自分の感情とどう向き合えば良いですか?
以前、質問させてもらい
気持ちも前向きに頑張っていかなきゃ
と日々過ごしてきましたが
心にざわざわする黒い感情が溢れてきます。
どうしても、彼が亡くなった時の事で
あの時何で助けてあげられなかったのか?
私がちゃんと見ていれば助かったはずなのに、私が殺したんだ…と急に負の感情に襲われます。
最近は写真の中の彼に申し訳なく
思ってしまったり、一人の時間が
辛すぎて姿を探してしまう自分にも
遺影にも、目を背けたくなってしまいます。
今は、一人の時でさえ泣くことを
我慢して考えないように
逃げてしまいます。
私に泣く資格があるのか?
と思ってしまいます。
私はどうやったら自分の感情をうまく
コントロールできるのでしようか?
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
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供養について
おかあちゃん様
川口英俊でございます。問いへの拙生のお答えでございます。
先のご質問も読ませて頂きました・・これからという時に急なお別れになってしまわれたのですね・・誠におつらいことでございます。
とにかく、あまりご自分をお責めになられませずに、どうか亡き彼氏様のご供養をお勤め頂けましたらと存じます。
その供養も、「供(とも)に養う」として、亡き彼氏様と一緒に、あるいは、皆と一緒に、悟りへと向かうための行い(智慧の修習と功徳の集積)を養って共有していくということになります。
「悟りへと向かうための行い」(智慧の修習と功徳の集積)と言ってしまうと、難しいことになりますが、私たちの世界というものは、お互いがお互いで助け合い、支え合い、分かち合いによって成り立っている世界であることをよく理解して、思い遣り、気遣いの心を持って、色々と配慮し合って、皆が幸せになれるような行い(功徳)を少しずつでも努めて調えていくということでございます。
とにかく、まずは、ご家族仲良くに協力し合って、励まし合って、ご家族が幸せに過ごしていくことからでも良い功徳、供養となって参ります。
ご家族に笑顔がいっぱいあれば、亡き彼氏様もきっと安心されますことでしょう。
亡き彼氏様のご冥福を心から祈念申し上げます。
川口英俊 合掌
質問者からのお礼
川口様
温かいお言葉に涙がでてしまいました。
感謝申し上げます。
彼の御家族や彼の息子さん達には
優しく、寛大な心で接してもらって
いる今私は一人ではないんだと改めて
実感いたしました。
彼の御家族と彼の昔話をしながら、
笑い合い、時に涙し…。
そんな日常でも彼の供養になって
いますか?
私の辛い気持ちを打ち明けることは
中々できませんが…(哀しみから立ち直ろうと奮闘している御家族にこれ以上負担はかけれない気持ちがあり…)
前向きになれるよう一歩ずつ
前に進んで行きたいと思います。
マイナスな感情を拭うことに
まだまだ時間がかかりそうですが…
こんな姿を望んでない
彼がこれ以上悲しまないように…。
今私ができる供養をしながら
彼の想いと共に歩んで行こうと思います。
本当にありがとうございました。