妖怪を描くとき、お参り、お祓い等は必要か
私は画家です。まだ駆け出しですが、自分の引き出しを増やすため、来年は違った画風に挑戦しようと思い、それに関する書物を読みこみ、画集なども買いました。
その中でもヤマタノオロチ、九尾なども描きたいと思いますが、特にヤマタノオロチは極めて縁起の悪いものとどの本にも書かれています。
そこで相談ですが、ヤマタノオロチや九尾などの呪われた生き物、架空の生き物とはいえ縁起のいい生き物ではないので、描く前に神社、お寺などでお祓いをしてもらった方がいいでしょうか?
他にも、白虎、朱雀、玄武、青龍、鳳凰なども描きたいですが、描きますがどうか許してくださいとお参りぐらいするべきでしょうか?
ご回答お待ちしております。
お坊さんからの回答 3件
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
伝承されてきたものですから、お祓いよりも敬意を。
日本神話において恐ろしいものとして、記されていますよね。自然災害や破壊の象徴として表現するために、描かれてきた存在です。それは、人間の不安や恐怖が生み出した姿といえるかもしれませんね。
あなたが描きたいと思った理由は?お祓いをしたいのは、災いの心配でしょうか。
自然の圧倒的な力を持つ「神(荒神)」として恐れ敬う、日本古来の信仰(自然崇拝)として伝承されてきたもの。
古代の人々は、恐ろしい存在であっても、それを排除するだけでなく、丁重に祀ることで守り神に変えてきました。
あなたも、お祓いよりも敬意を表し、描いていきませんか。
仏教の教義には、「祟り」や「呪い」といった概念は存在しません
ご相談ありがとうございます。
まずお聞きしたいのは、「なぜ妖怪を描きたいのか」という点です。画家として純粋に芸術作品を生み出したいというお気持ちがあるのであれば、必要以上に他のことを気になさる必要はないでしょう。
僧侶の立場から申しますと、仏教の教義にはそもそも「祟り」や「呪い」といった概念は存在しません(神道での解釈は異なりますのでコメントは控えます)。
また、ご相談にある「縁起」という言葉ですが、仏教における「縁起」とは「すべての物事は原因と条件(因縁)によって成り立っている」という「縁起の法則」を指します。決して世俗で言われるような「運の良し悪し」を意味するものではないのです。
ですから、描く前に恐れを抱く必要はありません。ご自身の「新しい画風に挑戦したい」という前向きな思い、その素晴らしいご縁を大切にして、どうか思いのままに筆を走らせてください。ご活躍を応援しております。
拝
縁起寺 釋聴法
よかったら手を合わせて下さいね
拝読させて頂きました。
あなたが妖怪を描く時にお祓いをして頂いた方がいいのか?と思っているのですね。あなたがそう思うのもわかるように感じます。
基本的には特にお祓いをしてもらわなくてもいいと思います。あくまでもあなたの頭の中でイメージした想像のものですからね。
あえていうならあなたが描こうとイメージした時にそのものに対して敬意をもって心の中で手を合わせて頂くことはとてもいいのではないかと思います。
おそらくそのように敬意をもって描いてみるとそのものへのあなたの心もしっかりと向き合いますし、描くものもとても素晴らしいものになるでしょう。或いはよりリアルに描けたり心が宿っているように見えるかもしれません。
もしもどこかの神社やお寺に行って妖怪等の姿を見たら手を合わせて下さいね。きっとあなたのことを守って下さるでしょうからね。
どうか素晴らしい作品を描いて下さいね。あなたを心より応援させて頂きます。



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