押し寄せる感情の波
以前にもご回答頂きましたが、最近、より大きな波となって苦しいです。
自ら命を絶つような事はしませんが、生きる事に執着が無いです。
早くその時が来ないか?早く終わらないか?そればかり考えています。
同じ母を亡くしても兄弟で悲しみの温度差があるのか…弟に母の遺品整理を急かされています。
母は父の遺品も整理しきれずに持っています。
弟が急ぐ理由が自分達は前を向いて生きて行かなきゃならないからだと。
しかし、広い田舎の一軒家でまだ場所をかえて置いておけると思うのにまるで邪魔物のような言動に嫌悪感を覚えます。
母の生前は二階に弟夫婦、一階に母、棟違いの二階に弟の娘二人がいました。
弟夫婦が母が患う前に寝室にしていた部屋(弟の娘二人の階下)に移り、その部屋に置いてあった箪笥を別室に広げています。
弟夫婦が居てた二階が空くからそこに暫く(一周忌まででも)移して整理はそれからでもいいのでは?と提案しても聞く耳持たずです。
(弟達が母と同居して四年です。それまでは私が父母と暮らしてました)
長く私の家でもあり母も私の私物(蔵書や季節の違う衣類)を実家に置いておくよう言っていたので私の物も多くありました。今は自分の衣類は移しました。和箪笥を共有していたので着物はまだ実家です。
少しづつですが自分の生前整理をするつもりで整理をしています。
まだまだ母の私物や服、蔵書などそのままにして母の事を偲んでいたい私は気が変になりそうです。
母を感じれる物を少しだけ自分の部屋に持って帰っています。ハンカチとか普段着ていた服とか他愛のない物です。
それらを身につけ巡礼に出ている時だけ心穏やかになれます。
来週から先月の続きの四国巡礼に出ます。母の百箇日忌までに満願して帰ってくる予定です。
百箇日が終わればまた弟の早く片付けてくれ!が加速するのでは?と思うと憂鬱です。
今後どのように弟と接すれば良いのでしょうか?
大きく揉めたりしたく無いのですが…既に前兆ありです…
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
ひとつひとつの品々に思いがつまっています
拝読させて頂きました。弟様はやはり今自分達の生活を送ることを優先されておられるのでしょうかね。そのお気持ちもわからないわけではありませんね。
百箇日忌は卒哭忌とも言われており悲しみは尽きないけれど皆様には日常生活に戻って頂く忌日と私はご説明しております。
だと申してもお亡くなりになってまだ間もない時期ですから荷物整理はじっくりとなさって頂く様に強くお願いしたいと思います。
私の父が亡くなって荷物整理するのに三回忌の後までかかりました。叔父や親しかった友人にも形見分けをして法要の後に皆様にお渡し致しました。それぞれ事情も違うかとは思いますが、一つ一つの品にはその人の思いが詰め込まれています。ですからあわてて整理してしまうともう取り返しがつかないこともあるとおもいますし、私が幼い自分に父が使っていた品々を眺めてゆっくりと父を忍びました。それも供養のあり方だと私は思います。
なんでもスピードを求められて世知辛い世の中ですが、そんな時こそ自分達を振り返り今の自分を再認識する時でもあります。
できれば弟様には過去も含めてが自分達の生活や人生である、とお伝え頂ければと思います。聞く耳をもって頂けないかもしれませんが、お伝えだけはなさって頂きたいと思います。
弟様が無理にでも整理したいとなさるならやむを得ませんが、本当に必要と思う品々をもってあとは整理するしかないかもしれません。しかしあたなた弟様の心の中にはいつもお母様がいらっしゃることを忘れずにその思いでこれからもご供養頂ければと思います。
旅先では様々な出会いもあるとは思います。きっと旅先でもあなたをお母様がお見守り頂いておられるでしょうから、お気をつけて行ってらしてくださいね。
質問者からのお礼
kousyo Kuuyo Azuma 様
お返事ありがとうございます。
母は今年13回忌を迎えた父の衣類に時折風を通し、たたみ直し大切に保管していました。私もこっそり箪笥に頭を突っ込んで父の匂いを探しました。
母のクローゼットには記念日やお出かけに母を華やかに着飾ったワードローブの数々。一緒に選んで買った服。私とお揃い色違いの小物や靴達。まだまだ整理どころか収納場所を移しただけでも辛いです。クローゼットに詰まっていた母の匂いはもうありません。
お遍路に出る前にこの話を蒸し返すのは私の精神衛生上良く無いので百箇日忌の後に兄や母の妹を交え話し合いたいと思います。
お遍路は母が辿った道。母を感じながら巡ってこようと思います。
気を引き締めて行って参ります。