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私の人生…

回答数回答 1
有り難し有り難し 16

私は14年間、介護だけにあけくれ、18歳から32歳まで、実家で介護と家事をしていました。
父は面倒を見るのはお前だけだからと、内定していた仕事を断れといい、高校卒業後、そのまま介護生活に入りました。

母親の病状は壮絶で、診察拒否された事も
何度もある様な酷い精神的な病状でした…
そんな母親と一日中、2人の生活。
父親は外部にそんな母を見られたくないのか
親戚や施設への相談を拒み、私が必死に病院探し
通院、介護、家事、すべてやりました。
そんな中、母は自宅の2階から飛び降り頚椎粉砕骨折をしたりもして…。
でもその時、救急車で運ばれて背中にプレートを
入れる手術の時も、俺は仕事があるからと会社に戻りました…

32歳まで介護をした後、両親の過剰な執着と
依存が酷いので、医師から実家から離れないと
私がダメになるとの事で、現在実家から数分のアパートに一人暮らししています。

ですが、14年の介護、友人に会えなかった悲しさ…社会からの置いてきぼり感から、介護欝になり、私も両親の相談をするのに8年ほど心療内科に通っています

仕事にも1度つきましたが、両親が電話したり、来てしまったりして、最終的には重度の顔面麻痺になり、医師から精神的な負担から来てるから
自分を大事にしなさいと言われ、約5年退社してからたって今に至ります。

はっきりいって、私の将来、人生に希望が全く
もてません。でも、1度は自分も家庭を持ったり
安心していられる環境、居場所、心から笑える
平凡で裕福じゃなくていいから、心から幸せだと
思える時が欲しかった…

私は介護をする為に生まれてきたわけじゃないし
未だに母親は病状でもう仕方ないですが…
父親からは14年の介護を「当たり前」と
片付けられ困った時ばかりすがり付いてきます…
私は都合の良い便利屋といった位置付けです
(これは、現在心療内科で、両親と私を診察している心療内科の先生も言っていた事です)

私が1度は本当に心から幸せを感じたいと願うのは贅沢ですか…もうつかれました…


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お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

22年間本当にお疲れ様でした。

あなたの経験は誰も真似ができるものではありません。ほんとうによく耐えましたね。立派ですよ。本来ならお父さんがお母さんの面倒をみるから、お前は幸せになりなさい。というべきなんでしょうし、私なら必ずそうしました。子どもの幸せが最優先さんだから。また、あなたは18歳まで親の世話になりましたが、その後この期間より長い22年間逆に面倒をみたのだからもう十分です。ほんとうにご苦労さまでした。あなた自身がわかっていらっしゃるように、過去は変えることができませんが、未来はこれからつくることができますよ。まだ遅いということはありません。客観的にみて、お母さまはご自宅で介護できる状況にはありませんよ。入院されたら専門的な看護を受けることができますし、あなたも自由になれます。ありったけの誠意を尽いて入院させてください。医療保護入院という方法もあります。医師と相談してください。わたしは精神科ソーシャルワーカーでもあります。もしも入院にお父さまが同意されないなら、あなたは誠心誠意の限りを尽くし、かつ親の養育を受けたよりも長い間、介護をしてきたんです。もう遠慮はいりません。家をでて一切の関係を絶つことです。携帯を変え、連絡先は一切教えず、遠く新しい場所で新生活を始めてください。
どうかお幸せに。あなたならこれから幸せを必ず作れます。あなたは幸せになる資格のあるお方なんですよ。いままでたくさん徳を積み上げてきたんだから、これから少し使ってもいいんです。遠慮はいりませんよ。必ず幸せになってくださいね。祈っています。浄光寺

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有り難し
おきもち

浄光寺の三浦康昭です。 くよくよと考えてもしかたがありません。明るく前向...
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質問者からのお礼

お忙しい中、ご回答を頂きありがとうございます。現在仕事が5年ドクターストップで出来ておらず、家賃を親に払わせておりその部分で、毎日なんて私は親不孝なんだと自分を攻めています…。自分がいなければ家賃分親が毎月何か出来たのかもしれないのにと…。

14年の自由のない寝る間もない介護は、自分しかする人間がいなく、親がそうなったので当たり前だし、医師やカウンセリングの先生に話しても誰もが出来る事ではないといわれるのですが、未だに自分がよくやったとも、凄いとも偉いとも一切思わないのです。「やるしか選択肢があの頃の自分にはなかったから」。

もう、自分で縁を切って引っ越す等の余力は
残っていないのです…
自己嫌悪の塊にさらになります…

少しは自分がこなせた事を認められれば違いますが…。

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