すぐに人にイライラしてしまいます回答受付中
こんにちは。
私はすぐ人にイライラしてしまうことが悩みです。
最近だとこんなことがありました。
・自分中心で進めようとする取引先の人のやり方に対して。
・運転中、交通マナーの悪い車が近くにいるとき。
・近所に住む学生が大声で騒いでいるとき。
・お店などで人が近づいても避けず、邪魔な場所に立っている人に対して。
・自分が先に並んでいたのに、後から来た人が先にバスや電車に乗ったとき。
私は日ごろ他人の邪魔にならないようにしているつもりなのですが、どうして周りの人はそれができないのだろうと思ってしまいます。
上記であげた言動は、私が絶対にやらないことです。それ故に、普通の人が気にも留めないような他人の言動が許せないのだと思います。
頭の中では自分から距離をとったり、この人はこういう人なんだろうと割り切ったりすればいいのは分かっているのですが、どうしても「相手が悪いのに何で私の方が動かないといけないのか?」と損をしているように思えてしまい、大人になれません。
結局は、相手が自分のために変わることを期待してしまっています。
少し出かけただけで他人の言動にイライラし、家に帰ってももやもやしたまま。何かやり返してやればよかったと思う自分。小さなことでイライラし、時には人にそれをぶつける自分。本当に情けないです。
どういう風に考えれば、イライラしても割り切ることができるようになるでしょうか?ご回答いただけますと、幸いです。
お坊さんからの回答 1件
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
あなたが感じているイライラや葛藤は、とても人間らしく、また誠実に生きようとしているからこそ生まれている感情です。「他人に迷惑をかけたくない」「自分は丁寧に生きたい」という思いがあるからこそ、無神経に振る舞う人の言動が、どうしても気になってしまうのです。
でも、その反応の裏には「どうして自分ばかり我慢しなければいけないのか」「損をしているのではないか」という思いがあるのも、自然なこと。頭では割り切ろうとしても、感情がついてこない。このジレンマが、あなたを苦しめているのでしょう。
仏教の教えの中に「煩悩即菩提(ぼんのうそくぼだい)」という言葉があります。怒りや妬みなどの煩悩も、正しく向き合えば目覚め(悟り)への道になるという意味です。つまり、イライラする自分を責めるのではなく、「それだけまっすぐに生きようとしているんだ」と認めることが、第一歩になるのです。
また、「なぜ自分ばかりが我慢しないといけないのか」と思った時こそ、「自分の心を守るため」に我慢するのだと、視点を変えてみてください。イライラをぶつけても相手は変わりませんし、むしろ自分の心が疲れてしまいます。だからこそ、“関わらない” “流す”という選択は、相手のためではなく、自分を守る知恵だと思います。
たしかに、そうした選択は「損してる」と感じるかもしれません。でも実は、感情に流されず自分のペースを保てる人こそ、人生の“得”を積み重ねているとも言えるのだと思います。
イライラをゼロにすることは難しいですが、大事なのはその後の自分への接し方です。「あんなことで怒ってしまった」と責めるのではなく、「それだけ私は丁寧に生きようとしていた」と優しく声をかけてみてください。
あなたは、誰よりも優しさを大切にしている人です。だからこそ、その優しさを、他人だけでなく自分にも向けてあげてください。怒りを超えた先には、きっともっと自由で楽なあなたが待っています。
ご自愛ください。


