が持てないので人とうまく話せない。
お坊さんからの回答 2件
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
自分の中の「本当の問題」と向き合って
質問拝読いたしました。
Jikaiと申します。
あなた様のお悩みは、「遭難が心配」であること以前に、一番最後に記された「私だけ除け者のような感覚」なのではないでしょうか。
娘のいる父、息子のいる母は特に、疎外感を感じやすいです。
今回の場合は特に、あなたが旦那様に「登山を控えてほしい」と伝え、その通りになったとしても。
旦那様は数少ない楽しみを奪われ、不機嫌になる。自分を理解してもらえないうえ、あなたのことを邪魔者だと認識してしまう。
他の問題が別の場所に発生するだけです。
登山自体にもリスクはありますし、それを理由にするのは容易なことです。
しかし、もっと大切で取り組むべき問題からまず、手をつけ始めませんか。
仏教には「諦観(ていかん)」という言葉があります。
物事をそのままありのままに見る、という意味なのですが、これ、結構全てにおいて大切なことだったりします。
人の行動は「相手の問題」なので、これは変えられません。
少なからず影響は与えられるかもしれませんが、根本的解決法はないんです。
しかし、自分の内側にあるものは自分の問題。自分で変えられます。
今必要なのは、自分の持つ不満や苦しみと向き合うこと。
その等身大の大きさを知れば、伝えるべきこととそうでないこと、そして伝え方も導かれてくるものです。
あくまで自然体。自分を誤魔化さずに、です。
感謝なさり思いやることです
拝読させて頂きました。
夫さんが息子さんを連れて登山に行かれてあなたは取り残されてしまうのですね。あなたはとてもさみしく辛く感じるのですね。詳細なあなたや夫さんや息子さんのことはわからないですけれども、あなたのそのさみしいお気持ちやご心配はわかるように思います。
あなたのそのお気持ち心よりお察しします。
夫さんが息子さんを連れて山登りしたい気持ちもわかります。しかしそれが全て正しいとは私は思いません。
できるならばあなたのさみしい思いやご心配を含めてしっかりと夫さんにお話ししてみましょう。
夫さんが受け入れないのであれば、夫さんの勝手な思い込みでしょうからしっかりとそうお伝えなさって下さい。
そしてあなたも一緒に行ける山々や高原に行きましょう。皆さんでゆっくりと行けるところを選択してもらい、皆さんで助け合いながら行きましょう。
そもそも登山は皆さんで助け合いながら行くところです。助け合いながら自然に触れていくからこそ尊いと思います。
豊かな自然に恵まれながらお互いのことを大切に思いあい感謝することが登山の目的です。
しっかりと夫さんにお話しなさり理解してもらいましょう。
あなたが夫さんにお気持ちを理解なさって頂き、皆さんでお互いを大切に思いやり、心から健やかに豊かな人生を歩んでいかれますように切に祈っております。そしてあなたや夫さんやお子さんを心から応援させて頂きます。至心合掌
質問者からのお礼
ありがとうございます。うまく話し合えるよう努力してみます