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修行は私の身の丈に合いますか?

回答数回答 3
有り難し有り難し 16

こんばんは。
私は去年からパニック障害を持ってます。
5年前にお寺に得度のお願いをして、お寺に通って手伝いをして4年後に得度の許可をいただきました。
その間に多くのことを教えていただき、今に生きてます。
価値観や生活もいい意味で変わりました。
仕事でも評価されるようになり、住職にはとても感謝しています。
ですがその時はまだ得度費用が貯まってなかったので「得度に行かせたいから早く貯めなさい」と言ってくれました。
ですが得度費用が貯まった同時期にパニック障害になりました。
症状は電車に乗ること、緊張が動悸につながりやすいのです。
なのでほとんどお寺にも行けていません。
なんとかリハビリをして障害者雇用に就職しましたが、前職より貯金できません。

精神疾患を持っていて、得度費用を貯めるのに時間がかかる私は、得度して修行するのは身の丈に合わないのでしょうか?

2025年10月11日 17:59
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お坊さんからの回答 3件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

大丈夫

大丈夫

時間のかかることはあまり問わないと思いますよ。
法蔵菩薩が考えていたのが五劫。
弥勒菩薩が悟るのが56億7千万年後。

仏教において時間をかけることはダメじゃないですよ
少しづつでも時間と手間をかけた経験が後に生きると思います

いろいろ大変でしょうが、継続を念じ申しあげます

2025年10月11日 19:49
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有り難し
おきもち

昭和48年生まれ。O型。お念仏を大事にするお寺にいます。海外では公務員として宗教者が必要とされている役割を担っていますが日本ではその制度は無いので、心理や福祉関係の資格を担保に社会貢献に務めています。hasunohaとのおつき合いも気がつけば10年。ありがたいご縁です。なんまんだぶつ。
注意することは特にないですよ。申込者さんからいただいた時間です。沈黙も喜怒哀楽も吐露も自由です。申込者さんの言葉に触発されて僕も話し出すこともあります。基本的に1回完結での対応が多いですが、その後の経過なども聞かせていただけると嬉しいです。なんまんだぶつ。

あなたのペースでがんばって下さいね!

拝読させて頂きました。
あなたがパニック障害を抱えて不安に思っていることを読ませて頂きました。詳細なあなたやお寺の得度の状況ことはわからないですけれど、あなたがとてもご心配なさっていることは伝わってきます。あなたのそのお気持ちを心よりお察しします。
あなたが得度なさり修行するにあたってその為の貯金がなかなか進まないとおっしゃっておられるのですが、あわてることはないと思います。
人それぞれに状態も生き方も違いますから自分の状態をかんがみながら自分のペースで修行なさっていくことがとても大切です。
費用面について詳細はわからないですが、少しずつ貯めていきながらお納めなさってもいいかと思います。きっとあなたのことを多くの方々が支えて下さっているでしょうし、これからも様々ご支援なさって下さるでしょうからね。
あなたがあなたのペースで落ち着いて仏道修行に打ち込んでいくことができます様に、あなたがこれから修行を成就なさっていき、心から豊かに人生を生き抜いていかれます様に切に仏様や神様やあなたのご先祖様に祈っております。
どうかあせらずにがんばって下さいね!あなたを心より応援させて頂きます。至心合掌m(__)m

2025年10月12日 12:31
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有り難し
おきもち

個別相談可能
脱サラして10年が経ちました。栃木県佐野市の一向寺に勤めています。(佐野ラーメンが有名な処です。)これからも皆様のご質問に対して誠心誠意回答させて頂きたいと存じます。まだまだ修行中の身ですので至らぬ点あろうかとは存じますが共に精進して参りましょうね。お寺にもお気軽に遊びに来てください。
ご相談は朝から午後5時まで受け付けております。 人間関係や恋愛のお悩み、自殺願望、大切な方の死に直面した苦しみなど、どんな内容でも構いません。一人で抱え込まずに、ぜひお辛いお気持ちを吐き出してください。 仏様や神様、ご先祖様は、いつもあなたを見守り、聞いてくださっています。あなたが少しでも穏やかな気持ちになれるお手伝いをさせていただきます。

生きていることの苦しみ

ブッダは生老病死といって、人生は避けられない苦痛に満ちていると喝破して、
その苦痛を取り除き楽を与える(抜苦与楽)方法を説きました。これが仏教の根本的な教えであり、八聖道という方法を説き明かしました。修行する内にあって、苦痛を感じることがあります。この苦痛を取り除く方法が、瞑想や坐禅、念仏であると言えます。
 あなたも、今の苦痛を少しでも取り除き、楽にする方法を見つけて下さい。そしてその体験を他の人々と分かち合えたときに、あなたの苦痛も癒えるのです。
 今感じる苦痛や苦しみに負けないで、修行を続けて下さい。
 ブッダは犀の様に歩め!と申されました。
  素敵なお坊様になって、人々を救いに導いて下さい。

 

2025年10月12日 12:26
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有り難し
おきもち

個別相談可能
大谷高校(バタビアコース)卒業、大阪音楽大学(声楽学部)卒業、兵庫教育大学大学院(芸術コース・音楽)修了、 修士学位取得、浄土真宗佛光寺派眞證寺 住職(代務)
資格 マインドフルネス5級検定、国際ヨガ3級、 教育学修士(専門 音楽)、動画念仏瞑想作成。  ご連絡後、個別相談受付可能。自坊にてのリトリート受付可能。連絡先 tel -771-22-4631 e-mail SGL02242@yahoo.co.jp

質問者からのお礼

皆様、回答ありがとうございます。
皆様の回答を読んだとき、私は少し焦りすぎていたと思いました。
若くして僧侶になった方がいて、その方と比べていたかもしれません。
その人にはその人のペース。
私には私のペースで行けばいいと改めて感じました。
得度するまで時間をかける分、私なりの答えを出したいと思います。
お寺の行事と私の都合と体調が合わず、なかなか行けてませんでしたが、行事に参加するのより、リハビリも兼ねてまずは「お寺に行ってお参りする。」ことを意識して実践しようと思います。
回答ありがとうございました。

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