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これから自分はどうすれば

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有り難し有り難し 10

今、海外でデザインの大学でファッションを学んでます。
私は小さいころから絵をかくのが好きで、とある映画をきっかけにファッション関係に興味があり、幼いころからずっと将来はファッション関係の仕事に就きたいと思ってました。

念願叶って、海外でファッションの勉強をすることが叶ったわけなのですが、最近はずっと『これでいいのだろうか?』『もっとデザインじゃなくて絵を描きたい』などいろんな迷いが断ち切れません。

母は『中途半端はダメ。最後までやり通しなさい。卒業したらまた勉強すればいいじゃない』と言うのですが、どうすればいいのでしょうか?


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お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
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中途半端でも良い

はじめまして。 興禅寺 定直です。
職業選択の自由です。やりたいことが変わっても良いじゃないですか。学生時代、専門的な勉強をするのは4~8年。その仕事をしていくのは40年。
やりたいことが自由に選べることがどんなに素晴らしいことか。仕事を選べない国もあれば、日本でも現実、親の仕事、経済的なことで、やりたい仕事に就けない方もいます。
例えば文系から理系に変える、理系から文系に変えるのも個人の自由です。しかし、判断が遅れると受験や就職にも不利になります。
きららさんは10代とのこと。絵を描きたいなら一刻も早く、その勉強を選ぶべきです。そして仮にまた違うことがしたくなれば、その道に進んでも良いじゃないですか。
お母さんを根気強く説得しましょう。
今、高校生の私の娘も美大を目指すか、教員を目指すか悩んでいます。
やりたいこと、進路が変わるのは何ら問題ないですよ。
あえて言えば、やりたいことが中途半端でも良い時期です。いづれ目標や夢が明確になります。あくまで職業選択の自由です。

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有り難し
おきもち

昭和45年生まれ、曹洞宗興禅寺の住職です。 興禅寺では檀信徒の皆さ...
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