雛人形どうしたらいいですか?回答受付中
実家の片付け、断捨離を数年前からコツコツしています。しまい込んでいた未使用の頂き物のギフト類が山のようにありそれが片付いたので亡くなった祖母の着物類の片付けをしている最中に母が亡くなったので母の物も片付けなくてはならなくなり あちこちタンスなど中を確認してるところです。
その中で古い雛人形が出てきました。初めて見る物で飾ってるところは見たこともなく雛人形があったことすら知りませんでした。母の物なのかも分かりません。これはどうしたらいいですか?よく近くで人形供養をやるチラシが入りますが一体につきいくらとあり中々気軽に出来なさそうで躊躇しています。雛人形をたくさん飾るイベントをやっている所に寄付することも考えました。が人形ってどうしたらいいで
すか?
実家には自分の雛飾りもあり、初節句お祝いで頂いたガラスケースに入ってる日本人形もたくさんあり、更に母が作ったと聞いた日本人形も部屋に飾ってあるのもあり これら全部がどうしたらいいか分かりません。
最近、人形買い取りのチラシも入り 片付くなら買い取りでもと思いましたが 人形なのでそれがいけないことだと取り返しがつかないし でも有料の供養だと数がある為 お金がかかり無理で。どうしたらいいのでしょうか?
お坊さんからの回答 2件
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
人形はただの物体
マスコットキャラクターの付いたキーホルダー等が壊れたとしたら、普通にゴミに出しますよね。
雛人形だって人形なので、それと同じで良いのです。
仏教では、迷信やしきたりへの執着も煩悩の一種です。
煩悩は、悩み苦しみの原因となります。
「人形はただの物体」「不要ならゴミに出せば良い」とだけ考えて、それ以上の妄想雑念に囚われないようにすることが仏教の理想なのです。
とはいえ、私達は迷信への執着などの煩悩にとらわれてしまう愚かな凡夫(ぼんぷ:悟っていない人)です。
だからこそ宗教家には、人形供養などの儀式によって、気持ちを切り替えさせる必要が生じます。
お医者さんが「軽い風邪だから寝てれば治る」と内心では思っている場合でも、薬の一つも出さないと患者さんが納得しないから薬を出すことがあるかもしれません。
私(お坊さん)も、仏壇周りの道具類なんかの処分について、檀家さんに「それはただの物体なので普通にゴミにだして大丈夫ですよ」と再三申し上げるのですが、なかなか檀家さんが納得してくれないことがあります。
迷信への執着が完成になくなれば、すでに悟りの入口なのかもしれません。
だとすれば、悟っていない私達が人形の処分について余計な心配を増幅させてしまうのは、仕方ないことなのです。
ですから、私はあなたを責めているわけではありませんが、「軽い風邪だから薬も不要」「幽霊の正体見たり枯れ尾花」を知らせるのもお坊さんの仕事なので、一応そのことをお伝えしておきますね。
丁寧に扱ってきたのなら、いつか役目を終えていくものなのです。
そうですね〜人形ですから、普通に処分をしたらいいと思うのですよ。生き物の形のキーホルダーやぬいぐるみ等も、普通に処分をするでしょ。同じです。今までありがとうと丁寧に手を合わせてから処分をすれば問題ないですよ。
どうしても気になるなら、お金がかかっても供養しなきゃね。何でも無料というものはありませんしね。買取も有りですし、寄付できるところがあれば、根気よく探すか。綺麗な状態なら、貰ってくださるのではないかしら。
あなたが見たこともない雛人形ということは、ずっと奥にしまわれていたのですね。せっかくですので、外に出してあげたらどうでしょうか。
私の実家でも、親が、七段の雛壇まで組み立てるのは大変になってきたからと、同じテーブルに雛飾りを出して並べていました。「毎年外に出してあげなきゃね、せっかくそのために作られたのだから」と言っていました。
私が嫁ぎ、息子が生まれたので、実家でしばらく出していましたが、不要になり、丁寧に手を合わせてから処分をしましたよ。丁寧に扱ってきたのなら、いつか役目を終えていくものなのです。それも自然なこと。何も問題はありません。



午後から夜の時間帯は都合がつきやすいです。
◆こちらから、無理に聞き出すことは致しません。
言いにくいこと、言えない気持ちも大切にします。あなたのお気持ちのままに、ゆっくり待ちながら、その気持ちを大切に受け止めたいと思っています。
◆自死で大切な人を亡くされたり、死別により 死が受け入れられなかったり、心の整理がつかない方へ。30分ずつでも、オンラインで定期的に気持ちに向き合っていきませんか。吐露したり泣ける時間も、大事なグリーフケア 。
◆個別電話ってドキドキして勇気のいることだけれど、声が届くから、聞こえてくるから、ちゃんと繋がっているようで、そばにいるように安心出来ることもあります。
◆ 終末期ターミナルケア、看取り、希死念慮、自死、グリーフケア、トラウマ、PTSD、子育て、産前産後うつ、不妊、傾聴、手話、要約筆記者 としても、サポート
◆出来るだけ希望時間にお応えしたいと思いますが、午前中は毎日 法務があります。
(相談は、hasunohaオンライン相談より受付下さい。お寺へのいきなりの電話相談は受けていません。法務が優先なので)
◆一人で悩まないで。待っていますね(﹡´◡`﹡ )