お疲れ様でございます。昇格を目指して、仕事を頑張っておられるようですね。でも、あなたの努力が認められず、まだまだだと言われてしまったようですが、残念なことです。

人は頑張っても中々認められないときもあり、ちょっと頑張ってすぐに認められるときもあります。なにせ、評価をするのが人間だから、全てを見通すことは出来ないのです。

頑張っても実を結ばないことは悔しいですよね。求めても得られない、求不得苦の苦しみです。人は真面目にしていれば、いいことがあるとか、頑張っていれば認めてもらえると思うのですが、そうならないことは多々有ります。〜したから〜というふうに、見返りを求めてしまう気持ちというのは誰にでもあります。ビジネスの世界は、基本そうですからね。でも、あなたの気持ちの中には、なるべく見返りの気持ちを持つことを抑えたほうがいいと思います。なぜなら、何につけても見返りを求める人になると、だんだん人が寄りつかなくなる可能性があるからです。

話しを戻します。今回の昇格から外れたことは、評価をされる上で、相手があるからなのです。相手はあなたと同じような価値判断をしていません。あなたが頑張っていると思っていても、それが頑張っていると思われないこともあるのです。もし可能なら、まだまだな部分を聞かせていただくということもありかと思われます。その注意点を仕事に反映させていくのは有用だと思います。

ひょっとしたら、あなたは頑張りすぎているのかもしれません。頑張りすぎて、他の方と温度差が出来ているのかもしれません。中道という言葉もあるように、やり過ぎず、やりなさ過ぎず、ちょうどいい加減、「いい加減」の気持ちをもって、仕事を長く続けられることをお薦めします。頑張るというのは、我が強く、頑強にして屈しないという意味があります。大事なのは、我を張らずに、本物を見極めるよう努力をすることだと思います。

あなたにとって何が大事か、職場にとって何が大事かを見極めてください。
開運成就を祈念申し上げます。

卓阿

随心院

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