夫の説教が多い回答受付中
先日結婚して夫と一緒に暮らし始めました。結婚してから夫と毎日話し合いをする日々で疲れてしまいました。
ささいな雑談をしていたのに、いつのまにか夫から「君のそういうところは治していこうね」というような、私の性格や行動の治すべきところの話になってしまいます。
そもそも、たとえ結婚したからと言って、相手に「あなたの性格のこういうところをなおした方がよい」と言うのは違うと私は考えています。「あなたの行動のここが私はこう感じて嫌なのでなおしてもらいたい」とあくまで行動の範囲で、かつお願いベースで言うものだと思っています。夫にそれを伝えたところ、親切心で伝えている、ということでした。なおした方がいいところは伝えてあげないとなおせないから、気づかせてあげなきゃ、という心理なんだそうです。たとえ親切だったとしても、いきなり性格について毎日のように「あそこもここもなおした方がいいと思う」と言われるのはしんどいですし、そもそも他人に自分の性格を矯正しろと言われること自体が私にとっては自分を否定されているようでしんどいです。それを夫に伝えたところ、「なおす気がないんだね…残念」と言われてしまいました。そういうことではないのに…。
夫は飲み会も多く不在がちで、なかなか2人の時間を作ろうとしてくれず、私の治した方がいいところを何個も言ってくるので、「この人は私のことを大切に思っていないのではないか、自分の好きなようにやりたいだけで、私のことを思ってくれていない、だから私に治してくれと言ってくるのだろうか」と不信感が募るようになってしまいました。
夫には「毎日なおすべきところを指摘され、心が疲れてしまった」と伝え、控えるようにするとは言ってもらいましたが、2人の時間も少なく、夫の言動から愛情や思いやりを感じることができないため、不信感を拭うことができていません。
話し合いをすれば真剣に考えて向き合ってくれる人ではあるのですが、普段の行動で悲しい思いをすることが多いのです。
(飲み会が多い、土日も不在気味、家にいても1人でスマホをいじっている、私と話していても私のことをいじってくる不快なコミュニケーション…これらは全て嫌と伝えていますがなかなかなおりません)
どうすれば夫の愛情や思いやりを感じることができ、信用することができるのでしょうか。
お坊さんからの回答 1件
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直すべきはあなたの御主人
仏教とあまり関係のないご質問なので、私の経験をもとに自由に答えさせていただきます。
大変厳しい言い方かもしれませんが、あなたの御主人は人とのコミュニーケーションにおいて、大きな問題を抱えていると言わざるをえません。
それとも、人知れず、大きなストレスにさらされているのかもしれません。
「直した方がいいよ」というのは、面と向かって相手の欠点を指摘するのと何ら変わりません。
親切心とはほど遠いものです。
それで相手がどう思うか、御主人は想像がつかないのでしょうか。
「直す気がないんだね」なとどいう捨て台詞からは、相手への愛情や思いやりはまったく感じられません。
ご主人が人から同じことをされてみれば、自分がどんな酷いことをしているかわかって大いに反省するでしょう。
今度、御主人に同じようなことを言われたら、「すぐには直せないけど、直せるよう頑張ってみる。その替わり、あなたもこの点とあの点とその点と……を直してほしい」と言ってみたら、いかがでしょうか。
夫婦生活は、愛する者同士の我慢の連続ですが、どちらか片方だけが我慢を強いられるのは間違っています。