お金に対する執着回答受付中
家を買うのに夫からのお金と自分の貯めたかなりの金額を頭金にしました。周りのママ友からはどうして出したの?自分のお金として持ってた方が良いのにと言われて欲しい物ができた時などふと貯金を出したことを後悔してしまいます。
夫からもそこまで感謝もされていないのもあるのか、おかしいことなのですがお金に対する執着を手放すべきなのにすぐに考えてしまいます。
このような感情を手放すにはどうしたら良いのでしょうか。
たまに人と比べてしまう。
お坊さんからの回答 3件
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
「欲しいもの」が家だった。納得して出したお金というわけです。
ママ友の考えも一つですが、あなたが言う「欲しいもの」が「家」だったのですよね。だから、貯めたお金を使おうと思ったのですよね。
お金というのは使えば無くなりますが、必要なものに使ったのですから、納得して出したお金というわけです。今後欲しいもののために、またしっかりやりくりをして貯めていき、増やしていきたければ働いていきましょう。
ママ友が言いたかったのは、自分の貯金額を言わなかったら、自分が欲しいものを夫に言わなくても買えるのだから、わざわざ自分から出す必要はなかったのではないの?ということでしょうね。
コッソリ買わなくても、夫さんが買ってくださるかもしれませんし、夫婦仲も大切にしていきましょう。そして、望んだマイホームですから、喜んで生きましょうね。
お金を有効に使って下さい
拝読させて頂きました。
あなたは家を買う為に自分の貯金を出したことを悔やんでいるのですね。そのようにお金にこだわってしまうことも悩んでいるのですね。詳細なあなたや皆さんのことはわからないですけれどもあなたがとても悩んでおられることは伝わって参ります。あなたのお気持ちを心よりお察しします。
具体的にお家を買うことの経緯はわからないですけれども、あなたやご家族の皆さんがお住まいになるのであり、所有なさるのであればあなたがお金を出すことは何ら問題はないのかと思います。
確かにこれから様々な費用もかかるかもしれませんし、欲しいと思うものも出てくるかもしれませんが、先ず皆さんが安心して毎日を生活なさる為にお家を購入なさったのです。ですからあなたの貯金は最大限に有効活用なされているのかと思います。
お金は確かに生きていく為には必要ですけれども、道具です。お金を使って様々必要なものと交換する為の道具です。
当たり前ですけど、お金は亡くなって持っていくことはできません、生きている中で自分や周りの人達を生かす為に活かす為に有効活用するものですからね。
なかなか執着を捨てることは難しいかとは思いますが、ぜひ有効に利用なさって下さいね。
あなたや皆さんが与えられた人生を大切に安心して毎日を生きることできますように心よりお祈りさせて頂きます。
そしてあなたや皆さんを心より応援させて頂きます。至心合掌
過去を引きずらない
すでに支払ってしまったお金は、過去の出来事です。
過去への執着、過去に関する妄想雑念や思考の堂々巡りは、嫌な気分になる場合があります。
なので、お金への執着というよりも、過去への執着を手放すように頭を切り替えるのも良いと思います。
もっと言えば、過去や未来や自分や他人に関する妄想雑念は、悩み苦しみの原因になります。
ママ友からどう言われた、それに対して自分の存在をどう見せたいか等は、自分や他人に関する妄想雑念です。
すでに支払ったお金のことにこれ以上妄想雑念を付け加えても、時間や脳のエネルギーの無駄になって疲れるだけかもしれません。
ということで、「執着」とセットで発生しがちな「過去や未来や自分や他人に関する妄想雑念、思考の堂々巡り」に気をつけるようにしましょう。
追記
妄想雑念の発見が上手くなる練習方法。
例えば、口で「あいうえお」と言いながら同時に心で「12345」と念じる、これを何回か連続でやってみる。そのときに、「あいうえお/12345」以外の雑念ができるだけ挿入されないように気を付けてみましょう。
すると、それがかなり難しい(すぐに妄想雑念に意識がさらわれる)とわかります。
その、難しさに気付くこと、つまり、妄想雑念が簡単に割り込む私達だと気付くことが重要です。
妄想雑念は起きても良いのですが、不必要に長引かせない(堂々巡りに陥らない)ことが大切です。