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いじめっ子への恨みを忘れるには

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現在大学生です。小学校の頃にいじめをしてきた相手への恨みが忘れられません。
毎日のように相手のことが頭に浮かび、死ねばいいのに、不幸になればいいのにと願ってしまいます。SNSで名前を調べて監視したり、ヒトガタに名前を書いて燃やすなどの呪い行為もしてしまったことがあります。

こんな低俗なことばかり考えている自分が恥ずかしいし、心も疲れます。
いじめられた過去を忘れ、相手への恨みを捨て去るにはどうすれば良いのでしょうか。

2025年12月12日 21:48
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お坊さんからの回答 3件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

いじめっ子と対決しましょう

こんな低俗なことばかり考えている自分が恥ずかしい、と思うあなたが、本当のあなたなのでしょう。
本来なら、今を精一杯楽しみ、過去の苦い思い出など忘れてしまいなさいと言いたいところですが、あなたは一年前にもまったく同じ悩みで相談されています。
そこで思い切って、あなたをいじめた相手と対決することをおすすめします。
過去に決着を付けましょう。
勇気のいることですが、あなたがこれからも思い悩んで人生の貴重な時間を無駄にしてしまうことを考えれば、冒険してみる価値はあります。
本人と会って、小学校時代にいじめられたことであなたが今も苦しんでいることを伝え、どうしてそんな酷いことをしたのか尋ねてみましょう(それ以上はダメです)。
相手がまともな人間なら、あなたをいじめたことへの後悔から、きっと苦しみ続けてきたはずです。
あなたに謝罪し、許しを請うことで、相手も長年の心の重荷を下ろすことができるかもしれません。
あなたは過去の相談で自分がいじめられた理由を冷静に分析しています。
わたしは、あなたもご存じかもしれませんが、さかなクンの話を思い出しました。
広い海で仲良く泳いでいるメジナが、狭い水槽に入れると、どれか一匹をターゲットにしていじめを始めるという話です。
あなたは今、広い海で泳いでいるのですから、水槽に閉じ込められていたときのことを思い出す必要はありません。
しかし、どうしても水槽のことが忘れられないのなら、水槽をひっくり返してしまいましょう。

2025年12月13日 11:13
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有り難し
おきもち

社会人生活を長年送った後、曹洞宗の僧侶となりました。仏教の教えの一つ一つが、かつての私自身の場合がそうだったように、相談者の皆さんの生き辛さの解消につながるものと信じています。愛知県内にご住職のいないお寺がありましたら、ぜひご紹介ください。メールアドレスは hasunoha.inoue@gmail.com です。 なお、私が僧侶を目指すきっかけとなった東京国際仏教塾では現在、令和8年度第38期生を募集中です。宗派にこだわらず、仏教を一から学んでみたいという方におすすめです(希望する宗派で得度を受ける道も用意されています)。詳しくはホームページ https://tibs.jp をご覧ください。

その記憶から自由になったら。

 こんばんは。前回の…約1年前の相談も読ませて頂きました。
 あの時、「誰かに繋がりましょう」というお答えをいただいていましたが、どうされましたか?
 問題というのは、往々にして「自分が行動しなければ解決しない」ものです。ここでもらう回答は、あなたが動くための理由だったり方向だったり勇気だったりが得られる可能性はありますが、ここのやり取りで解決することはまずないと考えています。
 そこで。
 もしあなたの時間が、いじめの事を思い出したり、やりたくもなく仕返しを考えたり、という使い方をされなくなったら、何をしたいですか?「毎日のように」心が疲れてしまう事を行なってしまう、その何分か何時間かを、ほかに使えるとしたら…。
 私たちが「無益と分かっていても、ついやってしまう」事には、実は「その事によるメリット」があるのです。あなたにとってそれが何なのかを言い当てる事はできませんが、例えば部屋の片付けだったりレポートの制作だったり、「やりたくないけれど、やらなければならないこと」から目を背ける機能があったりもするのです(断言するものではありません)。
 そうした、あなたが「本当はやりたい・やるつもりだけれど、できていないこと」を探し、見つけること。思い出しがあなたの今にとって、何の障害になっているか。その構造が見渡せると、問題は「ただやめる」から「コレコレのためにやめる」という、今に立ったものに変質します。
 ダイエットとかでも、「ただ痩せたい」よりも「この服が似合うようになりたい」の方が進みそうな気がしませんか?離れることだけでなく、何に近づきたいのか、を探してみませんか?それが見つかれば、そのゴールに向けた行動が、少しはできるようになると、私は思います。

2025年12月13日 0:07
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有り難し
おきもち

一般大学(一般的でもないが…)から大正大学の史学コースへ。そののちお寺。坊さんに限らず、二足のわらじを履くことで、話に幅が出るはずだと考えて、はき続けています。子育てとか家族論とか考えつつ、でも仏教って個人のものだなぁと感じたりします。

「いじめ」はいけません。被害者の自分を責めないで下さい。

はじめまして。僧侶の釋聴法と申します。

心の中にいじめの相手への強い恨みと「不幸になれ」という願いを抱き、その後で自己嫌悪に陥り苦しんでおられるのですね。その辛さを抱え続けることは、どれほど重いことかと思います。

仏教では、私たちの中に湧き上がる「憎しみ」「怒り」「恨み」の感情を「煩悩」と呼びます。この煩悩は、私たちが生きる上で避けられないものであり、無理に消し去ろうとしても、かえって心の中で強まってしまう事があります。

大切なのは、その感情を否定したり、蓋をしたりするのではなく、まず「ああ、私は今、相手を恨んでいるのだな」と客観的に、静かに認めることです。

これは「苦しみからの解放」を目指す仏教の基本的な教え、「四諦(したい)」の中にある、「苦(く)」の真実をそのまま見つめる行いにつながります。

「憎しみ」という感情は、相手ではなく、あなた自身の心を縛りつけ、エネルギーを奪い続けています。恨みの炎を燃やし続けることは、過去の相手の行為によって、現在もあなたが傷つき続けている状態です。かといって、「憎しみ」は人間誰しもが持つ感情です。ですから、あなたが「自分が恥ずかしい」と思う必要もなければ、自分自身を責める必要もありません。

今、あなたの目の前に「いじめを行う人」はいません。「諸行無常」といい、自分も周りも日々刻々と変化し、そのままの状態に留まることはありません。あなたが自己を肯定し、今これからを力強く生きていく事を心より願っております。


縁起寺 釋聴法

2025年12月13日 7:52
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有り難し
おきもち

真宗木辺派 縁起寺 衆徒 (僧侶/教師) 高等学校教師歴38年,理系,専門は電気工学・情報工学, 現在は真宗木辺派僧侶
お悩みの相談は全般的に対応します。(下記を参照して下さい) 相談時間は、月・木・金・土・日曜日は、8:00~20:00です。 火曜日と水曜日は18:00~20:00での対応となります。 翌日以降で、他の法務等がなければ、できるだけ迅速に対応させていただきます。 元高等学校教員ですので、将来の進路や転職に関する相談などにも対応いたします。 現在も非常勤講師を行っているため、少々対応にお時間をいただく場合もありますが、できるだけ早く対応できるように調整いたします。 ◆職場や学校での人間関係がうまくいかない ◆ストレスや不安で日々の生活に支障がある ◆無気力で、人生の目標を見出せない ◆卒業後の進路を決める事ができない ◆別れた交際相手の事を忘れる事ができない ◆家庭不和で毎日の生活が辛い ◆家族や大切な人を亡くして心の整理がつかない ◆何事も悪い方向に捉えてしまい、自己嫌悪に陥っている ◆ついつい他人に辛くあたってしまい、後悔を繰り返す ◆毎日充実した日々を送れるように、仏教の勉強がしたい など、上記はこれまでの相談の例(ハスノハ以外を含む)です。

質問者からのお礼

回答ありがとうございます。
有意義な時間の使い方ができるよう頑張ります。

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