自分を許すとはどういうことですか
4年前転職し、憧れの職場で働けるようになりました。
業務の幅を広げたいと資格試験の勉強もしていましたが、今年の1月上旬に不合格がわかり、また親の通院の付き添い、仕事上の業務負荷が重なり、今年の1月下旬頃から心療内科に通っています。
職種は経理なのですが、四半期決算に加え、私が1人で担当している業務受託先の決算も重なり、5月頃上司にこのままでは業務継続が難しいため、負担を減らして欲しい旨を伝えたところジョブローテーションが決まり、「他の人ならパパッとできるから」と上司から言われてしまいました。
元々雑な扱いをされているな、とは感じておりましたが、上司に相談しても噛み合わない状態に症状が悪化し病院を変え、3度目の診察の今日、医師に「薬は最小限でどうにかなる。あなたは普通に話せるし、会社にだってなんとか行けている。自分を許し認めてあげることが今後のテーマになると思う」と言われました。
前置きが長くなってしまいましたが、そこで昔こちらで相談した際に「自分を許してあげてください」というようなことを言っていただいたことを思い出しました。
ずっと、それがわたしの人生のテーマで、それができないから苦しんでいたんだと気づき、再度こちらに相談してみようと思った次第です。
許す、認める、というのがとても難しいです。どうすればそれができるのかもわかりません。そもそも私は自分の何を許さなくて認めてあげれないのか、それもわかりません。
医師からは、虐待されていたのであればカウンセリングを受けましょうと言われています。でも、私ももういい歳で生い立ちなどを言い訳にできるわけでもなく、ましてや職場においてはそんなことは関係ありません。
話がまとまらず申し訳ないのですが、どうしたら自分を認めて許して生きやすくなりますか。
お坊さんからの回答 4件
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手放すということは、万全の自分にするためスペースを空けること
いろんな状況が同時に重なると、保っていた気持ちも引っ張られてしまうことがあります。
もちろん、一つのことが良き方向へと追い風になる場合もありますが、「今まで出来ていたのに」「こんな事がなければ」「どうして私が」と、後ろ向きな感情が起きれば、全てが悲しい出来事のように、自信を失ってしまいそうになるでしょう。
ですが、状況が保ってきた気持ちを揺さぶるのです。無理もありません。今までが、頑張って保ってきていたのですよ。
出来ていないと自分に厳しくするよりも、今までが頑張ってきたのだと、褒めてあげましょう。
そして、今ある力で、何から取り組むか、どうすれば無理がないかを、立て直していきましょうね。
自分のキャパは限られています。容量いっぱいになれば、どこかがキツくなるものです。緩めたり、外したりしながら、容量に隙間を作っていきましょうね。
そして、手放すことは出来ないということではなく、万全の自分にするための余裕(スペース)を空けることなのです。私もよくやりますよ。スペースがある方が、心に余裕を持てるからね。保ちやすくなる秘訣なんです。
あなたも、今一度 立て直す力をね。
理想通りにできない生身の自分を、責めつけるのをやめること
ご相談ありがとうございます。。お医者様の言葉、そしてご自身の根源的な問いに気づかれたこと、それ自体が素晴らしい「一歩」です。
仏教には、自分自身に慈悲を向けるという大切な視点があります。自分を「許す」とは、罪を免除することではなく、「理想通りにできない生身の自分を、責めつけるのをやめること」です。
あなたは今、何重もの重い荷物を背負って必死に坂道を登っています。それなのに「他の人のように涼しい顔で登れない私はダメだ」と、自分で自分を鞭打っている状態なのですね。お釈迦様の教えに『第二の矢を受けず』というものがあります。不合格や過重業務、上司の言葉という「一の矢」でただでさえ傷ついた上に、「だから私は無能なんだ」という自己否定の「二の矢」を、自分で自分の胸に刺してはいけません。
「許す」の語源は「緩ます(ゆるます)」です。ピンと張り詰めた心の糸を、そっと緩めてあげること。
今夜から布団の中で、ご自身に合掌するような気持ちで伝えてみてください。「今日も会社に行き、親を想い、本当によく耐えて生きたね」と。他人の歪んだ物差しで、尊いあなたを測る必要などないのですから。
拝
縁起寺 釋聴法
何も考えない。
お世話になります。
自分を許す、自分を認める。
これは本当に難しいことです(笑)。
私も五十年以上生きてきましたが、未だによく分かりません。
ただ、お便りを拝見していて思ったのは、あなたは十分頑張っているのではないでしょうか。
資格試験に挑戦し、親御さんの通院に付き添い、業務負荷に耐えながら会社へ通い続けている。
しかも、苦しくなったら病院へ行き、助けを求めることもできている。
それなのに、
「もっと頑張らなければ」
「もっとできるはずだ」
と自分を責め続けているように見えます。
医師の先生が仰った
「自分を許し認めることがテーマ」
という言葉も、
何か特別なことをしなさいという意味ではないように思います。
私は、
自分を認めるというのは、
「今の自分に合格点を出すこと」
ではなく、
「合格でも不合格でも、自分は自分だと認めること」
ではないかと思っています。
資格試験に落ちてもあなた。
仕事が遅くてもあなた。
心療内科に通っていてもあなた。
そこに優劣はありません。
敢えて申し上げれば、
それで何か?
なのです。
不足していると思えば何かを足そうとする。
駄目だと思えば何かを捨てようとする。
私たちは一生懸命に自分を作り変えようとします。
でも少し立ち止まってみると、今まで見えなかった景色が見えることがあります。
ですから、まずは大きな答えを探さなくていいと思います。
30分、公園を歩いてみる。
10分、お風呂で目を閉じて深呼吸してみる。
空を見上げる。
風を感じる。
そんなことから始めてみてください。
自分を許すというのは、自分を好きになることではなく、
「今日もよくやったな」
と静かに認めてあげることなのかもしれません。
合掌
自分を認めていきましょう
拝読させて頂きました。
会社でそのようなことがあったのですね。詳細なあなたや会社のことや上司のことはわからないですけれども、あなたがキャパシティ限界で一杯いっぱいになっていること、あなたが改善を申し出てそのようなこと言われたのですね。あなたとするととても不安になってしまうと思います。あなたのお気持ち心よりお察しします。
ここでも言われたことがあるのですね、医師からも自分を許してあげることが大事だとアドバイスしてもらったのですね。あなたの状態はわからないですが、少なからずあなたは今まで頑張ってきたのですから、あなた自身のことを認めていきましょう。そしてあなたのことを許していきましょう。
人間は誰でも有限なのです、当然ながら限界があります。自分が頑張ってきたことを自ら認めて受け入れ自分を褒めてあげて下さいね。
上司からそのように言われたとしてもあなた自身はあなたのできることをできるだけ頑張ってきたのですから充分だと思います。
多少嫌味なことを言われても気にする必要はありません、会社に対して他の人と分担してもらい業務改善を求めていきましょう。
そのように自分を認めて許していきましょう。
あなたがこれからも自らのことを認めて自信もって毎日を生きることできますように、皆さんとお互いのことを尊重し合い助け合いながら充実した毎日を生きることできますように、切に祈っています。
そしてあなたを心より応援させて頂きます。
質問者からのお礼
相談に乗っていただき、ありがとうございます。
自分で自分を責めないこと、よくやったと褒めてあげること、できることから少しずつ始めてみたいと思います。
また、「許す」の語源は「緩ます」なのですね。その言葉にぐっときてしまいました。
偶然なのですが、私の名前には「緩」の字が入っているのです。こんなに近くに答えがあったのだと、とても温かい気持ちになりました。
最後になりましたが、改めて感謝申し上げます。



午後から夜の時間帯は都合がつきやすいです。
◆こちらから、無理に聞き出すことは致しません。
言いにくいこと、言えない気持ちも大切にします。あなたのお気持ちのままに、ゆっくり待ちながら、その気持ちを大切に受け止めたいと思っています。
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(相談は、hasunohaオンライン相談より受付下さい。お寺へのいきなりの電話相談は受けていません。法務が優先なので)
◆一人で悩まないで。待っていますね(﹡´◡`﹡ )