消えない恨み憎しみへの対処法回答受付中
前職で社内の方とお付き合いしていたのですが、退職の際会社との関係が良くなく、強引に別れさせられました。
秘密保持のためだと、接触した場合は法的措置を取ると、誓約書にサインさせられた形です。
今は前職での労働環境をきっかけに法律を学ぶようになり、退職や労働の条件として私的な交際を制限・禁止することはダメなことだとわかってきたのですが、当時はそのような知識がなく、会社に対して対抗できなかったことが本当に悔しいです。
この悔しさを糧に勉強して知識を身につけるんだと日々頑張ってはいるものの、ふとした時に大切な人との将来をあの人たちが奪ったんだと、憎しみや恨みが出てきてしまいます。
今は状況的に彼と連絡を取ることが難しくなってしまい、この先関係の再構築ができるかどうかわかりません。
だからこそ余計に、あの人たちが大切な人となんの制限もなく日々を過ごせていることが許せない。そんな強い気持ちが出てきてしまいます。
そのような考えは良くないなと思いながらも、なかなか消化できずにいます。
恨みや憎しみを消化するためにはどのような心持ちでいればいいのでしょうか。
お坊さんの知恵、知識を教えていただきたく思います、よろしくお願いいたします。
会社員です
お坊さんからの回答 2件
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
今はそこに焦ったり、固執しすぎないことが大切です。
辛いご経験をされましたね。退職の条件として私的な交際を制限する誓約は基本的人権の侵害であり、決して許されるものではありません。今のあなたが抱く強い怒りや恨みは、ごく自然な感情です。まずはそのお気持ちを無理に消そうとせず、ご自身を労わってあげてください。
しかし、その悔しさを会社への憎悪として燃やし続けることは、あなた自身の心身をさらに深く傷つけてしまいます。感情に呑まれるのではなく、冷静に法律という手段で審判を下すことが得策です。労働基準監督署や弁護士などの専門家に相談し、不当な誓約の撤回や提訴も視野に入れてみてください。行動を起こすことは、第2の被害者を防ぐことにも繋がります。
また、仏教には「縁(えん)」という考え方があります。すべての物事は無数の条件が絡み合って起きており、私たちの思い通りにはならないことも多くあります。彼が今もその会社にお勤めであれば、連絡が難しいのは仕方のない「縁」の巡り合わせです。復縁の可能性がゼロではないにせよ、今はそこに焦ったり固執しすぎないことが大切です。
不条理な別れを強いられた悲しみは深くとも、あなたが今、その悔しさを糧に法律を学ばれていること自体が、力強い新しいご縁の始まりです。過去の恨みに心を縛られるのではなく、今あるご自身の学びや、別の新しい「生きがい」に焦点を当ててみてください。その歩みこそが、巡り巡ってあなたの心を真に救う道となるはずです。応援しております。
拝
縁起寺 釋聴法
歩みながら徐々に
ご相談拝読しました。
大変お辛く、また悔しい思いをされましたね。憎しみや恨みの気持ちが出てくるのも致し方ないと思います。
でもそれではあなたが苦しい・・・だからこそお悩みなのですね。
まず大切なことはたとえ憎しみや恨みの感情であっても、感情それ自体に善悪があるわけではないということです。感情は自然な反応です。雨が降る条件がととのえば雨が降る様に、恨みの感情が湧く条件がととのえばそうなるものです。
あとはそれを増幅してしまわないこと。その感情に飲まれて、それを起因とした行動をしてしまわないことです。
あなたは今、知識を身につけるために頑張っていらっしゃるとのことですが、それを会社を見返して恨みをはらすためのような気持ちでしてしまうと、いつまでも恨みが湧いてくる環境にみずから身を置くことになってしまいます。
過去の恨みはそれはそれとしてそっとしておいて、これからのあなたはあなたの幸せのために行動する。あなた自身のこれからのために行動を選択し実行していく。
その中でいつしか恨みが湧いてくる条件は薄まっていくのではないでしょうか。
気持ちを変えてから次に進むのでなく、次に進んでいくなかで気持ちが昇華されていくという順序です。
お相手の方があなたと同じ熱量のお気持ちならば、会社からの制限は何らかの方途で乗り越えられたのかもしれません。そうならなかったのであれば、お相手の真意はわかりかねますが、あなたとおなじ気持ちではなかったのかもしれません。
あなたは本当のあなたの幸せのためにこそ、これからの行動を選択してください。過去の清算や復讐ではなく、あなたのこれからのためにこそ。
応援しております。



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