わかります！私もそうでした。

　仕事をお願いしたくても、「忙しいのに仕事をお願いして迷惑にならないだろうか」、悩みについても「相手にこの気持ちが分かってもらえるだろうか」などと考えてしまい、結局ひとりで抱えこんで苦しんでいました。

　でも、以前、お坊さんの青年会活動をしていた時、どうしても締め切りに間に合わない事がありました。その時私は初めて周囲に助けを求めました。そうしたら、みんな喜んで手伝ってくれたんですよ。あっという間に仕事が片付きました。悩み事の事も、Facebookにちょっと書いてみたら、多くの方に共感を頂いたりして、なんだ、そんなに自分ひとりで抱え込むことなかったんだ、って思いました。

　あなたも、相談する相手がいるなら、どんどん頼りにすると良いですよ。
　あなただって、誰かに頼りにされればうれしいですよね。周りの方も、「あなたに頼りにされてうれしい」って思ってくれるはずです。是非周囲を頼りましょう。それでも節度を持ってほどほどにね。
　もちろん、頼りにさせてもらったら、きちんとお礼を言いましょう。またあなたも、他の誰かに頼りにされるようなことがあったら喜んで協力するようにしましょう。

光禪

・曹洞宗／静岡県／50代 平成27年鳳林寺住職。平成28年hasunoha回答僧登録。 好きな言葉は「和顔愛語」。和やかな顔と思いやりの言葉という意味です。曹洞宗開祖道元禅師は、愛語には世界を一変させる力があると仰っています。回答には厳しい言葉を入れることもありますが、相手を思いやる気持ちがあってこその言葉と捉え、受け止めていただきたいです。 ※質問の答えについて、話の大筋は変えませんが、投稿してから誤字脱字を直したり、内容をよりわかりやすくするため、若干加筆修正することがあります。ご了承ください。 ※「お礼」は必ず拝読していますが、それに対して回答の追記は原則しないことにしています。ご了承ください。 ・回答する件数は減っていますが、ほぼ全ての質問とつぶやきに目を通しています。

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