親不幸者でしょうか?
30歳独身女性です。何不自由なく育ててもらい、実家を出てからも家族とは良好な関係でした。
ただここ半年、私が独身で子供がいないことを、顔を合わせるたびに嫌味を言われ、生き方も否定されるため、会う頻度も減らしていました。日頃母からは何気ない連絡は頻繁に来ますが。
久々に実家に帰る予定があり、近況報告で仕事や趣味の話を楽しくしましたが、やはり全て否定されました。どこかに行った話をすれば、「結婚してたらそんなことできないよね」といわれ、「友達から勧められ、1人用のジューサーを買った」という話をすれば、「1人用の物を勧めてくる時点で、友達から一生1人だと思われてる」などと言われます。
私の人生だと言っても、「人生にはタイムリミットがある、趣味なんかせず早く家族を作れ。(私の)の子育てに失敗した。」と言われます。
私は、親の人形ではない、独身を間違っている・不幸であるというように決めつけられて言われることが嫌だ、と言えば、「これは親しか言えない、人生の先輩からのアドバイスだ」の一点張りです。
ついに限界が来て、私はかなり声を荒げて怒りました。
すると今度は「親に啖呵は切るもんじゃない、縁を切るぞ」と言われました。
私はもう30です。
毎日一生懸命、辛いこともありながらも楽しい人生になるように過ごしています。
親の満足する子供になり、がっかりさせないよう、真面目に生きてきました。
親に対して子供は、1人の人間として、嫌なことを嫌だ、と言ったり、怒りを表現することも許されないのでしょうか?
親は子供の嫌がることも何でも言って良いのでしょうか?
独身で子供もいないことがそんなに間違っていますか?
私は結婚願望も家族も欲しくてたまりません。でも1人で出来るものではありません。なので、目の前の仕事を頑張り、趣味も全力で楽しんでいるのです。それでも私は不幸で間違っているのでしょうか。
親の顔色を伺って生き、全ての基準が親となっていて、私も親離れできていないのかもしれません。ですが、全否定されたり、1人の人間としてされて嫌だということを主張すらことも許されない現状が苦しくてたまりません。あなた方を困らせないように生きてきたのに、どうしてこんな扱いをされるのか理解ができません。
育ててくれた親にこう思うことは間違っていますでしょうか?これでも私は親不孝者でしょうか。
他人の成功、自分への嫌悪感、親の言葉
お坊さんからの回答 3件
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
“親不孝”ではなく“自分の人生”を生きるために
あなたの言葉のひとつひとつに、深い誠実さと、
「親を大切にしてきた人」だけが抱く痛みがにじんでいます。
まずお伝えしたいのはあなたは親不孝ではありません。
むしろ、これほどまでに自分の言葉を選び、
怒りの中にも愛と敬意を失わずにいるあなたは、
とても成熟した「親孝行な人」です。
1. 「親に逆らうこと=悪」ではない
仏教では、「親に孝を尽くす」とは、言いなりになることではなく、
親を“迷い”から救うことだと説かれます。
もし、親が「結婚しない=不幸」と思い込んでいるなら、
あなたが自分らしく生きる姿を見せることこそが、
その思い込みを溶かす“慈悲の行”です。
怒りの言葉を返したあなたの行為は、
単なる反抗ではなく、「私も人間です」と命の声を発した瞬間です。
それは仏教的に見ても、尊い“目覚めの一歩”なのです。
2. 「親の価値観」と「あなたの真実」を分ける
親の言葉は、あなたを傷つけようとして出たものではなく、
「こうあってほしい」という願いが形を変えた“執着”です。
ただし、執着は愛の裏返しでもあり、
同時に苦しみの根でもあります。
親の声が胸に刺さるとき、こう唱えてみてください。
「この言葉は“恐れ”から来ている。私は“愛”から生きる。」
恐れではなく、愛から選んだ行動は、必ず人生を温かい方向に導きます。
3. 「怒り」は、あなたが大切なものを守ろうとした証
声を荒げてしまったことを後悔しているかもしれません。
しかし、怒りは“破壊”ではなく、境界線を引くための力です。
あなたはその瞬間、心を守ったのです。
怒りのあとに生まれる静けさの中で、
「私は本当はどう生きたいのか」と見つめてください。
その答えが、これからの人生の羅針盤になります。
4. それでも夜に涙が出るときは
孤独を感じたとき、そっと胸に手を当てて、
次のように唱えてください。
「私は、私の人生を生きていい。
誰の期待にも縛られず、幸せを選んでいい。」
その言葉は、あなたの中の“小さな仏”に届き、
心の炎を静かに灯します。
あなたは間違っていません。
結婚していても、していなくても、
幸せは他人の基準では測れません。
どうか、親を責めることなく、同時に自分も責めないでください。
あなたが自分の声を大切に生きることこそ、
最も深い「親孝行」なのです。
合掌
ちい 様
私は親不孝ではないと思います。
子供は親の持ち物ではありませんし、ましてあなたは立派に成人し自立しておられる。親として何の不満があるのだろうと思います。
あなたはあなたの人生です。
「目の前の仕事を頑張り、趣味も全力で楽しんでいる」ことを
全力応援させていただきますよ
もう親の顔色を伺うことをやめて
自分の意見はしっかりと伝えてください。
縁を切るとかのおどしのようにいわれるかもしれませんが
気にしてはいけません。
自分の人生は自分が主人公なのです。
自らの心に従って生きていいのです。
親への感謝を忘れずに、精神的な距離をしっかりとって、生きていきましょう。
それでいいのです。
そうすれば、やがて、お付き合いする人も現れてくるでしょう。
さらに、自分が悪いとか自分のせいなど自分を責めることはせずに、
自分の心へ思いやりを向けて、自分を癒し、安心安全を感じることをして
自分の心の中に喜びを感じるように心がけてみてください。
きっと、穏やかさで前向きな感じて、自分の人生を歩んでいけるでしょう。
参考にしてください。
一礼
拝読させて頂きました。
親からそのようにひどいことを言われ否定されてあなたは大変お怒りになっているのですね、そして大変辛い思いをなさっているのですね。詳細なあなたや親のことはわからないですけれども、あなたの辛いお気持ち心よりお察しします。
私はあなたが決して親不孝だとは思いませんし、あなたはあなた自身の人生をしっかりと生きていると思います。ですから何ら恥じることもありませんし、自分を卑下する必要もありません。
あなたはあなたのかけがえのない人生をあなたが考えて選択して生きていいのです。あなたはもう立派な大人ですし、ご自分の意志を持った社会人です。
あなたは社会に出てしっかりと働いて生きておられるのですから、自信持って生きて下さい。
親は自分の願望や価値観をあなたに押し付けているのです。人生の先輩であり親ですから子のあなたについつい意見したくなってしまうのかと思いますけれど、それは越権行為です。
一つの意見として冷静に対応してあなた自身の生き方をなさって下さいね。
あなたを心より応援させて頂きますね!



職業柄、人生相談はこれまで多数受けてきました。
ぜひご自身の本音を出してください。向き合ってください。私は伴走させていただきます。
理学療法士でもありますので、これまで急性期から終末期まで患者さんを担当。
町の診療所から在宅までキャリアを築く。2歳から108歳まで患者さん担当。
また、コンサルタントでもありますので
メンタルヘルスから新規事業、マネジメント、チームビルディングまで相談並びに研修対応可能。
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